他人の曲や演奏と自分を比べて落ち込んでしまうときの対処法

どうも、作曲家のサッキー(@sakky_tokyo)です!

音楽をやっていると他人の演奏や曲を聴く機会が自然と増えてきますよね。

そういったときによくあるのが「他人の曲や演奏と自分を比べて落ち込んでしまう」ということではないでしょうか。

僕自身そういったことが昔はよくあり、いちいち他人の曲を聴くたびに自分の曲と比べて萎えてしまっていました。

ですが、とある方法を実践するようにしてから、他人と比較して落ち込むことが少なくなったんです。

今回はそんな、他人の曲や演奏と自分を比べて落ち込んでしまうときの対処法を解説してきたいと思います。

【今回の動画】

今回の記事と同じ内容の動画をYouTubeで公開しています。

動画で内容をチェックしたい方はYouTubeから、文字で読みたい方はこのまま記事を読み進めてみてください。

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他人の曲や演奏と自分を比べて落ち込んでしまうときの対処法

さて、早速結論からいきましょう。

対処法は以下のツイートの通りです。

音楽をやっていると他人の曲や演奏と比較して落ち込んでしまうことがよくあると思います😑

そうときは、比べるのは他人じゃなくて「過去の自分」にしましょう。

他人と比べると劣っているかもですが、過去の自分と比べれば成長を感じられるはず。

成長を実感すれば、やる気がまた湧いてきます👍

— サッキー / Sakky (@sakky_tokyo) March 7, 2020

他人と比べたら劣っているかもしれないけれど過去の自分と比べたら皆さん成長していると思います。

つまり、落ち込んでしまうのなら「他人」ではなく「過去の自分」と比べるようにしてみましょうというのが対処法です。

こうすることによって自分の成長を実感でき、モチベが湧いてきます。

もちろん、「プロや上級者の曲は聴くな」という意味ではありません。

そういった自分よりすごい曲は目標として聴き、成長を実感するために過去の作品を聴くというようにすれば、心のバランスが改善されるのではないでしょうか。

僕の実体験をお話ししましょう。

僕もDTMを始めたばかりのころは他人と比べて落ち込んだり、嫉妬をしたりしていました。

プロの曲を聴いても落ち込むばかりで、「いいな」と思った作品をYouTubeで見つけても嫉妬で低評価ボタンを押してしまったり。(本当に今考えると申し訳ないです!!)

今の自分からすると考えられないことですが、昔は嫉妬ばかりしていて気持ちが落ち着く暇がなかったです。

DTMを始めたばかりの頃は本当にひどい曲しか作れなかったので「曲を作っては他人と比べて落ち込みモチベが低下、モチベが上がって曲を作っても他人と比べてしまう」という負のループに陥っていました。

ですが、15曲くらい作ったつくったとき(DTM歴でいうと半年くらいです)、ふと自分が最初に作った曲を聴いてみたんです。

そしたら、なんと自分がめちゃくちゃ成長しているということに気付いたんです!

「こんな曲しかまだ作れない自分でもちゃんと成長しているんだ」と気付いてからは、DTMをやればやるほど楽しくなって落ち込むことが少なくなりました。

これが僕がDTMを始めたばかりの頃に経験したことです。

それからの僕は「プロや上級者の曲は目標として聴き込み、成長を実感したいときは過去の作品を聴く」という習慣を手に入れたことで、成長を実感しつつ進歩していけるようになりました。

これを読んでいるあなたも、他人の曲を聴いて落ち込むときは自分の過去を振り返ってみてください。

そうすると自分の成長も実感できますし「この道のりを進んでいけば自分もいつかプロのような作品が作れるようになれる」と思えると思います。

成長を実感するための方法

記事の後半では「成長を実感するための方法」を紹介したいと思います。

今回紹介するのは次の2種類。

成長を実感するための方法
  • 制作ノートを作る
  • 過去作品をすぐ聴けるところに置いておく

それぞれ解説していきましょう。

制作ノートを作る

こちらも以前ツイートしたので引用したいと思います。

曲を作ったときは「制作ノート」を作るのがおすすめです😀

1曲ごとに色んな知識やアイデアなどが得られると思うんですが忘れちゃうのはもったいない😑

文章化しておくと自分の勝ちパターンを見つけられたり、後で見返してモチベを上げられたりします。

数行でもいいのでメモをしておきましょう👍

— サッキー / Sakky (@sakky_tokyo) March 8, 2020


こういった感じで制作ノートを作ることで

  • 自分が曲を完成させたときの勝ちパターンを見つける
  • 過去の自分が考えていたことを見てモチベを上げるきっかけになる

といった効果を得ることができます。

なので、ぜひ制作ノートは書いていくのがおすすめです。

  1. 制作ノートを作る
  2. 過去作品をすぐ聴けるところに置いておく

僕の場合はEvernoteというメモ帳アプリを活用しています。

こちらはPCとスマホで連動していて、どちらか片方でメモを取ると他のデバイスでも見返すことができます。

基本無料なので、興味がある方はぜひ活用してみてください。

僕は曲を作るごとにEvernoteに気付いた点や、「こういったことを考えて曲を作った」といった思考を数行程度メモしていきます。

メモがどんどん貯まっていくと成功体験の積み上げにもなるので、非常におすすめです。

過去作品をすぐ聴けるところに置いておく

過去を振り返るときにも、効率を考えることは重要です。

なので、過去作品はDAWからオーディオファイルとして書き出して、1つのフォルダなどにまとめて管理しておきましょう。

例えば過去の作品を聴くためにいちいちDAWで過去のプロジェクトデータを開いていたら、読み込みに時間がかかってしまいます。

書き出して1箇所にまとめておけばそういった時間のロスも最小限にできるので、ぜひやっておきましょう。

場合によっては、過去の作品はSoundCloudなど、ネット上などに公開しておくのもいいかもしれませんね。

僕自身も過去作品は1つのフォルダにまとめて保存してあります。

なので、実は今でも「最初に作った曲」というのがいつでも聴ける状態にあるんです。

冒頭で紹介した動画では、その「最初の曲」を僕が恥ずかしがりながら聴く姿が見れるので、ぜひ見てみてください。笑

(時間指定してあります)

めちゃくちゃ恥ずかしかったですが、皆さんのモチベアップになったら嬉しいです…!

おわりに:自分の成長を実感しつつ、プロの曲は目標として聴こう

ということで、今回は「他人の曲や演奏と自分を比べて落ち込んでしまうときの対処法」を解説してきました。

ざっくり振り返ると、今回紹介したのは

今回紹介した対処法

落ち込んでしまうのなら「他人」ではなく「過去の自分」と比べる

という方法です。

また、記事の後半では成長を実感する方法として

成長を実感するための方法
  • 制作ノートを作る
  • 過去作品をすぐ聴けるところに置いておく

の2種類を解説してきました。

改めて書きますが「プロや上級者の作品を聴くな」というわけではなく、そういった作品は「目標」として捉え、無駄に落ち込まないようにしましょう。

ぜひこの記事が皆さんのお役に立てば幸いです!

また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、ぜひチェックしてみてください。

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