【月10万稼ぐ】作曲家におすすめな副業8選!メリットとデメリットも解説

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突然ですが作曲家の皆さん、もしくは作曲家志望の皆さんに質問です。

音楽だけで食えてますか?

ほとんどの方は「NO」と答えるでしょう。

多くの場合、作曲以外の仕事でお金を稼ぎながら作曲家としての活動をしていると思います。

とはいえあまりにも給料が低く、しかも音楽と関係のない仕事だと、かなり精神的にきついですよね。

給料が高くて音楽に使える時間が増える仕事や、音楽と関係がある仕事をしたいと思っている人も多いんじゃないでしょうか?

ということで、作曲家の筆者サッキー(@sakky_tokyo)が今回は作曲家にオススメしたい副業(というか本業?)について解説していきたいと思います!

今回紹介するのは基本的に

  • 在宅である程度楽に稼げる仕事
  • 音楽に関係している仕事

のどちらか、かつ月10万円を稼げる仕事にしています。

月10万円なら副業としても十分ですよね。

逆にその仕事だけになったとしても切り詰めればギリギリ生活できる額だと思うのでこの金額にしてみました。

で、最初にネタバレしちゃいますが、今回紹介する仕事は以下の通り。

作曲家におすすめな副業
  • プログラミング
  • 音楽講師
  • ブログ、アフィリエイト
  • Youtuber
  • ストック音源販売
  • HipHopビート販売
  • Webライティング
  • 動画編集

これらの仕事の以下の点を比べてみました。

比較項目
  • 難易度:星の数が多いほど難しく、少ないほど簡単。
  • 必要期間:月10万円稼ぐために必要な期間
  • メリット:作曲家にとってその仕事をするメリット
  • デメリット:作曲家にとってその仕事をするデメリット

【今回の動画】

今回の記事と同じ内容の動画をYouTubeで公開しています。

動画で内容をチェックしたい方はYouTubeから、文字で読みたい方はこのまま記事を読み進めてみてください。

またブログを読む際はちょっと長い記事なので、下の目次を開いてもらって興味がある仕事だけチェックしてみるというのもおすすめです。

ジャンプできる目次

プログラミング

比較項目
  • 難易度:
  • 必要期間:半年
  • メリット:単価が高く、在宅ワークもできる
  • デメリット:専門知識が必要

プログラミングは「個人で稼ぐ仕事」として鉄板ですね!

基本的には就職するか、フリーランスとして案件を企業から受託してお金をもらうという仕事ですが、自分でサービスを開発してそこから収益を得る人もいます。

企業案件などの場合、まだまだプログラミング人材が足りてないので単価が高く、月10万も全然難しくありません。

音楽活動に時間を多く使いたい場合は、1ヶ月のうち半分だけプログラミングの仕事をして10万円ほど稼ぎつつ、残りの半分で曲を作ったり…なんて生活もできないこともないです。

僕自身はプログラミングの仕事はしていませんが、僕の身の回りにはプログラミングで生活をしている人が結構いまして、ミュージシャンには割と合ってるワークスタイルなのかな、なんて思ったりしています。

もちろんある程度専門知識が必要になるので、未経験OKの職場で給料を貰いながら勉強をするか、独学またはスクールなどで半年くらい勉強をしてからフリーランスとして仕事を受け始めるパターンが多いと思います。

「いきなり働くのはハードルが高いから最初はちゃんと勉強したいんだけど、独学とスクール、どっちがいいの?」という人も多いと思いますので、僕の知り合いのWebエンジニアの人に同じ質問をしたところ「自分でモチベーションの維持ができるなら独学、モチベーションの維持が難しいならスクール」らしいです。

「結局勉強するのは自分なので、モチベが維持できれば独学だろうがスクールだろうが、学習はちゃんとできるはず。モチベの維持が難しい場合は、メンター的にスクール講師の方を頼ってみては?」という回答でした。

一応人気の学習サービスを紹介しておくと、

独学系サービス
  • Progate:サイトデザインが分かりやすく、勉強したところが可視化されるので、初心者でも勉強しやすい
  • ドットインストール:無料でもある程度のところまで勉強できる
  • udemy:月額制の上記2つに比べで、udemyは買い切りなので自分のペースで勉強できる
スクール系サービス
  • TechAcademy:オンライン完結スクール。1週間の無料体験あり
  • TECH::CAMP:プログラミング教室で学ぶスクール

このあたりがよくオススメされています。

音楽講師

比較項目
  • 難易度:
  • 必要期間:1ヵ月~半年
  • メリット:音楽の知識がつく
  • デメリット:最初からある程度の音楽能力が必要

音楽講師はミュージシャンにとっては定番の副業ですね。

大きく分けて音楽教室やスクールに雇われるか、自分で生徒を募集するという2種類の働き方があります。

稼ぐためにはそれなりの生徒数が必要なんですが、生徒数が増えると準備などに時間がかかって自分の活動に費やす時間が減ってしまうというデメリットもあります。

また、当然ですがDTMや作曲の音楽講師になるためには、音楽の基本的な知識と人気DAWの操作知識が必要です。

音楽講師を目指している人の場合、音楽の基本的な知識は身についている人が多いんですが、人気のDAWの知識は人によってまちまち。

日本でマイナーなDAWしか使ったことがない場合はスキルが高くても不採用になることがあります。

なので、作曲やDTMの講師を目指す方は

  1. Cubase
  2. Studio One
  3. Logic
  4. Pro Tools

この4つのうちのどれかは使えるようにしておきましょう。

ブログ、アフィリエイト

比較項目
  • 難易度:
  • 必要期間:1年
  • メリット:時間に縛られない、作曲の仕事にいかしやすい
  • デメリット:最初は頑張ってもタダ働き、頑張っても稼げない場合がある

