最近は日本でも、がっつり海外の影響を受けているバンドが増えていますよね。
少し前までなら海外のサウンドから影響を受け、それを日本流に解釈して音楽にするというのが定番でした。もしくは日本の音楽から影響を受けてそのままアウトプットするというパターン。
ですが、最近では海外のサウンドから影響を受けて、それを洋楽のサウンドのままアウトプットするバンドも増えてきているんです。
要するに日本のバンドですが、音楽的には洋楽のまんま、といった感じ。
今回はそんな、海外のサウンドからの影響を感じられる日本のバンド、No Busesを紹介します!
No Busesとは
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筆者がNo Buses(ノーバシーズ)を知ったきっかけはYouTubeのレコメンド機能だったのですが、最初は完全に海外のバンドだと思っていました。
歌詞もすべて英語ですし、YouTube上のコメントも英語やスペイン語が多く、見た目も完全に海外のインディー・ロックバンド。
曲が好みだったので詳しく調べてみたら日本のバンドでかなり驚きました。
しかもメンバー全員20歳前後という若さ。かなり驚異的なバンドが出てきましたね~。
そんなNo Busesのバンド名はアークティック・モンキーズの曲名からとられており、確かにアークティック・モンキーズやストロークスといった海外のインディー・ロックからの影響を感じされるサウンド。
彼らは海外でもファンベースを築き始めていて、楽曲「Pretty Old Man」のミュージックビデオはYouTube上で40万回以上再生され、英語やスペイン語のコメントが多数寄せられています。
しかも、なんとフランスのローリング・ストーン誌でも紹介されるという注目のされっぷり。
フランスのRolling Stoneで紹介されているみたいです!
フランス語で書かれているので読める方は是非読んでみてください! https://t.co/JGHX8kI5DS— No Buses (@no_buses_band) 2018年11月24日
また、 SUMMER SONIC 2018では一般参加オーディションである「出れんの!?サマソニ!? 」で3500組の応募者中から選出され、当日のステージ出演を果たすなど、ライブシーンでの実力も認められつつあります。
ツイッター芸人として有名なアジカンのゴッチもツイートでNo Busesをシェアするなど、知名度も徐々に上がってきていますね。
ダーウィン・ディーズみたいとか思って眺めていたら、だんだんクセになってきた。今日、KCくんがシェアしてて、やっぱりこれ好きだなーって。 via No Buses – Tic https://t.co/oU0xSaFTL6
— Gotch (@gotch_akg) 2018年4月9日
このツイートで シェアされている「Tic」という曲のミュージックビデオは削除されています。
メンバーのツイートによれば、YouTubeのチャンネル上にある昔のデモは削除して、新しくレコーディングし直して差し替えている最中だそうですよ。
どんな音楽性?
No Busesの音楽性は一言でいえば「ガレージロック」。
バンド名からも分かる通り、アークティック・モンキーズやストロークスといった洋楽からの影響が前面に出ているサウンドです。
歌詞も英語がほとんどで、聴いただけで日本のバンドだと思う人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
言葉で説明するよりも実際に聴いたほうがわかりやすいので、いくつかYouTube上で公開されている動画を紹介しましょう。
Pretty Old Man
Girl
With or Without It
Cut My Nails
ソリッドなかっこよさだけでなく、少し温かみのあるような、愛でたくなる音楽性ですよね。
ミュージックビデオではノスタルジックでポップな世界観の映像が多く、バンドメンバーの見た目もナードな雰囲気があるのもインディーロック好きなら共感を覚えるのでは?
おわりに
大注目です、No Buses。
まだまだ若いバンドですし、音楽性的にもまだまだ発展の余地があると思うので今後どうなっていくのか楽しみですね。
気になったら、ぜひ皆さんもチェックしてみてください!
それではまた!