作曲家の僕がドラムの打ち込みで参考にしている10人のドラマー

どうも、サッキーです。

ドラムの打ち込みってドラム経験者でもないと何をやったらいいか分からないですよね。

オリジナルのパートを作りたいけど、どうすればいいか分からないから結局MIDIループをコピペしてやり過ごすなんてことの多いかもしれません。

私が思うに、これはどんなパートにも言えることですが、打ち込みで簡単に生楽器が再現できるようになったとは言え、その楽器のオーソドックスな奏法を知らないことにはまともな演奏にはなりません。

ということで、今回は作曲家の私が打ち込みでドラムパートを作るときに参考にしているドラマーをご紹介してみたいと思います。

ではいってみましょう。

 

ジャンプできる目次

John  Bonham

「ボンゾ」の愛称で親しまれる、あの伝説のロックバンド「Led Zeppelin」のドラマーです。

ロックドラムといったらこの人!というような感じです。とりあえず聴いておいて損はない。寧ろ聴いたことがない人は損している。

彼の特徴は何といっても唯一無二のグルーブ。

重い後ろ乗りのスネアとやけに細かいバスドラムのが彼の特徴です。

ロック系、特にオールドロックと言われるジャンルのドラムを打ち込むときには真っ先に参考にすべきでしょう。

 

Chad Smith

https://www.youtube.com/watch?v=4NSFNYYRtqU

ロックバンド「Red Hot Chili Peppers」のドラマー。

先程のボンゾの影響を感じさせる、ロック系の非常にパワフルなドラミングが特徴で、彼もまた多くのドラマーに影響を与えています。

また、彼はデトロイト出身ということでモータウンの影響もあり、ソウル・ファンク系のドラミングも得意です。

より現代的なロックドラミングを打ち込むときの参考になります。

 

Mike Portnoy

プログレッシブメタルバンド「Dream Theater」の初代ドラマー。

要塞のようなドラムセットで手数の多い複雑なドラミングが特徴。

かなりのテクニックを擁しており、複雑かつ高速なフレーズや、トリッキーな変拍子を得意としています。

メタルやプログレといったジャンルを制作するときに参考になります。

 

Buddy Rich

彼はジャズ系のドラマーなのですが、そのテクニックの多彩さからロックやメタル系のドラマーにも強い影響を与えています。

まさしく「ドラムの神様」の1人でしょう。

ジャズ系は勿論、ありとあらゆる現代のドラミングの基礎を作った偉大なドラマーです。

 

Jojo Mayer

https://www.youtube.com/watch?v=2VSGSFWagl4

「人力ドラムンベース」が彼の代名詞であるようにクラブミュージックを人力で再現する非常に繊細で手数の多いドラミングが特徴。

彼は元々はバディ・リッチフォロワーで、ジャズ系のドラマーだったこともあり、機会的なプレイだけでなく非常にグルーヴィーなドラミングも得意です。

とりわけ、彼のドラミングは人体の限界に挑戦するようなドラミングを打ち込むときに参考になります笑

 

Steve Gadd

彼はまさに生きる伝説と言ってもいいでしょう。

複雑なことは何もしていないのに圧倒的な存在感。もう何だかよくわからないけど、カッコイイ。

彼のドラミングを打ち込みで再現するのは非常に難しいですが、フレージング自体はオーソドックスなものが中心であるため、フレーズの参考にはなります。

特にジャズやフュージョン系では参照しておくべきドラマーの1人でしょう。

Steve Jordan

ファンクやR&B系のうねるようなドラミングが彼の特徴でしょう。

グルーヴが心地よければそれでいい、といったような手数はそれほど多くないシンプルなドラミングです。

後ろノリのグルーヴの研究をしたい方は是非参考にしてみましょう。

Dave Weckl

彼のドラミングはとにかく万能。ポップス、ロック、フュージョン、ラテンに至るまでオールジャンル対応ドラマーです。

とにかく困ったら彼のドラミングを参考にすれば解決の糸口が見つかると思います。

 

Benny Greb

ドイツが産んだ怪物ドラマー、Benny Grebです。

とにかく彼のドラミングは天下一級品です。繊細なハンドコントロールや多彩な音色など参考にすべき点は沢山あります。

彼もオールジャンルドラマーですが、どちらかと言えばシンプルなファンク系を得意としています。

また、お茶目なキャラクターも彼の魅力です。

 

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Aaron Spears

今話題のゴスペルチョップス系のドラマーと言えば彼。

複雑で手数が多いハイテクドラミングでありながも、グルーブがしっかり出ており、非の打ち所がありません。

派手さとグルーブ感を両立させたいときに特に参考になります。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ドラムの打ち込みは難しいかもしれませんが、彼らのドラムを普段から聴いていればどんなジャンルにも対応できるようになるでしょう。

また、彼らの音楽的なルーツや影響を受けた人物、与えた人物を辿ることも非常に勉強になるのでおすすめです。

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