ブロガーやアフィリエイターは一時期人気になった働き方ですね。

ブログなどに商品紹介リンクを貼ってそこから買い物をしてもらえれば収益が発生するという仕組みです。

最近はGoogleの検索エンジンの仕組みが変わったりして、個人ブログで大金を稼ぐのはだいぶ難しくなりましたが、月10万円くらいならまだいけます。

皆さんが見ているこのブログも一応私の収入源の1つだったりします。

ですが、ブロガーやアフィリエイターとして稼ぐためにはかなりの覚悟と継続力が必要です。

最初の半年くらいは毎日5時間くらい作業しても誰にも見られないし、収益額も月500円とかなので大半の人は心が折れます。

その上、音楽ブログは競合がめちゃ多く収益化も難しい。

音楽ブログだと本気で1年運営して月1万しか稼げないとかザラにあるので、やるなら他ジャンルをおすすめします。

別にこれは自分のライバルを増やしたくないから言ってるわけじゃなくてマジでそうなんです。

音楽って多分エンターテイメント産業の中でもトップクラスの人気がある分野なので、企業のWebメディアなどもたくさん参入しています。

例えばGoogleで「イヤホン おすすめ」と調べてみてください。

検索結果の上位に表示されるのは、ほとんどが企業サイトになっているはずです。

音楽ブログで収益化を目指すなら、こういった企業のめちゃつよサイトと競争することになります。

逆にいうと音楽ブログで月10万円稼げる才能と継続力がある人なら、他のジャンルで月30万~50万円とかいけるんじゃないかと。

ここだけの話、今やるならおすすめジャンルは男性の美容ベビーシッター系など。

注目度が徐々に上がってきている分野ですが、まだライバルが少なく稼ぎやすいと思います。

Youtuber

比較項目
  • 難易度:
  • 必要期間:1年
  • メリット:時間に縛られない、作曲の仕事にいかしやすい
  • デメリット:最初は頑張ってもタダ働き、頑張っても稼げない場合がある

動画を投稿してそこから広告収益を得るという仕事です。

ちなみに年々、収益化までの条件が厳しくなってい2019年12月現在の条件は以下の通り。

  1. チャンネル登録者1000人以上
  2. 過去1年間の総再生時間が4000時間以上

つまりこの水準に達するまで、どんなに頑張ってもタダ働きということを覚悟しておきましょう。

僕も最近YouTubeチャンネルを開設して、ようやくチャンネル登録1000人になりました。

(↓こんな動画を投稿しています笑)

最初に動画を投稿したのが2019年6月、チャンネル登録1000人達成したのが2019年12月なので半年の間、ひたすら無料で動画を作り続けていたことになります。

ちなみに総再生時間4000時間以上がまだ達成できていないので、収益化までもうちょい時間がかかりそうです。

また自分で編集までやると専門知識が必要だし時間がめっちゃかかるので、収益化まで長くなります。

お金に余裕がある人は編集を外注するのもいいかもしれません。(僕は自分でやっていますが…笑)

ですが、上手くいったときのリターンはかなり大きいのもYouTuberのいいところ。

例えば動画から自分のファンになってくれる人が増えれば、当然ですが音楽を作ってそれを商品として売ることもできますよね。

また作曲を教える動画を出せば、そこから講師業につなげることも出来ます。

2023年9月追記

YouTubeの収益化の条件は2023年9月22日現在、下記に変更されています

YouTubeの収益化条件
  • チャンネル登録者が500人以上
  • 直近12カ月の動画の再生時間が3000時間以上または、直近90日間のショート動画の視聴回数が300万回以上
  • 直近90日に投稿された動画が3本以上

ストック音源販売

比較項目
  • 難易度:
  • 必要期間:半年
  • メリット:作曲スキルを生かせる、作曲スキル向上、仕事につながる
  • デメリット:人によっては全く稼げない

