ギターを買う時に忘れがちなのがメンテナンスアイテム。
初めてギターを買う時はギターの本体やアンプにばかり注目してしまいますよね。
弦が切れて交換するときになって、初めてメンテナンスアイテムが無いことに気付くパターンが多いですが、メンテナンス用具がないとかなり不便です。
このページではそんなギターのメンテナンスに使うアイテムをまとめてみました。
アイテムによって重要度が3段階に分かれています。
★★★:無いと困る必須アイテム
★★☆:あったほうがいいアイテム
★☆☆:無くても大丈夫だが、あったら便利なアイテム
それでは早速いってみましょう!
ニッパー
重要度:★★★
ニッパーは弦を交換するときに必ず必要になってきます。
これがないと古い弦が切れず、弦交換ができなくなってしまうので、持っていない人は購入するようにしましょう。
(たまにハサミで弦を切ろうとしている人がいますが、切れません。ハサミが傷んで刃こぼれしますよ!)
ドライバーセット
重要度:★★★
ギターの裏蓋を空けてアームの調節をしたり、中を空けて配線の修理をしたりと、あると何かと便利なのがドライバーセット。
ギターだけでなく、エフェクターのメンテナンスにも使うので、ドライバーセットは必須です。
六角レンチ
重要度:★★★
六角レンチは弦高を調節するときや、ネックの反りを直すときに使います。
大抵の場合はギターを買うときに付いてきますが、中古で買った場合などには付いていないことも。
ほとんどのギターで必要になるのでぜひ手に入れておいてください。
クロス
重要度:★★☆
楽器を掃除するときに使う布がクロスです。
弾き終わったあとにさっと弦を拭くだけでも長持ちしたりもします。
クロスには色々な種類がありますので、乾拭き用、オイル用など種類を分けて持っておきましょう。
レモンオイル・オレンジオイル
重要度:★★☆
レモンオイルやオレンジオイルは指板の汚れを落としたり、指板そのものの保湿に使います。
指板の過度な乾燥はネックの反りを引き起こしてしたり、最悪の場合指板が割れてしまうので、保湿は重要です。
レモンオイルとオレンジオイル、どちらも大きな違いはありません。
季節の変わり目、年に4回くらいを目安に使いましょう。
金属磨き
重要度:★★☆
ギターにはフレットやペグなど、金属パーツがたくさん使われていますよね。
それらの金属パーツは使っているうちにくすんできてしまいます。
特にフレットは手の皮脂などで汚れやすく、汚れが溜まってしまうとチョーキングやビブラートなどのプレイに影響が出るので要注意です。
金属磨きを使うと、パーツがピカピカになり、フレットの滑りも元に戻りますよ。
フレット磨きボード
重要度:★★☆
フレットを磨く際には、マスキングテープで指板を保護するのが定番ですが、かなり面倒くさいんですよね。
かといって指板を保護しないと金属磨きの研磨剤成分で傷ついてしまいます。
そんなときに便利なのがこのフレット磨きボード。
はめ込むだけで簡単に指板を保護できるようになります。
はんだこて
重要度:★★☆
ギター本体やエフェクターの内部ははんだを使って配線されています。
長時間使っているうちにはんだが劣化して接触不良が起こってしまうときがあるのですが、大抵の場合は楽器屋さんに修理を頼むか、新しいものを買い直す人が多いんじゃないでしょうか。
大抵の接触不良ははんだこてがあれば直すことができるので、買っておくと修理費用を節約できます。
ストリングワインダー
重要度:★☆☆
必須ではありませんが、弦交換のときにあると便利なのがこのストリングワインダー。
弦を交換するときにはペグを何回も回すのですが、これがあると回すのが楽になります。
たったそれだけの効果ですが、あるとかなり快適です。
ストリングストレッチャー
重要度:★☆☆
こちらも弦交換のときに便利なアイテム。
交換したての弦はまだ伸び切っていないため、チューニングが不安定になりがちです。
ストリングストレッチャーを使えば、弦を伸ばすことができるので、交換したてでもチューニングが安定します。