ステージ上で輝いて、ファンに熱い眼差しを注がれているバンドマンだって、生活していくためにはお金が必要です。
なので何らかのバイトをしているバンドマンがほとんど。
しかしながら、バンドとバイトを両立することはそう簡単ではありません。
今回はそんなわけで以下にある4つの条件を考えてバンドマンにおすすめなバイトを選んでみました。
- 時給の高さ
バンド活動には多大な時間とお金が必要です。
できるだけ時給の高いバイトを選ぶことで、お金と時間のどちらも得ることができます。
- シフトの自由さ
ライブやバンドの練習などを考えると、シフトにはある程度の自由さが必要です。
またオーディションやコンテストなどの、いざという時に休みがとれるバイトを選ぶのも重要だと思います。
- 服装・髪型の自由度
自分を表現するために個性的な髪型や服装、ピアスなどのファッションをしているバンドマンもいるでしょう。
服装は着替えればどうにかなるかもしれませんが、髪型を出勤のたびに変えるのは大変です。
- 音楽関連性
働くついでに音楽を学べたり、音楽業界の内情を知ることができるのは大きなメリットだと思います。
また、社員割引などで音楽活動の費用が抑えられることもあります。
以上の条件を5点満点で評価しております。
では実際にバイトをご紹介いたします。
テレアポ・コールセンター
- 時給の高さ…5点
- シフトの自由さ…4点
- 服装・髪型の自由度…4点
- 音楽関連性…0点
業務内容は、主に営業アポイントをとる発信業務と、カスタマーセンターなどの受信業務に分かれています。
テレアポ・コールセンターの最大のメリットと言えば時給が高いことでしょう。
受信業務なら都内だと大体1000~1200円、発信業務なら1200~2000円以上にもなります。
シフトも結構自由で、大体の職場が週単位のシフトです。
働いている人も多いので休みも取りやすいと思います。
また、電話越しでの接客が主体なので服装や髪型が自由な職場が多いです。
ただ、オフィスにビジネス上のお客さんが出入りする職場が稀にあるのですが、その場合は髪型が服装に制限があったりもします。
実際、条件がバンドマンに合っているので、バンドマンが職場にかなりいます。
僕も働いていたことがあるんですが、3割~4割ほどがミュージシャンでした。
金髪でピアス空きまくっているたくさんのバンドマンが丁寧な言葉づかいで電話してる職場って面白いですよ笑
警備
- 時給の高さ…4点
- シフトの自由さ…4点
- 服装・髪型の自由度…1点
- 音楽関連性…0点
現在の警備業界はかなり人手が足りていないらしく、少しずつ時給が上がってきています。
時給以外にも入社祝い金や、出勤日数の多さで手当がつく場合もあります。
デパートや公共施設などの施設警備のがメインの仕事と、イベント会場や工事現場を警備する雑踏警備・交通誘導がメインの仕事に分かれます。
シフトも結構自由で、週単位で回してる場所が多い印象。中には3日単位なんてところも。
ただし、必要最低限の人員しか現場に派遣されないことも多いので、急な休みは取りにくいかもしれません。
服装や髪型はかなり厳しめで、制服はもちろん決まっていますし、染髪NGなところや男性は短髪が指定されていることが多いです。
工事現場
- 時給の高さ…4点
- シフトの自由さ…2点
- 服装・髪型の自由度…5点
- 音楽関連性…0点
以前はバンドマンの定番バイトでしたが、今はそんなでもないですね。
業務内容は作業現場の清掃や、資材の搬入などが中心です。
体力が必要ですが、バイトの中では時給は高め。
単発・日払いの職場も多いので万年金欠のバンドマンにはありがたいです。
シフトに関しては週5のところが多い印象。
雨の日は休みになったり、作業が早く終わって、定時よりも早く帰れるなんてことも結構あります。
服装は作業服の場合が多いですが、髪型は超自由です。
金髪のお兄さんがかなりいます。
居酒屋
- 時給の高さ…3点
- シフトの自由さ…3点
- 服装・髪型の自由度…4点
- 音楽関連性…0点
アルバイトの王道と言えば居酒屋でしょう。
時給は普通かちょっと高めって感じですね。都内だと1000~1500円くらい。
接客がメインのホールと、調理がメインのキッチンに分かれていることが大半です。
コミュ力に自信がある方はホール、そうでない方はキッチンを選ぶと無難かと。
シフトに関しては場所を選べば自由度が高いところもあります。
髪型は場所によりけり。お店に確認しましょう。
