作曲をして壁にぶち当たることはいくつかあると思いますが、一番困るのはネタ切れではないでしょうか。
筆者も作曲初心者のころは、しょっちゅうネタ切れになってしまい、1曲仕上げるのにすごい時間をかけていたりもしました。
当然それだといけないということで、ネタ切れの対処法を勉強したり自分で編み出してみたりして、今ではネタ切れで困ることはほとんどなくなっています。
今回はそんな筆者がよくやっている、ネタ切れ対策方法をいくつか紹介してみましょう!
ストックを作っておく
まず、ネタ切れにならないために大切なのが「ネタを貯めておく」ということではないでしょうか。
当たり前のことのように思えますが、ちゃんと作曲のアイデアをメモしたり録音したりしている人は意外と少ないように感じます。
最近ではスマホで簡単に録音できるので、フレーズが思いついたらばんばん録音していきましょう。
アイデアがでなくて困ったときに録音したものを聴くと、すんなりと曲ができたりしますよ。
以前作った曲の続編を作る
どんな曲を作ろうか思い浮かばないというときに試してほしいのが、以前つくった曲の続編を考えるという方法です。
この方法では、自分が前に作った曲の歌詞や曲調から続編を考えていきます。
例えばラブソングで付き合うところまでを曲にしたことがあるなら、それと同じ登場人物の失恋や夫婦生活を考えてみたり。
明るい曲調の続編として似たフレーズを暗い曲調にアレンジし直してみたりなど。
何もお題がない状態で曲を作るのは難しいですが、案外こういったきっかけがあるだけでアイデアが出てきます。
絵やマンガ、映画などを観る
作曲でネタ切れになったときには、あえて音楽と関係ないことをするというのも有効です。
ただボーッとするのもいいんですが、積極的にアイデアを集めに行くのなら、絵やマンガ、映画など他の芸術に触れてみるというのも一つの手段。
直接は音楽と関係ないことでも、実は使えるアイデアがたくさんあるので、いろいろな視点で鑑賞してみましょう。
もちろん、鑑賞した作品自体をコンセプトに曲を作るというのもオススメです。
散歩する
音楽のことを考えているときって案外ネタが思い浮かばないもの。
ですが、関係ないことをしていると、ふとした瞬間にメロディや曲のアイデアを思いつくことが多いんです。
有名な作曲家でも、作業が進まなくなってくるとシャワーを浴びたり散歩をしたりする人が結構いらっしゃいます。
筆者もアイデアがなくなってくると気分転換を兼ねて散歩をよくします。
アイデアを思いついたときにはスマホを使ってその場で録音すると楽ですよ。
いろいろなコード進行を探してみる
普段メロディから曲を作っている人は、コード進行からアプローチしてみることでも新しいアイデアを得られます。
最近では有名曲のコード進行をまとめたサイトなどがたくさんあるので、そこから適当に選んでコード進行だけ演奏してみるのもいいかもしれません。
コード進行が先にあったほうが、案外自由なフレーズを思いついたりするので、今までと違ったアイデアが得られますよ。
曲をたくさん聴く
作曲のネタ切れはなぜ起こるかといえばネタの仕入れを怠っているからです。
ではどこからネタを仕入れればいいかといえば、(もちろん最適なのは人によって違いますが)最も確実なのが音楽をたくさん聴くこと。
自分がまだ知らないジャンルなどをたくさん聴き漁ってみると、自分の曲に取り入れられる要素が多くあることに気付けるはずです。
また、他人の曲を途中まで聴いて、続きを想像してみるというのも筆者はよくやります。
テンポを変える
曲の途中でネタ切れになったときの対処法として、テンポを変えるという手段があります。
BPMを10くらい上げたり下げたりするだけで、曲の印象がガラッと変わるので、新しいアイデアが思い付きやすくなります。
最終的なテンポは元に戻してもいいですが、アイデアを出すためにテンポを一旦変えてみてはいかがでしょうか。
まとめ:自分なりの方法を複数用意しておこう
今回はいくつかのネタ切れ対策法を紹介しました。
もちろん、筆者がやっている方法なので合う合わないは当然あると思いますが、いくつか試してやってみるのがオススメです。
そしてネタ切れ対策でいちばん重要なのは、対処法を複数用意しておくこと!
それだけで安心感がかなり違うので、リラックスして曲作りに専念できる良いスパイラルに入れると思います。
また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、よかったらチャンネル登録お願いします!
筆者のツイッターはこちら!