DTMで作業効率をあげるために作曲家の僕がやっていること

どうも、サッキーです。

効率厨」という言葉、魅惑の響きがしますよね。

もともとはゲーム用語らしいですが、DTMにとっても効率は大切。プロの作曲家のほとんどは「効率厨」ですから。

プロでなくても、効率をあげることはモチベーションを左右する重要なテーマです。

ということで、今回は「DTMにおける効率」をトピックに、僕が実践しているテクニックをご紹介します。

 

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模様替えをする

僕は模様替えが大好きなので、時間とやる気さえあればすぐに模様替えをしちゃう。大体一ヶ月に1回、多い時には隔週でやってますね。

僕のような模様替えフリークスではなくても、部屋の模様替えを定期的に行うことはおすすめです。

例えば、よく使う機材をすぐに手に取れる場所に置くことで、作業効率化をすることができますよね。

 

また、模様替えをすることでフレッシュな気持ちで作業に望むことができるのおすすめポイントの1つです。

作業が行き詰ったときに散歩をしたり漫画を読んだりするのと同じですよ。現実逃避って言わないで。

 

実際に制作を始めるまでが勝負

最近僕は我が家の料理係なんですけど、ご飯何が良いって聞いたとき「なんでもいい」って答えられるのが一番困るんですよね。

(実家に住んでいたときにはよくやってしまいました。ごめんねオカン。僕は成長しました。)

何を作るか決めずに料理するのはとっても難しいんですよ。

こういうのは音楽も毎日のご飯も同じ。手当たり次第に作るより何を作るかを先に決めるのが効率のキモです。

 

要するに音楽制作を効率化するためには、実際に作る前段階、つまり「着想の段階」で何を作るかをあらかじめ決めてしまうことが大切です。

僕はこの段階で、曲の構造や、長さ、ジャンル、リズムパターンなどをできるだけ具体的に記した「音楽の設計図」を作っています。

別に楽譜じゃなくていいです。自分に分かりやすいように文字や図、絵、表などを適当に組み合わせましょう。

 

「いつもの作業」をプリセット化

ドラムのパラ出しといったトラックルーティング作業や、音色を探す作業など、いつもやる作業は全てプリセットによって自動化してしまいましょう。

こういったプリセットを作る作業は音源単位で行ったり、作編曲・ミキシング等の工程に分けてDAWのプロジェクトファイル単位で行うことも作業効率をアップさせるためには重要となってきます。

今から作る曲が人生で最後の曲でない限り、プリセットを作ることは大変おすすめです。

 

音源のプリセットではジャンル毎にフォルダ分けをしたり、ファクトリープリセット(音源に付属のやつ)でも名前を自分にわかりやすく変えるのもおすすめです。

 

また、プロジェクトファイルのプリセットでは「とりあえず使う可能性のあるプラグイン・トラック」を全て立ち上げておくことが重要だと思います。

こうすることで、「コンプはどれにしようかな~」とか無駄に悩む時間を短縮できますし、使わなかったプラグイン・トラックは後でボタン1つで削除できるので、新たに立ち上げるよりも効率的です。

 

作編曲段階でのプレイバックは最小限に

制作作業中に一番時間を消費しているのって「プレイバック」だと思うんです。

ありがちなことですが、制作に行き詰まった時にとりあえず完成している部分を繰り返し再生して満足してしまい、結局飽きてDAWを閉じてしまう。

完成してもいないのに、出来たところを繰り返し聴くのはただの現実逃避です。

また、繰り返し聴くことで耳が疲れたり、現状に慣れてしまい、適切な判断が難しくなってしまうことも考えられます。

このように、制作に行き詰まったとき、完成しているところを繰り返しプレイバックしてしまうことは誰にでもあると思いますが、効率の観点では全くオススメできません。

 

プレイバックをするときには「何をどう確認したいからプレイバックをしよう」という目的をもってやっていきましょう。

ショートカットキーを覚える

既に色々なところで言われていますがショートカットキーは本当に便利。

ショートカットキーで短縮出来る時間は1回数秒程度ですが、それが積み重なってくると数十分から数時間も差が付きます。

面倒な作業を毎回やってるとモチベーションも下がりますし、ぜひ覚えたいところ。

DAWのショートカットキーも勿論ですが、プラグインにもショートカットキーが用意されているものもあるので、「コレめんどくせえ」と思った作業はショートカットキーがないか調べてみましょう。

 

(DAWのものは当たり前として)個人的に覚えておくべきだと思うものは、ピッチ修正系プラグインのショートカットキーですね。

覚えると超捗りますよ。

 

勉強をするときは曲を作りながら

勉強しようと思って理論書やネットの情報を読んでも、実際に曲を作るときにはすっかり忘れてるなんてことよくありませんか?

製作中に運良く思い出して使おうと思っても「どんなんだったっけ」ともう一回文章を探すことになる手間も考えられますし。

 

なので、音楽理論や、聴いたことがないジャンルを勉強するときには、曲を作りながらやったほうが身につきやすいです。

英語を身につけるためには、英語圏の国に行くのが一番早いのと同じ。

 

資金が許す限り効率化する機材を買う

パソコンのドライブをHDDからSSDに変えた時の感動を僕は忘れません。

DAWの起動にかかる時間が半分になった。財布の中身も半分になった。

 

効率の最終手段は機材です。

パソコン、SSD、モニター、フィジコン、椅子、音源、MIDIキーボードなどなど。色々ありますが必要なものを資金が許す限り買いましょう。

モチベーションもあがります。ですが買うだけで満足してしまわないようにしましょうね。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

実践している人もたくさんいるかもしれませんが、やっていない人は実際にやってみましょう。かなり変わりますよ。

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