【聴き比べ】ベースにおすすめなコンプレッサー・エフェクター10選を比較!

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ベーシストにとってコンプレッサーは、スラップのピークを抑えたり、音の粒立ちを揃えてくれる、重要なエフェクターです。

ディストーションなどの歪み系や、コーラスなどの空間系に比べると地味なかかり具合ですが、一度使うと手放せなくなること間違いなし。

そんなベーシストに必須のエフェクターですが、種類が多いためどのコンプレッサーがいいのかわからないベーシストの人も多いんじゃないでしょうか。

そこで、今回はベーシストでもある筆者サッキー(@sakky_tokyo)が特にオススメなコンプレッサーをピックアップして解説してみたいと思います!

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EBS | MultiComp

高音質と高性能を両立させたアナログコンプレッサーペダル。真空管コンプのサウンドを再現したチューブシミュレーション、高/低音域それぞれ分けてコンプをかけることができるマルチバンド、ノーマルと、3つのモードが選択が選択可能。
Blue Labelとなり、9-18V電源に対応し、コントロールにSensが追加されています。

出典:サウンドハウス

出典:サウンドハウス

ベースのコンプといったら「マルコン」ことEBS MultiCompが大定番。

「通すだけで音が良くなる魔法の青い箱」という評判通り、使うだけでベースが上手くなったように感じるコンプレッサーです。

アマチュアからプロまで愛用者が多く、最初に買ったコンプがこれで、いろいろ試した結果、最終的に1周回ってこれに戻ってくるという人もたくさんいます。

「TUBESIM(チューブシミュレーション)」「MB(マルチバンド)」「NOMAL(ノーマル)」という3つのモードを選択することができ、多彩な音作りが可能です。

かかり具合もわかりやすいので、コンプレッサーを初めて購入する人にもオススメできる名機中の名機といえるでしょう。

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Empress Effects | Bass Compressor

■ベース用エフェクター
■コンプレッサー
■オール・アナログ・シグナルパス
■トランスペアレント・サウンド(オリジナルトーンを失いません)
■3コンプレッション・レシオ(2:1、 4:1、10:1)
■アタック&リリース・コントロール
■原音をブレンドできるMixコントロール
■ミッドレンジのカット/ブーストと、マイルドなハーモニックディストーションを加えられるTone + Colourスイッチ
■TRS3.5mmインサートでサイドチェイン可能
■サイドチェインにハイパスフィルターを装備
■ゲインリダクション/入力レベル/その両方を監視できるマルチ~のLEDメーター
■トゥルー・バイパス仕様

出典:サウンドハウス

Empress Effects 「Bass Compressor」はベース用にチューニングされている人気のコンプレッサーペダルです。

ペダルタイプのエフェクターなのにサイドチェイン機能がついていて、バスドラムなどの外部入力をトリガーにしてコンプレッサーを動作させることができます。

その上サイドチェインにはハイパスフィルターをかけることができるというマニアック仕様。

さらに、このペダルはアタック、リリース、レシオなど、普通のコンプレッサーペダルではコントロールできない部分が操作できます。

自分好みの音をとことん追求したい人はこのペダル、要チェックです!

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Vivie | FenneComp

■ベース用コンプレッサー
■コントロール:
Level:
Tone:音質の調整
Comp:音圧を稼ぎ音量を均一化します。音の圧縮度はLEDインジケーターにより視覚的に確認が可能です。
Attackスイッチ:サイドのスイッチによりアタック・リリースの変更が可能。上側に倒すと、アタックが強調され、ダイナミクスを残したパーカッシブなサウンド、下側に倒すと自然なコンプレッション感となめらかな弾き心地が得られ、しっかりと音量差を整えるサウンドが得られます。

出典:サウンドハウス

Vivie「FenneComp」は、コンプレッサーを使ったことがない初心者の方でも簡単に使えるペダルとしておすすめです。

ノブは「Level」「Comp」「Tone」の3つのみというシンプルな構成で、基本的には「Comp」ノブを回すだけでコンプレッサーのかかり具合を調整できます。

また、本体側面にトグルスイッチが搭載されていますが、こちらではコンプのアタック感を調整可能です。

操作できるパラメーターが少ない分、初心者の人でも簡単にいい感じの音が作れるので、「コンプレッサーってそもそもどうやって使えばいいの?」状態の人でも扱いやすいペダルだと思います。

