「マリンバってなに?」
「マリンバって木琴やシロフォンと何が違うの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
マリンバというのは簡潔に言うと木琴です。
まぁピアノの鍵盤がすべて木の材質に変わったものと思えばいいでしょう。
アーティストで言うと、さだまさしさんや星野源さんなどが楽曲でよく使用されています。
有名な星野源さんの楽曲「アイデア」では冒頭で使用されていますね。
暖かくて癒されるような音色です。
マリンバは知ってるけど、シロフォンと何が違うのか教えてよ!
…わかりました。
シロフォンはマリンバよりもサイズが小さく、音板の厚みも薄いです。
そして全体的に音域が高く、「カンカン」とした音が特徴的です。
運動会のメロディで聞いたことがあると思います。
(道化師のギャロップといい剣の舞といい運動会の曲はよくシロフォン使われてますね笑)
それに対し、マリンバは音域も低めで共鳴パイプは長いです。音板が厚く、暖かみのある音がします。
マリンバはマイナーな楽器
マリンバはとてもマイナーな楽器です。
iphoneの着信音に採用されたことでやっと皆さんの耳に触れ始めたレベルです。
未だクラシック音楽で使われるほうが多いですが、ジャズやポップスの楽曲でも十分に使えます。
どのジャンルでも隠し味程度に打ち込みに取り入れてみることで、一味違ったスパイスとなることでしょう。
マリンバの発祥は?
元祖としてはアフリカで生まれた木の板の下にひょうたんをぶら下げた楽器とされています。
音としてはこんな感じです。
ジンバブエの大学生が歌って踊ってはっちゃけてます。とても楽しそうです。ぜひ日本にもこの文化を取り入れたい。
そして現在のマリンバの基礎となったのは「メキシカン・マリンバ」なのだそうです。
こんな感じの音がします。
なんというか、ゲーム音っぽいというか(笑)
ピッチベンドしたようなとっても変わった音がして面白いですね。
マリンバのオススメ動画
個人的に好きな動画のうちの一つがこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=pyt2b6BP2AE
次の動画はSteveGadd、EddieGomez 、PJ Stoltzmanと吉田ミカさんでのライブ映像です。
こちらは南アフリカの大学生がcoldplayを演奏しています。すごい盛り上がり。
アフリカでは大学でコンテストが開催される程広く知られた楽器なんですねー。
まず日本ではガチムチの男子大学生がマリンバを叩くことはないので、文化が違うと面白いです(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=E162xaEppIA
15歳の少女が4本マレットを使って超絶技巧の演奏をしています。
おわりに
マリンバについて少しお分かりいただけたでしょうか?
まだまだ発展途上の楽器なので、筆者としてはより多くの皆さんにマリンバの魅力を知ってほしいという思いです。
次回はカッコイイ、マリンバやビブラフォン独特の「4本マレットの持ち方」をご紹介しますのでお楽しみに!