まかないが出るところが多いので食費が浮きます。
ホスト・キャバクラ
- 時給の高さ…4点
- シフトの自由さ…3点
- 服装・髪型の自由度…4点
- 音楽関連性…0点
基本時給にプラスして、指名やドリンクの数に応じて手当が給料に上乗せされるので、稼げる人はかなり稼げるバイトです。
お客さんからプレゼントが貰えることもあるとか。
シフトはかなり緩いところが多く、週1回も出なくてもいいところもあります。
しかし、同伴出勤やアフターなど、業務時間以外にお客さんと会うことも多いので、何とも言えません。
服装や髪型は、ご想像どおり自由ですね。
ある程度のルックスが求められますし、トーク力も必要なので、バンドマンの中でもV系の人が適しているんじゃないでしょうか。
日雇い派遣
- 時給の高さ…3点
- シフトの自由さ…5点
- 服装・髪型の自由度…3点
- 音楽関連性…0点
業務内容は現場によって様々ですが、基本的に単純作業になります。
時給や、服装、髪型も派遣される職場によって違います。
最大のメリットはシフトの自由さ。
固定の曜日に働いてもいいですし、月の前半にまとめて働いて後半は全部休み、なんてこともできます。
また、個人的に感じている日雇いの1つのメリットは人間関係の気楽さですね。
1日だけの関係って楽ですよ。
ライブハウス
- 時給の高さ…2点
- シフトの自由さ…2点
- 服装・髪型の自由度…5点
- 音楽関連性…5点
音楽系のバイトとしてまず挙げられるのがライブハウスのバイトだと思います。
バンドマンの人はご存知だと思いますが、ライブハウスの業務は大まかに、音響、ドリンク、ブッキングの3つに分かれます。
時給はどの業務も安めで、音楽をやっている人しか興味を持ちません。
少人数で回しているとことがほとんどなので、シフトの融通も効かないところが多く、休みも取りにくいです。
まさに修羅の道。
ただ、ファッションは非常に自由です。制服が無いところがほとんど。
こき下ろしてしまったのでフォローすると、無料でライブが聴けたり、系列店に自分が出演するときはノルマが安くなったりというメリットもあります。
また、音楽活動に理解がある職場なので、ライブやオーディションだと周りが協力してくれて、すんなり休みが取れたりします。
音楽スタジオ
- 時給の高さ…1点
- シフトの自由さ…2点
- 服装・髪型の自由度…5点
- 音楽関連性…4点
これも音楽関係のバイトとして定番ですね。
僕も1年ちょっと働いていました。
業務内容は、部屋の転換作業、接客、掃除、機材メンテナンスなど。
時給はクソ安いところが多いです。ミュージシャンは足元見られがちですね。
特に求人サイトなどで、時給ではなく日給が書いてあるところは注意しましょう。
時給換算すると最低賃金割ってる可能性があります。
シフトは大体1ヶ月単位のところが多いんじゃないでしょうか。
少ない人数で回しているところがほとんどなので、1人休むと店が回らなくなります。そのせいで休みが取りにくいです。
髪型はスタジオの運営方針によりますが、自由なところが多いのではないでしょうか。
僕がいたところはオーナーが金髪でした。
音楽社員割引でスタジオが安く使えたり、お客さんやスタッフが基本ミュージシャンなので気軽に音楽談義ができるのはメリットだと思います。
CDショップ
- 時給の高さ…3点
- シフトの自由さ…2点
- 服装・髪型の自由度…2点
- 音楽関連性…4点
CDショップは意外と忘れられがちな音楽バイトですね。
音楽に詳しくなりたい方にはおすすめです。
それ以外にもバンドの音源をいち早く聴けたり、ポスターなどが貰えるなどのメリットがあります。
時給やシフト、髪型などに関しては普通の接客バイトとあまり変わりません。
楽器屋
- 時給の高さ…3点
- シフトの自由さ…3点
- 服装・髪型の自由度…3点
- 音楽関連性…4点
楽器の知識が活かせるバイトです。
シフトは月単位のところがほとんど。
場所を選ぶとかなり暇で楽です。お客さんより店員の方が多い時間帯があったりします。
服装はエプロンが指定の場所が多いですね。
髪型はお店によりけりな印象です。
社員割引で機材が安く買えたり、最新の機材を試奏できるので、機材フリークスの方におすすめです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
どれも一長一短ありますので、自分に合ったバイトを選んでみてください。
それではまた