【聴き比べ】おすすめワウ・エフェクター8選を比較【ギター歴15年が選ぶ】

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ワウは踏み込むと、文字通り「ワウワウ」という効果を得られるエフェクター。

飛び道具系のエフェクターの中でもトップクラスの人気を誇っており、歪みエフェクターを使わずアンプ直結派のギタリストでもワウだけは持っているという人がたくさんいます。

ファンクやロック、ポップスなど多くのジャンルで使われるエフェクターなので、ギタリストなら1台は持っておきたいエフェクターと言えるでしょう。

とはいえ、一言にワウといっても沢山の種類があるのでどれがいいか迷ってしまう人がいるかもしれません。

今回はそんな人のために、ギター歴15年の筆者がオススメのワウペダルをいくつか紹介したいと思います!

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VOX / V847A Wah Pedal

VOX製のワウは1960年代に初めて登場してから長年に渡って、多くのギタリストに愛されてきました。

有名なところではジミ・ヘンドリックスやジミー・ペイジ、エリック・クラプトンなどの伝説的なギタリストたちに愛用されており、まさにワウの代名詞とも言える製品です。

VOX製のワウはいくつか種類がありますが、この「V847」は現在のVOX製ワウのラインナップでは最もスタンダードなモデルで、アダプター給電に対応しており、より現代的な使用に耐える製品になっています。

入力部にバッファを搭載することによって、オンオフ時のポップノイズが抑えられていたり、前後のエフェクターとのマッチングの問題も起こりにくくなっているのもオススメポイント。

ワウとしての音色は、チャカポコ系のまろやかな音質というよりも、どちらかというと攻撃的なワウといった印象です。

バッキングはもちろんですが、ロックでのリードトーンや、半踏みでの独特な音色を楽しむ目的でもオススメできるワウと言えるでしょう。

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Jim Dunlop / GCB95F Cry Baby Classic

VOX製とならんで、ワウの代名詞的な存在のクライベイビー。

このワウも多くのギタリストに愛され続けている、生きるレジェンド的なワウで、エリック・ジョンソンなどが愛用したことで知られていますね。

こちら「GCB95F」は1960年代に登場したオリジナルモデルと同等の、イタリアFASEL社のインダクターを搭載していることで、よりビンテージライクなサウンドになっています。

トゥルーバイパス方式なので、オフにしたときの音質への影響も少なく、音にこだわるギタリストにもオススメ。

ローミッドの密度が濃く、クランチ気味なマーシャルアンプと組み合わせるだけで、往年のロックで有名なワウサウンドを手に入れられます。

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Xotic / XW-1

ワウペダルというと、踏んで音が変わるだけのエフェクターというイメージがありますが、もっと自分好みに音をカスタマイズしたいというギタリストも多いんじゃないでしょうか。

そんな音へのこだわりがあるギタリストの皆さんにオススメしたいのがこちらのXotic「XW-1」。

XW-1は1960年代に製造された、ジミ・ヘンドリックスやジミー・ペイジなどが使用したイタリア製ワウ「Clyde McCoy Wah」を元に、より現代的な使用に耐えうるように設計されています。

例えば、ボディ横には「BIAS」、「WAH-Q」、「TREBLE」、「BASS」という4種類のノブを搭載していることで、ギターの個体差による音の微調整はもちろん、積極的な音作りも可能です。

もっと細かく音色を追求したいときには、内部に搭載されているDIPスイッチを使用することでさまざまな効果を得ることができます。

電池使用時には電池の残量が半分以下になるとLEDが点滅してくれたり、サイズもコンパクトにまとめられていたりと、音色以外にも利便性を追求しているワウといえるでしょう。

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BOSS / Dynamic Wah AW-3

オートワウと普通のワウ、その機能を一台で担えるという、従来のワウのイメージを覆してくれるBOSS「Dynamic Wah AW-3」です。

こちらのワウは王道のワウサウンドだけでなく、ペダルの半踏みサウンドやオートワウ、人の声のような「HUMANIZER」、ギターシンセのような「SHARP」など5つのモードを搭載。

