コンデンサーマイクの保管方法おすすめ5選|安く保管する方法も解説!

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コンデンサーマイクは高音質で録音できる音楽機材ですが、皆さんはどのように保管していますか?

安いものならそこまで気を使う必要はありませんが、高級機材ならきちんと保管することで長持ちさせることができます。

今回はそんなコンデンサーマイクを保管する方法についてまとめてみました。

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コンデンサーマイクを保管するときの注意点

コンデンサーマイクは普通の(ダイナミック)マイクと違い、保管方法に気を使わなければいけません。

よく「コンデンサーマイクは繊細な音も録音できる」といわれていますが、これはコンデンサーマイク内部にダイアフラム(振動板)という、薄くて繊細な金属が取り付けられているからです。

この薄くて繊細な金属が、音(=空気の振動)によって動くことで集音しているというのがコンデンサーマイクの仕組み。

ダイアフラムはコンデンサーマイクの命とも言えるパーツですが、薄い金属ということもあり、湿度が高いところに放置されると錆びたり、カビが生えてしまったりするんです。

そうなると上手く振動できなくなってノイズが乗ってしまったり、最悪の場合故障してしまいます。

特に日本の夏は多湿なので、保存には気を使いたいところ。

大体湿度40%前後を維持できるような環境で保管できるとベストと言われています。

コンデンサーマイクの保管方法おすすめ5選

では早速、コンデンサーマイクのおすすめ保管方法をいくつか紹介していきたいと思います!

防湿庫に入れる

メリット
  • 安心感がある
  • 自動で湿度を調整してくれる
  • 複数マイクがある場合でも楽に管理できる
  • 基本的に湿度計がついている
デメリット
  • 価格が他の方法に比べて高い
  • コンセントを使う
  • 電気代がかかる(1日1円くらい)

防湿庫(デシケーター)にコンデンサーマイクを入れるのが、おそらくベストな保管方法です。

コンセントに接続し、湿度の設定をすれば放置でOK。

うっかり扉を閉め忘れたとか、壊れたりしない限り、ずっと適した湿度を保ち続けてくれます。

他の方法に比べると若干導入コストが高いですが、1万円くらいで大切なマイクが守れるなら意外と悪くない方法ではないでしょうか?(特に高いマイクを持っている場合)

実際プロがよく使うようなレコーディングスタジオでは、防湿庫でマイクを保管していることがほとんどです。

ちなみに筆者も防湿庫でマイクを保管しています。

カメラ機材も一緒に保管してます!

ずっと40%くらいの湿度をキープし続けてくれているので、非常に助かっています。

1年以上使っていますが、今のところ壊れる気配もありません。

筆者が使っている商品

買ったときは1万円くらいだったんですが、値上がりしているようなので、もう少し安いやつでもOKだと思います!

ドライボックスに入れる

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メリット
  • 導入コストが安い
  • 防湿専用の商品なので安心感がある
  • 大きいものだと複数保管できる
デメリット
  • 乾燥剤が必要
  • 定期的に乾燥剤を入れ替える必要がある
  • 湿度計を入れないと、実際除湿できているのかわからない

ドライボックスはカメラのレンズなどを保管するためによく使われている製品です。

コンデンサーマイクとカメラは、保管に適した湿度がほぼ同じなので、流用して使うこともできます。

割としっかりした作りのものが多いですし、乾燥剤とセットで売ってるものがあるので楽です。

乾燥剤がない場合は別途用意しましょう。(ちなみにこれ以降の保管方法はすべて乾燥剤が必須です)

湿度計も必要であれば、別途購入しましょう。

タッパーに入れる

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メリット
  • 導入コストが安い
  • ちゃんと密閉できている可能性が高い
デメリット
  • 乾燥剤が必要
  • 定期的に乾燥剤を入れ替える必要がある
  • 湿度計を入れないと、実際除湿できているのかわからない
  • サイズが合わないものがある

密閉されていて除湿ができればOKなので、もちろんタッパーでも大丈夫です。

基本的にマイクを入れるには小さいタッパーが多いので、大きめのサイズを買いましょう。

スポンジ敷き詰めてマイクの形にくり抜くことで衝撃を受けにくくしたり、湿度計を入れて状態を把握するということもできます。

パスタケースに入れる

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メリット
  • 見た目がおしゃれなのでそのまま飾ってもOK
  • 縦置きでスペースの節約ができる
デメリット
  • 定期的に乾燥剤を入れ替える必要がある
  • そのまま縦に入れると安定感がない
  • 湿度計を入れないと、実際除湿できているのかわからない
  • 落とすと割れる可能性がある

タッパーとほぼ同じなんですが、パスタケース(キャニスター)でもコンデンサーマイクの保管が可能です。

瓶なので見た目もオシャレですし、密閉度が高いものが多いのである程度の安心感があります。

縦置きだと安定感がないので、周りに緩衝材としてクシャクシャにした紙などを入れた方が安心です。

100均で英字新聞とか茶色い紙とか買って入れたらおしゃれに保管できるんじゃないでしょうか…!

ジップロックなどに入れる

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メリット
  • めちゃくちゃ安い
  • 省スペース
  • コンデンサーマイク付属の箱や袋をそのまま使い回せる
デメリット
  • 穴が開く可能性あり
  • 定期的に袋の交換が必要
  • 定期的に乾燥剤の交換が必要

おそらく一番安くコンデンサーマイクを保管できるのが、ジップロックを使う方法です。

大抵のコンデンサーマイクは保存用の袋や箱などが付属していると思いますが、よほどしっかりした作りのものでないかぎり密封はできていません。

なので、ジップロックにシリカゲルとコンデンサーマイクを一緒に入れて、そのジップロックを付属の袋や箱に入れるというのが一番安価に保存できると思います。

おわりに

ということで、今回はコンデンサーマイクの保管方法について解説してきました。

安く保管したい場合は「シリカゲル+保存容器」で大体1000円~2000円程度で保管できますね。

それではまた!

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