海外では通じない!?実は和製英語だった音楽用語15選

どうも、サッキー@sakky_tokyo)です!

日本で使われる英語っぽい独特な言葉を和製英語と言いますよね。

和製英語は日常で使われるものも多いですが、専門用語的に使われている言葉にも和製英語がたくさんあります。

このブログは音楽ブログなので、音楽に関する和製英語を集めてみました。

音楽をやったことがある人なら「え?そうだったの!」となること間違いなし(僕は実際になった)ですので、ぜひ最後まで見ていってください。

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和製英語な音楽用語

ライブ

日本では「小さい会場はライブで、大きい会場がコンサート」といった感じで解釈されていますよね。

実はこれ、日本だけの区別で、海外では全て「Concert(コンサート)」を使います。

小さいライブハウスで演奏しているメタルバンドのライブに行くときでも「Metal Concert」でOK。

Live」という言葉には「生で」という形容詞のニュアンスがあって、

I went to Michael’s live.(マイケルのライブに行ったよ!)

ではなく

I saw Michael perform live.(マイケルの生パフォーマンスを見たよ!)

のように使います。

 

DTM

このブログでもよく取り上げるDTMという言葉。

日本語ではDeskTop Musicの略というふうに紹介されますが、これも和製英語です。

海外ではComputer Musicという言葉が使われることが一般的。

 

曲構成系用語

日本語では「イントロ」や「Aメロ」「サビ」など、楽曲の構成に使われている英語っぽい言葉が結構あります。

ですが、これらのほとんどが和製英語。

英語では

  • イントロ: Intro
  • Aメロ: Verse(ヴァース)
  • Bメロ:Verse/Build Up(ビルドアップはダンスミュージックなどで使われる用語)
  • サビ: Chorus(コーラス)
  • Cメロ: Bridge(ブリッジ)
  • アウトロ: Ending

と言います。

奇跡的にイントロだけが同じです。笑

 

○○ビート(エイトビートなど)

曲のリズムを表す「8ビート」や「16ビート」といった言葉がありますよね。

これらを英語では「8 note beat」または「8 note groove」と言います。

これは何となく想像できますね。

 

ライブハウス

海外でライブハウスというと「生きた家」みたいな印象になってしまうんだとか。

英語では「Club」や「Bar」というのが一般的。

音楽を聴く場所というニュアンスを強調したいときは「Rock Club」「Jazz Bar」などと言います。

 

ハウリング

ボーカルのマイクなどの場所によって「ピー!」といったノイズが鳴りますが、日本語ではハウリングと言いますね。

このハウリング、いかにも英語っぽいですが実は通じません。

英語では「Feedback」といいます。

 

ウッドベース

エレキベースに対してアコースティックなでっかいベースを指す言葉として日本ではウッドベースという言葉が使われますね。

この言葉を海外でいうと「エレキベースも木で出来てんじゃん!」となるらしい。確かに。

英語では「String Bass(ストリングベース)」や「Double Bass(ダブルベース)」などと言います。

「ウッドベースもエレキベースも弦があるじゃん!」って感じですが、おそらく弦の音をそのまま使うからなんでしょうか…?

 

ストローク

ギターの右手(ピックを持つ方の手)のジャカジャカした動きを日本語ではストロークと言います。

これも英語っぽいですが、通じません。

英語では「Strumming(ストラミング)」というのが普通です。

 

カッティング

ファンクなどでチャカチャカと軽快なリズムを刻むギターの奏法をカッティングと日本では言いますね。

これも英語では通じないんだとか。

しかも、カッティングに対応する英語は無いそうで、「Funk Rhythm(ファンキーリズム)」や「Funk Strumming(ファンクストラミング)」といいます。

 

エフェクター

ギターやベースなどの音を変化させるために使われるエフェクター。

エフェクター関しては和製英語というよりも、マイナー英語といった印象です。

エフェクター(Effector)という言葉は通じないわけではないけれど、どちらかというと「Effects」や「Effects Pedals」などという方が一般的ですね。

 

〇〇ピックアップ

エレキギターのマイクとも呼ばれるピックアップ。

日本ではそのポジションによって「フロントピックアップ」「センターピックアップ」「リアピックアップ」と呼びますが、これも日本でしか通じません。

英語では、

  • フロントピックアップ:Neck Pickup
  • センターピックアップ:Middle Pickup
  • リアピックアップ:Bridge Pickup

と言います。

見事に一つも当たっていませんね。笑

 

シールド

ギターやベースのケーブルを日本では「シールド」と言いますね。

楽器初心者の頃は「なんでケーブルをシールドって言うんだ」と思った人も多いかと思います。

このシールドという言葉ですが、英語では通じません。

ではなんと言うのかというと「ケーブル(Cable)」と言うらしい。

なんか二度手間ですよね……笑

 

オープンリムショット

スネアのリムの部分とヘッドの部分を同時に叩く奏法として日本では「オープンリムショット」という言葉が使われています。

が、英語では単に「リムショット(Rim Shot)」というのが一般的です。

ではオープンではない「クローズドリムショット」は何というのかというと、こちらは「Side Stick」や「Cross Stick」と言われています。

 

チョーキング

ギターの弦を持ち上げて音程を上げる奏法を日本ではチョーキングといいます。

英語で「Choking(=Chokeの動名詞系)」は「首絞め・窒息」という意味なので、ギターのチョーキングには使われません。

英語では「Bend/Bending」というのが一般的です。

 

アドリブ

日本では「即興演奏」という意味で使われる音楽用語ですよね。

しかし英語圏でアドリブという単語は、「演劇やスピーチでセリフを即興で作る」という意味の、主に「言語」に対して用いられる言葉らしいです。

なので、「ギターでアドリブをした」というのはあまり言いませんが、「歌詞をど忘れしたのでアドリブで乗り切った」といった表現は使うんだとか。

では楽器での即興演奏は英語でなんと言われるのが普通なのかというと「Improvisation(インプロヴィゼーション)」というのが一般的。

日本でもジャズ界隈で「インプロ」と言われたりしていますが、Improvisationが語源になっています。

 

まとめ

いかにも「僕たち英語ですけど?」みたいな顔をして和製英語がバンバン使われているのでややこしいですね。

これ以外にもたくさんの和製英語が使われているので、気になった方は調べてみてください。そして僕に教えてください。笑

それでは今回はこの辺で!

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