どうも、サッキー(@sakky_tokyo)です!
DTMで音がごちゃごちゃしてしまったり、逆に音がスカスカになってしまって困っているという人は多いんじゃないでしょうか。
今回の記事ではそんな人のために
- DTMで音がごちゃごちゃになってしまう理由と対処法
- 逆に音がスカスカになってしまう理由と対処法
この2つの疑問について解説していきたいと思います。
音がごちゃごちゃになる理由と対処法
音がごちゃごちゃしてしまう大きな原因は以下の2つ
- 使ってる帯域やPANがかたよっている
- パートの主張が喧嘩してしまっている
それぞれの対処法を解説していきましょう。
使ってる帯域やPANがかたよっている
音がごちゃごちゃする大きな原因になってしまうのが、帯域の被りです。
例えば中音域はボーカルやピアノ、ギター、シンセなどさまざまな楽器の音が溜まってしまうので、ごちゃごちゃしやすいので注意が必要です。
また、低音はベースとキック(バスドラ)が被ることが有名ですが、低音は特に音がごちゃごちゃしやすいので、絶対に帯域の処理をするようにしましょう。
音の被りを解消するためにはEQでカットする方法とPANを振る方法があります。
ただ、低音はPANを振ると安定感がなくなるので、ミドルに配置するのが一般的です。
パートの主張が喧嘩してしまっている
聖徳太子でもない限り何人もの話を同時に聞き分けられないように、音楽でも主張するパートが何個もあるとごちゃごちゃしたように感じてしまいます。
なので、メロディが主張しているときはその他は脇役に、メロディが給付のときに他の楽器がオブリを入れるなど、主張同士が喧嘩しない工夫をしましょう。
音がスカスカになる理由と対処法
ごちゃごちゃになる理由がわかったところで、逆にスカスカになる理由と対処法も解説していきます。
スカスカになる理由は大きく分けて以下の2つ。
- 使っている帯域やPANがかたよっている
- アレンジが単調ばっかり
それぞれ詳しく見ていきましょう。
使っている帯域やPANがかたよっている
これは音がごちゃごちゃしてしまう理由にも上げたので「ん?」となった人もいるかもしれません。
解説しておくと、帯域やPANがかたより過ぎた場合、被った帯域がごちゃごちゃに聴こえ、そのほかの帯域がスカスカに聴こえます。
要するにいいバランスが重要ということですね。
帯域バランスのとり方はミュージシャンそれぞれにやり方がありますが、初心者のうちはお手本の音源を分析して、それを真似するのがオススメです。
お手本の音源を分析するときには、アナライザーを使うといいでしょう。
また、自分でバランスを取るのが難しい場合には、iZotope Neutronを使うと自動でかぶった帯域を分析して、自動で理想のバランスにイコライジングをしてくれます。
Neutronはプロでも使うプラグインなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
アレンジが単調
アレンジも音のスカスカ感に影響をしてきます。
音がごちゃごちゃする理由として「パートの主張が喧嘩してしまっている」を挙げましたが、逆にどのパートも主張がないとスカスカになってしまうのは想像できるんじゃないでしょうか。
特に初心者のうちはリズムが思いつかなくて、単調なリズムを繰り返してしまったり、サウンド的にもずっと同じパートが主張し続けてしまうことが多いので気をつけてみてください。
おわりに
DTMで音がごちゃごちゃ、スカスカになる理由と対処法を解説してきました。
作っているときに違和感を感じたときには、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。
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