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MXR | M87 Bass Compressor

■ベース用エフェクター
■コンプレッサー
■繊細なエフェクトから大胆な歪みまで、ベースサウンドの調整が簡単に行えるコンプレッサー。
■CHT(コンスタント・ヘッドルーム・テクノロジー)採用で、豊富なヘッドルームとクリアなサウンド出力を実現。幅広いダイナミックレンジをもつこのモデルでは、音声信号がスレッショルドに達するまでの度合いを、本体上部に備わるLEDランプのゲインリダクションゲージで確認できます。
※パッシブベースの場合はインプットゲインを3時くらいまで上げてください。

出典:サウンドハウス

MXR M87は新たなベース用コンプレッサーの定番として人気になっています。

さきほどのマルコンのように激しいかかり具合ではなく、どちらかというとかなりナチュラルなコンプ感が魅力のエフェクターです。

それでいてしっかりと音が締まるので、常時かけっぱなしにしているベーシストもたくさんいます。

パラメーターが豊富なので、初めてのコンプレッサーには不向きかもしれませんが、コンプに慣れている人ならこれ一台でさまざまなトーンを作れるはずです。

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BOSS | BC-1X Bass Comp

MDPを導入したエフェクター【1X】シリーズのベース用コンプレッサー。スタジオクラスのマルチバンド・コンプレッサーをコンパクト・ペダルで実現。原音重視の自然なコンプレッションが可能です。
■ベース用エフェクター
■コンプレッサー
■インジケーター:CHECKインジケーター(バッテリー・チェック兼用)、ゲイン・リダクション・インジケーター
■コントロール
・THRESHOLD
・RAITO
・RELEASE
・LEVEL

出典:サウンドハウス

BOSS BC-1Xはスタジオクオリティのコンプレッサーを足元サイズで実現したエフェクターです。

この機種はマルチバンドコンプレッサーになっており、従来のコンプレッサー・エフェクターではできなかった、帯域ごとのコンプレッションが可能になっています。

ベースは倍音と基音の大きさが違うため、今までは大きな倍音にコンプが反応してしまい、基音が潰れてしまっていました。

そこでBC-1XはローランドのMDP(Multi-Dimensional Processing)という技術を採用したことで、適切な部分のみを圧縮することが可能になり、自然で芯のある音を実現しています。

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TC Electronic | SpectraComp Bass Compressor

筐体こそミニチュア・サイズであれ、中にはベースのトーンを飛躍的に改善する、TCならではの高度なコンプレッション・テクノロジーが詰まっています。

ベース用にチューニングされたスタジオ機器品質のマルチバンド・コンプレッサー
TonePrint対応
超小型設計
トゥルーバイパス
シンプルさを極めたワンノブ構成
9V/100mA
高品位コンポーネントを採用
過酷なユースにも耐え得る堅牢な仕様

出典:サウンドハウス

SpectraCompはプロにも愛用者が多いエフェクターメーカーTC Electronicによるベース用コンプレッサー。

こちらはマルチバンドコンプレッサーになっており、帯域ごとに異なったコンプレッションが可能です。

基本的にはノブがひとつのシンプルなエフェクターとして使用することができ、ひとつのノブでさまざまなパラメーターを変えることが可能になっています。

TC Electronicのエフェクターは「Tone Print」という機能を使うことができ、スマホからより細かい音作りができるのもおすすめポイント。

Tone Print機能を使えば、一流のプロなど世界中のベーシストが作ったプリセットをそのまま自分のエフェクターに移すことも可能です。

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AGUILAR | TLC Compressor N

フレキシブルに、ダイナミクスをコントロールできる革新的なアナログ・コンプレッサー。Aguilar 独自のトランス・リニア・コントロール(TLC) 回路によりハイレベルなパフォーマンスを小さなパッケージで実現します。

