大学に進学したら軽音サークルに入ろうと思っている人が気になるのが、軽音サークルのお金事情。
サークルに入って楽しい大学生活を送るつもりが、予想以上にお金がかかって苦しい生活に……なんてことになったら悲しいですよね。
そこで今回は、実際に大学の軽音サークルに所属している人に年間でどれくらいの費用がかかるのかを調査してきました!
結論から言うと以下のようになります。
サークル在籍費:1万円~2万円前後
機材代:5万円~
スタジオ代:1万円~3万円
飲み会代:3万円
合宿費用:5万円~7万円(夏・冬合計)
計15万円~20万円
それぞれの詳しく見ていきましょう。
サークル在籍費
サークル在籍費は大体1万円~2万円のところが多いようです。
軽音サークルはアンプやドラムセット、スピーカーといった機材のメンテナンス費があるので、他の文化系サークルと比べると在籍費が若干高くなっています。
大抵のサークルは新年度の時期に在籍費を集めるところが多いですが、サークルによっては半年ごとに5000円~1万円といった集め方をするところもあるので、前もってどのくらいのお金が必要かサークルの人に聞いておくと安心です。
機材代
ここでいう機材費用というのはサークル共用機材ではなく、自分が所有する楽器の金額のこと。
初期費用として安くて5万円程度かかります。
楽器の値段はピンキリなので、1本20万円以上するギターやベースを使っている人もいますし、エフェクターなどを追加で購入すればそれ以上になることも。
初心者の人だと5万円は高いと思ってしまいますが、楽器という世界ではかなり安物の部類です。
ただ例外的にボーカリストはほとんど機材代がかかりません。(マイマイクを使う人は別)
また、ドラマーの人も自分の機材を持ち込まずスタジオやライブハウスのドラムを借りて使うことができるので、安く抑えようとすればドラムスティック(バチ)代くらいに抑えることができます。
スタジオ代
軽音サークルは学校内に練習場所を持っているところも多いですが、ライブ直前の時期だと場所が足りなくなるので、学校外でスタジオを借りることになると思います。
学祭や新歓イベントなど、重要なライブ前の期間だけ有料スタジオで練習するとして、年間で1万円~3万円程度になることが多いでしょう。
ただ、それ以外の時期もスタジオを借りて練習する場合はもっとかかるので注意です。
週1でスタジオに入るなら、1回2000円で年間10万円以上かかります。
人数が多すぎるサークルなどは慢性的に練習場所が足りず、スタジオを借りる人がいたりしますので、学校内での練習状況をサークル員の人に聞いてみてください。
飲み会代
軽音サークルは、月1回程度飲み会があります。
飲み会代は月1回2000円~3000円として年間で大体3万円前後。
軽音サークルは飲み会が多いイメージがあるので、これは予想通りかも知れませんね。
合宿費
「軽音サークルで合宿…?」と思う人もいるかもしれませんが、大体どこの軽音サークルも年間2回は合宿があります。
長期休暇期間に開催され、スタジオ付きの宿泊施設で朝から晩までどんちゃん騒ぎって感じです。
冬の合宿は誰も楽器を持ってこないで、ひたすらスキーとスノボで遊ぶ、というサークルもあったりします。(僕のサークルがそうでした笑)
2泊3日で1回2万5000円~3万5000円くらいでしょう。年間なら5万円~7万円くらい。
場合によってはゴールデンウィーク期間中に新入生を交えて新歓合宿をするところもあります。
もちろん、合宿に行きたくない人はお金を払わなくてOKですが、合宿のタイミングで色んな人と仲良くなるので、思い出を作りたい人はぜひ参加しておくのがオススメです。
まとめ:お金は結構掛かるけど楽しい
いかがでしたでしょうか。
軽音サークルは他の文化系サークルに比べると出費が多いようですが、音楽を通じてできた友達は一生かけがえのない存在になります。
現在プロで活躍しているバンドも、学生時代から友達としてバンドをやっていた人達が多いのが何よりの証拠。
軽音サークルで一生付き合っていく仲間をぜひ見つけてみてくださいね。
それではまた!