ドラム音源といえば「BFD3」や「Addictive Drumes 2」といった様々なハイクオリティ音源が販売されていますが、最低でも1万円以上と決して安いというわけではありません。
DTMは、DAWやオーディオインターフェイス、モニターヘッドホンなど色々なものを買わなければいけないので、できるだけ出費を抑えたい人もいるでしょう。
そんな人にオススメしたいのが無料の音源。
以前は「無料音源なんて全く使えない」という声もありましたが、最近ではフリー音源のクオリティも少しずつ上がってきています。
人によってはフリー音源で十分かもしれません。
今回は筆者のサッキー(@sakky_tokyo)が知っているハイクオリティな無料のドラム音源を紹介するので、ぜひ使ってみてください。
MT Power Drum Kit 2
初心者DTMerに大人気フリードラム音源。もともとは有料音源だったものが無料で公開されたものになります。
ロック寄りのサウンドではありますが、基本的にジャンルを選ばないバランスなので、ポップスやハードロックなどにもOK
音作りなどもしやすいですし、MIDIパターンが付属していることもあり、ドラム打ち込み初心者でも簡単に使うことができます。
DrumMic’a
音響機器メーカー、ゼンハイザーのフリードラム音源。
動作にはNative Instrumentsの「Kontakt」もしくは無料版「Kontakt Player」が必要になります。
Kontakt系はフリーの音源にもよく使われるのでぜひダウンロードしておきましょう。→リンク
ダウンロード方法がややこしいのでこちらのページを参照。
Spitfire LABS Drums
Spitfireはハイクオリティな音源を多数無料で公開していて、無料プラグインが公開されるたびにDTMerたちを「これが無料でいいの!?」と驚かせる狂ったメーカーです。(良い意味で)
このドラム音源もそんなもののひとつなのですが、やっぱりハイクオリティ。
弄れるパラメーターなどは少ないですが、もともとの音が良いのでそこまで気にならないと思いますよ。
Shino Drums
しのさんという方が作った荒々しくも生々しいフリードラム音源。
ホームページによればAPIコンソールと最高のマイクによって録音されたとか。それが無料でいいのかよって感じじゃないですか?
結構パンキッシュな音で、スネアはカンカン鳴る感じのやつ。このカンカン鳴るスネアって結構欲しくなるんですけど無料だと少ないんですよね。
最初から作り込まれたサウンドって感じではないので、エフェクトなどを使っていい感じにしていくのがおすすめです。
Perfect Drums Player
バチバチ鳴るキックが特徴的なフリー音源。
ロックやメタル系で使われるタイプのキックですが、無料だとなかなか無いのでぜひ使ってみてください。
また、ハイハットのクローズやオープンだけでなくチップとシャフトが分けられていたり、シンバルのチョークができたり、ライドシンバルのカップもあったりと、奏法が思いの外豊富です。
なのにスネアのリムショットがオープンもクローズもないという謎。そこは他の音源で補いましょう。
Addictive Drums 2 Demo
有料ドラム音源Addictive Drums2のデモバージョン。
デモバージョンではありますが、使用期限などはありません。
そのかわり使えるドラムピースの種類がバスドラム、スネア、ハイハットの3種類のみ。
基本的なビートを刻むことには使えますが、クラッシュシンバルやタムが入ったフレーズは作れないということです。(上手いこと機能制限を考えましたよね)
ですが、音自体のクオリティはかなり高いので、基本のビートはこれで作り、フィルインやシンバルなどは他のフリードラム音源と組み合わせて作るというやり方もオススメですよ。
Anarchy Drums
https://www.youtube.com/watch?v=5YkZTi5LXeU https://www.youtube.com/watch?v=OQOh2C1paowアナーキーなサウンドのドラム音源。もともとは有料音源だったものが無料になりました。
アナーキーなサウンドとは一体どういう音なのかはさておき、メタルやロック寄りなことは確かです。
GUIがなんだか恐ろしいですが、音はいたってマトモですよ。笑
もともと有料音源ということもあり、MIDIパターンなども収録されています。初心者でも使いやすいかと。
Jamstix 4 Free
Jamstix 4という有料ドラム音源のデモバージョン。
この音源、不思議なGUIが魅力的ですよね。まるで透明人間がドラムを叩いているかのような。
もちろんDAWで使えるプラグインなのですが、バーチャルドラマー音源ということで、このような不思議な映像が撮れるわけですね。
結構ローが盛り盛りなので、使うときにはEQでローカットをしないと凄いことになりそう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した音源は本当に全て無料なので全部とりあえずダウンロードしてみてから合うものを使うという方法もあります。
また、このブログ(サッキーのさっきの出来事)では色々な無料音源を紹介しているので良かったら読んでみてください。
無料の音源でぜひ充実したDTMライフを送りましょう!
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