ピッキングの強さで反応する従来のオートワウだけでなく、テンポを設定すれば周期的にワウの開閉を行ってくれるので、高速でワウを開閉させるような従来のワウでは難しいようなサウンドも可能になっています。

また、エクスプレッションペダル(Roland EV-5 推奨)を接続すれば、従来のワウペダルと同じように、足でワウの開閉が行えるので、非常に広いシーンで使用ができるワウです。

ギターだけでなくベース用のインプットもあるので、ベーシストの方にもオススメできます。

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BOSS / PW-3 Wah Pedal

多くのワウはオンにした途端、低音域が削られることが多いですが、BOSS「PW-3」は一味違います。

このワウはオンにしても低音域を維持し続け、従来のワウよりもよりレンジの広い迫力のあるサウンドを得ることが可能です。

こだわりの低ノイズ・フルアナログ回路を採用していることで、サウンド自体のポテンシャルもかなり高く、さすがエフェクター界のトップを走り続けるBOSSといった印象ですね。

もちろん伝統的なワウサウンドも楽しめるように、背面のスイッチで「RICH」と「VINTAGE」、2種類のワウサウンドを切り替えることができます。

また、踏み心地の調整も可能になっており、サウンドのクオリティと利便性の高さを両立しているワウのひとつです。

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JIM DUNLOP / CBM95 CryBaby mini

ワウが欲しいけれど、ペダルボードのスペースに余裕がないという方にオススメなのがこちらのモデル。

「CBM95 CryBaby mini」はジムダンロップの名機、クライベイビーを従来の1/2のサイズへとコンパクト化されています。

ちなみに重量は1/4になっているので持ち運びも楽になっています。

小さくなったことで踏み心地やサウンドも変化してしまっているのでは?と思う方もいるかも知れません。

しかし、小型化されたとはいえ、従来のクライベイビーサウンドはそのまま、踏み心地も通常サイズと同様なので、ワウにこだわりがある方にもオススメできます。

また、内部のDIPスイッチへアクセスすれば、ノーマルサウンドの「GCB95」、低音域を強調した「Low」、60年代のヴィンテージサウンドを感じられる「Vintage」の3つのモードを切り替えることもできます。

さらにこちらはトゥルーバイパス回路を採用しているので、ワウペダルにありがちな音痩せの問題も回避することが出来るようになっている点もオススメポイントです。

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BEHRINGER / HB01 Hellbabe

とにかく低価格でワウサウンドを楽しみたいという方にオススメなのがこちら!

手に入れやすい価格でハイクオリティな製品を販売しているメーカー、BEHRINGERの「HB01 Hellbabe」です。

通常のワウはペダルを踏み込んでオン・オフの切り替えをすることが多いですが、このワウにはスイッチがありません。

光学コントロールを採用していることで足を乗せて踏み込むだけで自動でオン・オフが切り替わるという驚きの仕様。

これによってワウにありがちな踏み間違いがなく、摩擦も少なくなるので壊れにくくなっています。

ワウのかかり具合はかなりまろやかで、噛み付くようなワウを期待する人は注意してください。

ただ、きつすぎないワウを探している方には値段関係なしにオススメです。

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Behringer(ベリンガー)

Ibanez / WH10V3 Wah Pedal

VOX製やジムダンロップ製のクライベイビーとならんで、ワウフリークスの間で支持されているペダルです。

元レッチリのギタリスト、ジョン・フルシアンテが愛用したことにより、オリジナルモデルはプレミア価格がついていますが、実は彼が使用する前から密かな人気があったワウペダルのひとつ。

ワウというと重いペダルというイメージがありましたが、「WH10V3」は軽量設計なので、持ち運びがかなり楽になっています。

何よりもサウンドが独特で、音色変化がかなり滑らかになっており、半踏みで特定のレンジをブーストさせる使い方にも定評があります。

「DEPTH」のノブをコントロールすることでワウ効果のかかり具合を調節できるだけでなく、ギター/ベースの切り替えスイッチを搭載していることでさまざまなシチュエーションで使うことができます。

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Ibanez(アイバニーズ)

まとめ

以上がおすすめワウの紹介でした!

自分の好みに合うものを選んで、最高の音楽ライフを送ってみてくださいね。

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