【DTM】ミキシングのコツは「アレンジをしっかり練る」こと

  • 最終更新日:2019.08.14
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【DTM】ミキシングのコツは「アレンジをしっかり練る」こと

みなさん、どうもサッキー(@sakky_tokyo)です!

DTMをやっていて、ミックスに悩むことってよくあると思うんですが、そういうときってアレンジを見直してあげると上手くいく場合ってよくあるんですよ。

ミックスとは

ミックスがよくわからない、という方にざっくり説明しますと、皆さんが聴いてる音楽は色々な音が鳴っているのが普通だと思うのですが、もともとは音ごとに別々のデータなのです。

それらを混ぜて1つの音楽データにする作業が、「ミックス」とか「ミキシング」などと言われています

 

ミックスの奥深いところは、ただ音を混ぜればいいというわけではなく、聴きやすいようにバランスよく、パートごとの音量や音色を整える必要があります

 

例えば、低音域~高音域をバランスよく鳴らす為に「イコライザー」と呼ばれるエフェクトを使って、不要なところはカットし、必要なところは強調します。

 

また、あるパートの音量が揺れて聞き辛い場合は「コンプレッサー」などを使ったり、フェーダーのオートメーションを書いてあげて音量を程度揃えてあげます。

 

このように、ミキシングでは様々な作業が行われます。

数多くの作業が必要なため、ミキシングは非常に難易度が高く、尚且つ音楽のクォリティーに直結するため、多くのDTMerが悩みを抱えていると思います。

 

しかしながら、ミキシングはそれ単体で考えるだけではなく、アレンジと一緒に考えてあげると良い場面があります。


ミックスとアレンジの関係性

ミックスとアレンジの間にはかなり深い関係性があります。

当然ですがミキシングの工程では「無い音」は増やせません

 

低音を鳴らしている楽器が無い音源では、「低音が鳴ってないな」と思ってもミキシングで低音をどうにかすることは不可能なわけです

流石にベースが無い音源で「低音が足りないからミキシングでどうにかしよう」と思う人はいないと思いますが、似た状況は制作の際によく起こっています。

 

例えば、ギター、ベース、ドラムの3種類のパートのみで音源を作っているとき、曲の中で「ギターが低音弦でブリッジミュートをする8ビート」が主体のセクションを作っていたとします。

このとき、ドラムを「ハイハットの刻み」ではなく「フロアタムの刻み」にしたい場合、高音域を担うパートがなくなります。

スリーピースバンドというのは、ベースが低音域、ギターボーカルが中音域、ドラムが低音~高音域を担当しており、必要最低限な人数でありながら、バランスが取りやすい形態なわけです。

しかしながら、ドラムが担う高音域というのはシンバル類が主なので、シンバルが無いと高音域が足りなくなるのは避けられません。

 

ギターのハイを上げることで、対応出来ることもありますが、低音弦が主体のフレーズがどうしても必要な場合はハイを上げても対応できないこともありますし、ハイを上げて音の印象を変えたくないこともあるんではないでしょうか。

 

さて、こういう場合にどうするかというと「ハイハットを踏む音」を入れてあげると解決します。

 

このように、ミックスでどうにかすることが難しい場合は、アレンジを見直してあげると上手くいく場合が沢山あります。

 

オーケストラ曲を書く場合なんかも、楽器毎に担当する音域がある程度定まっておりますので、高音域が足りない場合はピッコロでオブリガードを入れたり、低音が足りない場合はバストロンボーンを追加してあげたりといったように、ミキシングを考えながらアレンジしてあげるといいです。

 


まとめ

ミックスが上手くいかないのはDTMerあるあるだと思いますが、ミックスだけでどうにかするのではなく、アレンジを見直すことで解決の糸口が見つかることがあります。

 

今回は「足りない部分をアレンジで追加する」という方法を紹介しましたが、逆に「音が多すぎる帯域を消す」ということも考えられます。

これは楽曲のイメージによって使い分けると良いと思います。

また、曲全体でずっと全ての帯域がバランスよく鳴っていなければいけないという決まりはありません。

低音を抜くことで、雰囲気を変えたりということもよく使われます。

言いたいのは「ミキシングで狙ったとおりにいかない場合、アレンジを見直すというのも1つの手だよ」ということです。

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