筆者はDTM機材の一つとしてペンタブを使っています。
ペンタブというと、イラストを書く人用の機材と思いきや、音楽制作にもとても便利なんです。
今回はそんなペンタブのおすすめポイントと、おすすめ機種について解説していきましょう!
ペンタブのおすすめポイント
オートメーションが描きやすい
ペンタブのイチオシポイントがオートメーション!
ボーカルが入っている曲や、オーケストラなど生楽器系の打ち込みを作る人だと、ボリュームやCCに細かいオートメーションを書く場面が必ず出てくると思うのですが、そういうときにペンタブは大活躍します。
マウスやトラックボールだと滑らかな曲線を書きにくいんですが、ペンタブなら自由自在。
時間短縮にもなるので、ぜひ試してほしいです。
ベロシティがいじりやすい
ペン先でちょいちょいっといじればすぐにベロシティがいじれます。
クレッシェンドやディミヌエンドなど、徐々に音量が変化するように描くのも本当に簡単。
ピアノロールでの打ち込みが直感的
ピアノロールで打ち込みをする人にもペンタブは便利です。
思ったところにすぐに音を置けるので、まるで絵を描いているかのように打ち込みができます。
先程も解説しましたがベロシティもいじりやすいのでピアノロールで打ち込みをする派の人の強い味方になるでしょう。
ツマミが直感的に触れる
プラグインのUIにあるツマミなどがちょちょいといじれるので、実機に近い操作感。
ペンタブは、タブレット上の位置関係がディスプレイと同じなので、とても直感的に触れます。
おすすめのペンタブ
では実際にオススメのペンタブをいくつか紹介しましょう!
Wacom Intuos Small
「Wacom Intuos」シリーズはペンタブ初心者向けの機種として人気があり、筆者も愛用しています。
ペンタブの中には液晶タイプ(液タブ)のものもあり、イラストレーターの人などには液タブのほうが人気がありますが、液タブは安くても3万円、通常なら10万円程度するので手軽には使えません。
一方で、「Wacom Intuos」のように、液晶がついていない「板タブ」タイプのものなら1万円以内の機種もたくさんあるので、DTM用途には板タブタイプがおすすめ。
DTMはイラストのように精密な操作がそこまで必要ないので、液晶がなくても十分対応できます。
「Wacom Intuos Small」は価格もかなり控えめで、デスクの邪魔にならないサイズ感なので、初めてのペンタブDTMにぴったりです。
XP-Pen Deco01
こちらも大体6000円前後で買える、コスパが高いペンタブです。
先程の「Intuos Small」に比べてサイズが少し大きいので、デスクのスペースに余裕がある方向けですね。
ボタンも8つ付いているのでイラストにはかなり便利そうです。
2本指用のグローブが付いてきたり、ペンホルダーもついてこの値段というのは素晴らしいです。
おわりに
DTMでペンタブを使うと、多機能なフィジカルコントローラーになります。
とても便利でしかも安いので、学生さんなどにも手が出しやすいんじゃないでしょうか。
ぜひまだ使ったことがないという人は試してみてください。
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