DTMにおすすめのトラックボール5選!選び方も解説

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トラックボールは、DTMやレコーディングスタジオでは定番機材の1つになっています。

トラックボールの最大の魅力といえば、腕を動かさずに使えることでしょう。

長時間作業による肩こりや腱鞘炎といったものに悩まされているDTMerの皆さんには、ぜひとも導入してほしいデバイスです。

とはいえ「DTMにはどんなトラックボールがいいんだろう?」と疑問を持っている人も多いと思うので、今回はおすすめなトラックボールを紹介します!

まず最初に、トラックボールの種類と選び方を解説するので、「それはいいから、さっさとおすすめ教えて!」という方は下の目次からジャンプしてくださいね。

ジャンプできる目次

トラックボールの種類と選び方

ボールの位置

トラックボールには大きく分けて、3種類のボール位置のものがあります。

ボール位置の種類
  • 親指タイプ
  • 人差し指タイプ
  • センターに大きなボールがあるタイプ

それぞれ簡単に解説しますね。

親指タイプ

ボタンやホイールの位置が通常のマウスと同じなので、普通のマウスに慣れ親しんだ人でも違和感なく使えます。

親指での操作はトラックボール初心者の人でも割と簡単なので、初めて試してみたいという人におすすめです。

人差し指タイプ

ボールが人差し指の位置にあるタイプは繊細な操作ができます。

ただ、親指部分にボタンやホイールがあるタイプが多いので、最初は若干違和感がある人が多いでしょう。

センターに大きなボールがあるタイプ

このタイプはKensington(ケンジントン)製が有名で、多くのレコーディング・スタジオで採用されています。

ボールが大きくある程度重さがあるので、操作が安定していて滑らかに動かせるのが大きなメリット。

DTMをやっているとオートメーションをマウスで書く場面が必ずあると思いますが、そんなときでもそこまで不自由なく使えるでしょう。

そして、ボールが大きいため大胆なカーソル移動も可能で、画面の端から端まで、ボールが転がる慣性を利用してすぐに動かせます。

また、このタイプは左右対称のデザインのものがほとんどで、利き手に関係なく使うことが可能です。

ワイヤレスか有線か

トラックボールにも通常のマウスと同じく、ワイヤレスタイプのものと有線タイプのものがあります。

下記のようなメリット・デメリットがあるので自分にあったタイプを選んでみてください。

メリットデメリット
ワイヤレス配線がすっきり
場所の自由度が高い
電池の交換や充電が必要
接続が不安定になる可能性がある
有線電池の交換や充電が不要
接続が安定している
配線がごちゃごちゃする
置き場所がケーブルで制限される

ボタン数

トラックボールは、専用ソフトを使ってそれぞれのボタンに自由に操作を割り当てられる製品が多いです。

例えば下記の様な操作を割り当てたら、作業効率がかなりアップしますよね!

  • ボタン1:コピー
  • ボタン2:ペースト
  • ボタン3:元に戻す(Ctrl + Z)
  • ボタン4:やり直す(Ctrl + Y)

ボタン数が増えるほど割り当てられる操作も増えるので、どのくらいのボタン数があるかチェックしておきましょう。

DTMにおすすめのトラックボール5選

ELECOM(エレコム) M-XT3DRBK

ボール位置 親指タイプ
接続 ワイヤレス
ボタン数 6

こちらは手軽にトラックボールを試したい人におすすめな商品です。

比較的お値段が安いので初めての方でも試しやすく、ボタン数や機能も必要十分。

エレコム公式が出している「マウスアシスタント」という無料ソフトをダウンロードすれば、ボタンに好きな機能を割り当てることができます。

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Logicool(ロジクール) M575

ボール位置親指タイプ
接続ワイヤレス
ボタン数5

トラックボールの中でも人気のメーカー、ロジクールの代表機種です。

普通のマウスと同じようなボタン・ホイール配置なので、マウスに慣れている人でもスムーズに使えます。

電池の寿命も長く、単三電池1本で最大24ヶ月使用可能です。

カラーは下記の3種類があるので、お好みのものを選びましょう。

カラー展開

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Logicool(ロジクール) MX ERGO

ボール位置親指タイプ
接続ワイヤレス
ボタン数8

MX ERGOは肩や首のこり、腱鞘炎などを避けたい人におすすめな機種です。

この商品は傾斜角を最大20°まで調整することができ、自然な手首の角度で作業をすることができます。

ロジクールによれば一般的なマウスに比べて20%ほど筋緊張を軽減できるらしいです。

そしてさらに便利なのが、Logicool Flowという機能。

同じWi-Fiでつながっていれば、カーソルを画面の端まで移動させるだけで、2台のコンピューターを操作することができます。
(Windowsとmacなど異なるOSでも操作可能)

さらにメーカーホームページによれば、なんと1分間の充電で1日の使用に十分な電力を供給されるので、ワイヤレスのデメリットである煩雑な電池交換・充電が不要です。

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Kensington(ケンジントン) SlimBlade

ボール位置センター大玉タイプ
接続有線、ワイヤレス
ボタン数

大玉トラックボールで支持されているケンジントンのベストセラー。

スタイリッシュなデザインと、大玉の操作性の良さで、多くのレコーディング・スタジオで導入されています。

かなり堅牢な作りで故障しにくく、筆者はこの記事を書いている時点で2016~2023年の7年間この商品を使っていますが、1度も壊れていません。

「ホイールがないけど、どうやってスクロールするの?」という疑問を持つかもしれませんが、ボールをひねるように水平に回転させることでスクロールが可能です。

ちなみにボタンは4つですが、2つ同時押しを含めると合計8つの操作を割り当てることができます。

地味に助かるのが、ボールの受け皿の中心部に穴が空いているというポイント。

通常、トラックボールはボールや受け皿部分が汚れやすいんですが、この穴からホコリが自動的に外に出るので、掃除の手間を減らせます。

以前は有線のみだったんですが、ワイヤレスタイプ(SlimBlade Pro)も発売されたので、お好きな方を選んでみてください。

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有線タイプ

ワイヤレスタイプ

Kensington(ケンジントン) Expert Mouse Wireless Trackball

ボール位置 センター大玉タイプ
接続有線、ワイヤレス
ボタン数4

SlimBlade Proと同じく、ケンジントン製のトラックボール。

ボールの大きさは同じですが、こちらはスクロール専用のリングが付いているので、トラックボールに慣れていない人でも比較的簡単に操作ができます。

一応比較表を作成しました。

スクロールできます
SlimBladeExpert Mouse
スクロールリングなしあり
表面処理つるつるさらさら
角度ゆるやかすこし大きめ
(リストレストが付属)
受け皿穴あり穴なし
ボタン数44
センターレーザー式光学式

以前はSlimBladeにワイヤレスがなかったので、ワイヤレスがいい人はExpertMouse一択だったんですが、今はどちらもワイヤレスモデルがあります。

そこまで大きな違いがないので、スクロールリングと受け皿の穴の有無で選べばOKです。

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有線タイプ

ワイヤレスタイプ

まとめ

以上がDTMにおすすめのトラックボールについてでした。

お好みのトラックボールを見つけて、ぜひ試してみてください。

また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、ぜひチャンネル登録お願いします!

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