仮歌シンガーとして稼ぐコツを作曲家目線で考えてみた

  • 最終更新日:2019.02.28
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  • 雑記
仮歌シンガーとして稼ぐコツを作曲家目線で考えてみた

最近バイトやクラウドワークスなどで仮歌の仕事をしている人が増えていますね。

とはいえ、登録はしていても実際に依頼が来る人はかなり少ないのではないでしょうか。

ですが、仮歌シンガーとしてかなり稼いでいる人がいるのも事実。

今回はそんな稼げる仮歌シンガーになるコツを、作曲家である筆者が考えてみました。

 

仮歌シンガーとは

そもそも仮歌シンガーとはなんだ?という疑問を持っている人は多いんじゃないでしょうか。

仮歌シンガーとは読んで字のごとく「仮の歌を歌うシンガー」のことです。

最近の音楽業界は「楽曲コンペ」と呼ばれる方法でたくさんの作曲家から曲を集め、アーティストがリリースする1曲を決めるのですが、その応募音源の歌を歌うのが仮歌シンガー。

もしくはリリースが決まっている曲を、実際にアーティストが覚えて練習できるように歌うのも仮歌シンガーの仕事のひとつです。

もちろん、1曲を決めるためにたくさんの曲を集める前者の仕事のほうが多く、仮歌シンガーのほとんどはコンペ楽曲を歌うことでお金を稼いでいます。

なので今回の紹介するコツもコンペ用の仮歌シンガーに向けて考えてみました。

 


仮歌シンガーとして稼ぐコツ(事前準備編)

まずは依頼を受ける前にやっておいたほうがいいことをいくつか紹介します。

デモソングを用意する

デモソングは仮歌シンガーにとって名刺のようなもの。

そもそもどんな声質なのか分からない人に仮歌の仕事を依頼することは殆どありえません。

最低限「歌ってみた」などでもいいので、自分の声質や歌い方がわかるデモを用意しておきましょう。

ちなみにデモソングを作曲家に直接送れば営業ツールにもなるので、良いことづくめです。

 

自宅でレコーディングできる機材を用意する

以前は仮歌の仕事というと、作曲家の自宅スタジオなどに直接行ってレコーディングすることが多かったんですが、最近では仮歌シンガーが自分で録音してインターネット経由で納品することが増えています。

ということは自宅で録音できる機材が揃っているシンガーになれると、仕事の量も増えるということです。

特にちゃんとした機材を持っている仮歌シンガーは少ないので、プロ用のきちんとした機材を揃えておくと、それだけで信頼に繋がります。

自分のプロフィールなどに所有機材を書くことで作曲家もどの程度のクオリティの音が納品されるのかわかりやすいので、ぜひアピールしておきましょう。

 

 

複数のサイトに登録する

最近ではクラウドソーシングなどで仮歌の仕事を依頼する作曲家が増えています。

代表的なクラウドソーシングサイトとしてはココナラランサーズなどが有名です。

これらのサイトを使うことで金銭の受け渡しもスムーズになりますし、仕事の窓口としていろいろな人の目に触れるようになるので仕事も増えます。

できるだけ色々なサイトに登録しておくのがオススメです。

 

実績があるとかなり強い

他人の同人作品や商業作品などに関わった実績がある人は、やっぱり信頼できるので次の仕事につながりやすいです。

デモがいかにいい出来だったとしても、短い時間でレコーディングしなければいけない仮歌がどんなクオリティなのかは想像ができません。

そういう点でも、実績がある人ならそれなりのクオリティが担保出来ている状態なので、強いと言えるでしょう。

最初の実績を作るのがかなり大変ですが、なんとかして実績をひとつでも作れるとかなり楽になりますよ。

もしかしたら、最初の1作目は無料や安めで依頼を受け、実績が出来たら値段を上げるというのもいいかもしれませんね。

 


仮歌シンガーとして稼ぐコツ(仕事スキル編)

短い時間で録音が終わる歌唱スキル

最近はコンペ自体の締切がかなり短いので、仮歌シンガーのデッドラインもかなりタイト。

1~2日の余裕があるなんていうのはかなりいい方で、短いときには数時間での納品が求められることもあります。

もちろん、依頼は義務ではないので断ることもできますが、依頼自体にそういったものが多いので、短い時間で完成まで持っていけるスキルは絶対に必要です。

短時間で録音自体が終わったとしても、リズムや音程が不安定だと、結局修正に時間がかかるので、正確なリズム・音程で歌える歌唱スキルを磨きましょう。

 

作詞もできるようになる

作曲家の中には作曲や編曲はできても、作詞が苦手という人が一定数います。

そういった人は仮歌と一緒に仮歌詞も依頼できる人を探している場合が多いです。

もしあなたが作詞もできるなら、短時間で作詞を仕上げられるスキルを磨いておくと、そういった作曲家からも仕事を受けられるようになります。

 

自分らしく歌うのではなく、曲に合わせて歌う

仮歌に求められるのは、あなたらしい歌い方ではなく、曲にあった歌い方。

そういった歌い方を心がけておくと、リピーターが自然に増えていきます。

ですが自分らしさを消そうとして、「棒読み」のような歌になってしまうのはもちろんNGです。

デモのカバーソングだとかなり上手いのに、初めて聴くオリジナルソングを歌うと下手になってしまう仮歌シンガーはたくさんいます。

作曲家の意図を組んで、自分の中でイメージをふくらませるのが大切です。

たくさんの曲を聴いて、歌い方の引き出しを増やしておきましょう。

 

王道テイクの他にいくつかの提案テイクを提出する

納品のときの話ですが、作曲家が求めている王道テイクの他に、「こうしたほうがいいのでは?」などの提案テイクがあると作曲家はかなり助かります。

サビの終わりにフレーズをフェイク(音程を変化)させたり、楽器が少ないところでハミングやコーラスのトラックを入れてみたり。

作曲家は基本的に一人きりで曲を作っているので、こういった他人の視点が貰えるとかなり嬉しいんです。

ちょっとしたことですが、こういったことをするだけでかなり覚えてもらえやすくなりますし、仕事をもう一度振りたくなります。

 

おわりに

ということで、作曲家目線で依頼したくなる仮歌シンガーの条件をいくつか考えてみました。

最近は仮歌シンガーでも歌だけでなく、コンピュータを使えるスキルが求められるのがわかりますね。

ぜひ仮歌で稼ごうと考えている人はぜひDTMなどの機材を導入してみましょう。

それではまた!

 

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