【作曲】最強の上達法「耳コピ」で圧倒的成長をしよう!

よく作曲の上達には毎日作り続けることが大切と言われますが、何も考えずに曲を量産してもある一定のところで成長は止まってしまいます。

これは何故かというと、「毎日作り続けること」が目的になってしまっているから。

毎日マラソンを走り続ければ、最初はタイムも上がってきますが、きちんとしたフォームやペース配分などを学ばなければある程度でタイムは頭打ちになりますよね。

走って健康維持をするのが目的ならそれでもいいのですが、タイムを伸ばすことが目的なら、ただ闇雲に走り続けても意味はありません。

 

それと同じで、曲を作ることだけが目的なら毎日好きなように作曲すればいいのですが、プロを目指している人や、他人に聴かせても恥ずかしくない作品を作ろうと思っているなら、一歩踏み込んだ努力が必要になります。

作曲の上達法に正解はありませんが、本気で上達したいときに筆者がオススメしているのが「耳コピ」をすること!

今回はそんな作曲の上達と耳コピの関係性について深掘りしていきたいと思います。

 

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作曲の上達には「耳コピ」

繰り返しになりますが、作曲の上達には真似がぴったりです。

耳コピをするのがオススメな理由

音楽のインプットとアウトプットの方法を身につけることができるからです!

 

突然ですが、皆さんは何も見ずに日本の国民的アニメ「サザエさん」を正確に描けますか?

ほとんどの人はサザエさんを観たことがあると思うのですが、絵に描いてと言われると正確に描ける人はかなり少ないんじゃないでしょうか。

もちろん本物のように描ける人も中にはいると思います。

なぜそのような違いが生じるかといえば、サザエさんの絵をきちんとインプットして、それをアウトプットした経験があるかないかの差です。

逆に言えば、何十回、何百回とサザエさんのアニメを観ていたとしても、きちんと顔の特徴をインプットし、それを実際にアウトプットしないと本物のように描くことはできません。

 

音楽にも全く同じことが言えて、何百回と聴いた曲でも聴いただけではわからないことがたくさんあります。

耳コピは、音楽をより緻密にインプットする力と、それを自分の手で再現する力を成長させてくれるわけですね。

作曲をするときにも、「自分の頭の中に鳴っている音楽を耳コピし、それをDAWや譜面に再現する能力」が重要になってくるので、耳コピは重要なんです。

 

あなたが作曲したいと思ったきっかけはなんですか?

すぐに成果を出したいなら、なんでもかんでも手当たり次第に耳コピをすればいいというわけでもありません。

大抵の人には「作曲をしたいと思ったきっかけ」があると思いますが、そのきっかけとなったアーティストや音楽ジャンルの曲を耳コピしましょう。

作曲のきっかけともなるようなアーティストやジャンルは、あなたの好みにバッチリ当てはまる曲が多いと思うので、作曲をするときに手法を学んで置くと役立ちます。

 

耳コピをしてもオリジナリティは消えない

ここまで読んで「いや、耳コピなんてしたらオリジナリティが無くなってしまう。猿真似なんて嫌だ」という人もいるかもしれませんね。

そういう方は好きに作ってしまってOKです。音楽は自由ですから。

ただひとつ言いたいのが「耳コピをしたぐらいで無くなってしまうオリジナリティなら最初から無いのと同じでは?」ということです。

やっているとに分かってきますが、他人の曲を耳コピしているうちに、絶対に「自分ならこうする」という部分が出てきます。

そういった、無くなりようがないオリジナリティに気付くきっかけになるのも耳コピのメリットではないでしょうか。

 

耳コピから学べること

では、実際に耳コピでどんなことが学べるのかを紹介します。

音楽のパターンやジャンル感

音楽にはジャンルによってさまざまな「基本パターン」が存在します。

例えばJ-POPではAメロ、Bメロ、サビといったパターンなどが有名ですよね。

こういったパターンは順番に並べれば勝手に出来上がるわけではなく、音楽自体に「Aメロらしさ」や「サビらしさ」がなければ、気持ちいい曲にはなりません。

耳コピをすることで、これらの音楽のパターンを作り出す能力が身につけられますし、結果としてさまざまなジャンルの曲を作ることができるようになります。

 

メロディやリズムの構造

メロディやリズムも聴いているだけではなかなか作れるようにはなりません。

聴いていて気持ちがいいリズムや、思わず口ずさんでしまうようなメロディには共通点があるので、実際に自分の手で再現できるようになると身につきやすくなります。

耳コピをすると、譜面やピアノロールで構造が視覚的に見やすくなるので、分析も捗りますよ。

 

コード進行

コード進行も耳コピの醍醐味ですね。

音楽理論の勉強をするときにもコード進行を学ぶことができますが、実際に曲に使われているコードは理論通りでないものも多いので、耳コピは勉強になります。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

作曲を始めたての人にとっていきなり耳コピをするのは難しいと思いますが、ある程度作曲の経験を積んだ人なら耳コピをするのがオススメです。

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