ギター初心者のためのエフェクター選び!最初は何を買えばいいの?

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「エフェクターがほしいんだけど、まだギター初心者で、エフェクターはどれを買ったらいいのか分からない」というのはよくある悩み。

筆者も今はギター歴10年以上ですが、ギターを始めたばかりの頃は右も左もわからず、とりあえず楽器屋さんのエフェクターコーナーに行って安いものを買って失敗した覚えがあります。笑

そんな悲しい思いをするギター初心者が少しでも減って欲しいと思い、今回はエフェクターを選ぶコツや、ギター初心者におすすめな機種などを解説していきましょう。

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エフェクターは大きく分けて2種類!

エフェクターは大きく分けて「コンパクトエフェクター」と「マルチエフェクター」の2種類に分けられます。

コンパクトエフェクター

コンパクトエフェクターは1台につき1種類のエフェクトが使えます。

例えば歪み系なら歪ませるだけ。

その分サイズが小さくまとまっていますし、エフェクトの質も高めです。

マルチエフェクター

いろいろなエフェクトが一台で楽しめるのがマルチエフェクター。

これ一台で歪みやワウ、空間系など、必要なエフェクターは大体揃うので、荷物を減らしたいギタリストも使っている人が多い。

サイズは大きめですが、最近では小さいものも増えてきています。

エフェクトの質は値段によって全然違っていて、高いマルチエフェクターだとコンパクトと同等以上のクオリティになりますし、安いものだと全然ダメということもよくあります。

初心者が買うべきエフェクターはコンパクト?マルチ?

コンパクトエフェクターとマルチエフェクター、どちらが初心者向けかというと一概には言えません。

個人的には下記の基準で選ぶことをおすすめします。

コンパクトエフェクターがおすすめな人
  • 既に欲しいエフェクターが決まっている
  • 1つ1つのエフェクターにこだわりたい
  • エフェクターの種類はそんなに多くなくていい
マルチフェクターがおすすめな人
  • 自分が本当に欲しいエフェクターがまだ分かっていない
  • いろんなエフェクターを試してみたい
  • 安い予算でいろんなエフェクターを揃える必要がある

おすすめのマルチエフェクター

マルチエフェクターを最初に買おうと決めた人は、将来的にコンパクトを揃えていく前段階でマルチを使っているのか、それともずっとマルチだけでやるつもりなのかによって買うものが変わってきます。

しばらくはマルチエフェクターだけでやっていこうと思っている人なら、値段は出せるだけ出しておいたほうがいいです。

マルチエフェクターは価格帯で音質がかなり違ってきますし、最初に安いものを買うとあとで高いものが欲しくなり、結局高いものを買うことになるので、最初から出せるだけのものを買っておいたほうが金銭的にも気持ち的にも負担が少なくなります。

BOSS GT-1

マルチエフェクターを買うなら最低限このくらいのラインです。

BOSSはエフェクターの大手ブランドなので、安心感もありますし、音質もそこそこ良い。

アンプシミュレーター機能があるので、自宅でヘッドホンをすればアンプで音を出しているかのように練習することもできます。

初心者におすすめのコンパクトエフェクター

次はコンパクトエフェクターについて。

コンパクトエフェクターは1つのエフェクターで1つの効果しかないので、欲しいエフェクトによってエフェクターを買い足さなければいけません。

とはいえ、最初から何個もコンパクトを買える人はそこまで多くないと思うので、優先順位をつけて揃えていきましょう。

プレイスタイルや目指している音楽性によって必要なエフェクターは変わってきますが、おそらくほとんどのギタリストは歪み系エフェクターから揃え始めるのが定番です。

歪み系エフェクターというのは、音を歪ませてかっこいいサウンドを得るためのエフェクターで、ギターサウンドの要になる大切なエフェクター。

まずはこの歪み系から購入し、徐々に必要なエフェクターを揃えていきましょう。

歪み系には大きく分けて

  • オーバードライブ
  • ディストーション
  • ファズ

の3種類があり、「オーバードライブ<ディストーション<ファズ」の順番に歪み方が強くなっていきます。

単純に歪みが強ければ強いほどいいというわけではなく、求められる音によって使うエフェクターも買えるのが普通。

初心者にとってファズはかなり歪みすぎて使い所が限られてしまうので、まずはオーバードライブかディストーションのどちらかを買うといいと思います。

FULLTONE OCD

オーバードライブならOCDはかなりオススメ。

プロアマ問わずかなり人気のオーバードライブなので、楽器屋に行けば必ず置いてあると思います。

優等生的なオーバードライブエフェクターで、特に癖がなく、はじめてのエフェクターにもぴったりです。

歪みの幅が結構広いので、オーバードライブからディストーションくらいまでは歪ませられます。

Suhr Riot

ディストーションの中でも定番なのがこちら。

プロギタリストにも愛用者が多く、ライブなどで使っているのをよく目にします。

歪みのキャラクターが3種類用意されていて、それぞれスイッチで切り替えることができるので、コンパクトエフェクターの中ではかなり音作りの幅も広めです。

おわりに

エフェクターはギタリストの個性にもなる重要な機材。

だからこそこだわって、自分にぴったりの一大を見つけてみてくださいね。

このページが皆さんのエフェクター選びの助けになれば幸いです。

それではまた!

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