AudioStockなどのストック音源販売サイト音源を販売し、収益を得るという仕組みです。

自分の曲が人気になると、ある程度放っておいても収入が途絶えなくなるので、不労所得化することもできます。

また、クリエイターのプロフィールページなどに連絡先を書いておけば、あなたの曲を気に入ってくれた人から直接作曲の依頼が来ることもあります。

ただ、AudioStockはクオリティ審査が厳しいので、能力がある程度高くないと難しいでしょう。

月10万円稼ぐためには結構な曲数が必要なので、既に曲をたくさん作っている人はやりやすいかもしれません。

また、基本的に売れる曲を作るためには、購入者の心理などをきちんと考える必要があるので、作曲スキルや音楽ビジネススキルが向上するのもメリットです。

HipHopビート販売

比較項目
  • 難易度:
  • 必要期間:半年
  • メリット:音楽スキルを活かせる、作曲の仕事につながる
  • デメリット:作曲能力がある程度必要

BeatStarsなどのビート販売サイト、BASEなどのネットショップサービス、自分のWebサイトなどでHipHopのビートを販売する仕事です。

最近海外では「Type Beat」と呼ばれる文化が出来ていて、ネットでビートメイカーが「あの有名曲みたいなタイプのビート」や「切ないタイプのビート」など、様々なタイプのHipHopのビートを販売し、ラッパーがそれを購入し自分の曲として使うということが普通になってきています。

Type Beatは一般的にYouTubeなどに試聴用の動画を置いておいて、そこから自分の使っている販売サイトにお客さんを流し込んでいくことが多いです。

もちろんインターネット上で完結するので日本人でも海外のラッパーにビートを売ることが可能。

加えて、最近では日本もHipHopが盛り上がってきてるので、日本人向けのビート販売をする人も増えています。

まだまだ日本人向けのビート販売をしている人は多くないので、チャンスだと思います。

また活動初期はフリー(無料)の音源でファンを作りつつ、そこから有料のビートを売るという手順を踏むのがよくあるパターン。

例えば下の動画もフリーの「Type Beat」動画ですが、この動画の再生回数はなんと2000万を超えています。

上手くやれば1つのフリービートで2000万人以上にアプローチできる可能性も0ではないということですね。

これはめちゃくちゃ上手くいった例ですが、こんな感じで最初は集客してみてはいかがでしょうか。

Webライティング

比較項目
  • 難易度:
  • 必要期間:1ヵ月
  • メリット:在宅でさくっと稼げる
  • デメリット:音楽の仕事に生かしにくい

企業などのメディアサイトや、個人が運営しているブログなどに掲載される記事を作る仕事です。

「文章力がないと難しいんじゃ…?」と考える人もいるかもしれませんが、基本的にマニュアルがあるので、いいクライアントを見つれば未経験でもわりとさくっと稼げます。

それでも自信がない人でしたら、「初心者歓迎!」みたいなことが書いてある仕事で1ヶ月くらい練習してみるといいと思います。

月10万円くらいでしたら、1ヶ月くらい執筆の練習がてら仕事をしてみて、2ヶ月目にはある程度コツを掴んで達成ということも十分可能でしょう。

仕事を探すときはクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで探すと便利です。

一応僕はこの分野の仕事をしたことがあるので、1つアドバイスをするなら、Webライティングの仕事で重要なのはスケジュールの自己管理能力です。

基本的に在宅ワークが多いので、通勤時間がなくて楽な反面、自宅でダラダラ作業をしてしまうと無駄に時間がかかってしまいます。

なので、「この時間までに書ききる!」というスケジュール管理意識を持たないと、結局ただ楽なだけでコスパの悪い働き方になるので注意してください。

動画編集

比較項目
  • 難易度:
  • 必要期間:3ヵ月
  • メリット:単価が高く、自分の活動に活かせる
  • デメリット:専門知識が必要

YouTuberなどの動画を編集してお金をもらう仕事です。

最近はYouTubeを始める人が増えているので、動画編集の需要が高まっています。

クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスで探せばすぐに仕事が見つかる状況です。

おそらく3ヶ月程度自分のYouTubeチャンネルで投稿するなどしてコツをつかめば、すぐに月10万円を達成することができると思います。

(自分のYouTubeチャンネルはポートフォリオにもなりますので、動画編集で稼ぎたいならぜひYouTubeチャンネルを運営することをおすすめします)

しかも動画編集スキルが身につけば、簡単なMVを作ったりすることができるので、音楽活動との親和性が高いのもいいですよね。

もちろん動画編集には専門知識が必要ですが、YouTubeの動画くらいならそこまで難易度は高くありません。

作曲家の皆さんならDAWを使えると思いますので、だいたい同じ要領で編集ソフトも使えますよ。

まとめ:どれが一番オススメ?

絶対に来るであろう質問なので、先に答えておきます!笑

正直に言うと「自分に合ったものを選ぶのが一番なので、とりあえずやってみて続けられそうなら続けるべき」というのが答えです。

難易度が低い仕事だったとしてもそれが苦痛に感じているならあんまり長続きしませんよね。

僕は学生時代、レジ打ちのバイトをしていたことがあるんですが、めちゃくちゃ暇すぎて嫌になって辞めました。笑

やっぱり人によって合う合わないがあるので、ぜひ自分で確かめてみて欲しいというのが僕の意見です。

その上であえてオススメするなら、動画編集Webライター

この2つは難易度が低いので、とりあえず収入源を確保しつつ音楽活動の地盤を固めたいときにとても便利です。

参入障壁も低いので、とりあえずチャレンジする価値はあると思います。

ということで今回の記事は以上!

作曲家の皆さんの役に立ったなら幸いです。

また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、よかったらチャンネル登録お願いします!

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