■ベース用エフェクター
■コンプレッサー
■コントロール:LEVEL、THRESHOLD、ATTACK、SLOPE

出典:サウンドハウス

できるだけナチュラルなコンプを探している人も多いんじゃないでしょうか。

AGUILAR TLC Compressor Nは、そんなナチュラル系のベースコンプとして長年定番になっています。

EBS「マルコン」のような激しいかかり方はしませんが、このエフェクターを通すとしっかりと締まった音になるので、プロにも愛用者が多いことで有名です。

クセのない素直な音が魅力的なコンプで、素材の音を生かした音作りができます。

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Miura guitars | M2 Compression/Limiter

レスポンスが良く、ハイエンドとローエンドが非常に安定しているベース用コンプレッサー。Ric FierabracciやRobert Pagliari(OHM)などの著名なプレイヤーが絶賛するコンプ・ペダルの決定版です。

■ベース用エフェクター
■コンプレッサー
■コントロール:Threshold、Ratio、Attack、Level
■Input impedance:1MΩ
■Output impedance:1KΩ
■アタックタイム:220μsec ~ 100msec
■電源:9VDCセンターマイナス

出典:サウンドハウス

Miura guitars「M2 Compression/Limiter」は、音のナチュラルさに重きを置いたコンプレッサー/リミッターです。

ハイエンドのクリア感とローエンドの芯を保ったまま、まるで圧縮されている感じがまるでないサウンドが魅力のエフェクターといえます。

通すだけで上手く聴こえるエフェクターとしても有名で、かけっぱなしにするコンプとしてもオススメできるエフェクター。

とにかくクリアなサウンドなので、楽器の音を生かしたい人にオススメです。

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Electro-Harmonix | Bass Preacher

ELECTRO-HARMONIX / BASS PREACHERは、ベーシストの為にデザインされたコンパクト・コンプレッサー/サスティナー。

幅広いベースのダイナミックスレンジを整えたり、強力にコンプレッションを加えることが可能。

サウンドの隠し味としても特殊効果としても活躍し、ベースサウンドをより魅力的なサウンドにする手助けをします。

■ベース用エフェクター
■コンプレッサー
■コントロール:VOL、SUSTAIN、ATTACKトグルスイッチ(Fast/Medium/Slow)
■トゥルーバイパス
■電源9V:006P/9V乾電池または9V AC/DCアダプター

出典:サウンドハウス

Electro-Harmonix「Bass Preacher」は低価格でありながら、ナチュラルなコンプ感から激しいコンプレッショントーンまで幅広い音作りが可能な、コスパの高い製品です。

ツマミも「VOLUME」と「SUSTAN」の2種類のみ、「ATTACK」スイッチも3種類から選ぶだけなので、コンプ初心者でも手軽に音作りが楽しめるのもおすすめポイント。

どんな音作りにしてもローの豊かさやレンジの広さは損なわれないので安心感があるエフェクターです。

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Ampeg | OptoComp

Ampeg Opto Compアナログオプティカルコンプレッサーペダルはオプティカル回路を使用し、滑らかでヴィンテージスタイルのコンプが特徴。ベースにヘッドルームやサステインを追加します。

■ベースエフェクター
■コンプレッサー
■特徴
・滑らかでヴィンテージスタイルのコンプを実現
・トゥルーバイパス
・メタルシャーシ設計
■コントロール
・Compression
・Release
・Output Level

出典:サウンドハウス

Ampeg OptoCompは名前の通りオプティカル方式を採用したコンプレッサーエフェクターです。

ヴィンテージスタイルの滑らかなコンプ感が通すだけで得られるのがこのエフェクターのメリット。

アタックの反応がゆるやかなので、はっきり言って激しいスラップのピークを抑えることなどには向きません。

かけっぱなしで質感を整える目的などに使ってみてください。

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おわりに

以上がおすすめのベース用コンプの紹介でした!

自分にぴったりなものを選んで音作りにいかしてみてくださいね。

また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、よかったらチャンネル登録お願いします!

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