普通のMIDIキーボードでDTMをやっていると、ドラムの打ち込みがやりにくくて苦労しますよね。
「こんなまどろっこしい打ち込み方じゃなくて実際に手で叩きたいんじゃー!」という人も多いんじゃないでしょうか。
そんな人におすすめなのがパッド方式のフィジカルコントローラー。いわゆるドラムパッドと呼ばれる製品です。
今回はそんなDTMにおすすめなドラムパッドをピックアップしてみました!
ちなみに、フィンガードラムのパッドとしても使えるものばかりなので、そういう目的の人もぜひ最後までお読みください。
KORG nanoPAD2
コンパクトでお求めやすい価格のドラムパッドを探している人におすすめなのがこちら。
作業スペースを圧迫せず、持ち運びもできるコンパクトさでありながらも、16個のトリガーパッドやX-Yパッドを搭載しており、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
本体左側にあるX-Yパッドは指でなぞるとリアルタイムにピッチやフィルターを操作することができるので非常に便利。
また、パッドの感触はすこし固めですが、ベロシティにしっかり反応してくれるので、ちょっとしたフィンガードラミングやドラムの打ち込みもしやすいと思います。
さらにNanoPad2は専用のエディター「KORG KONTROL Editor」を使用することで、パッドひとつひとつにコードを割り当てたり、スケールを指定することも可能です。
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Akai MPK mini MK3
MPK mini MK3はドラムパッド専用ではなく、多機能MIDIキーボードです。
8個のパッド、8個のノブ、そしてサムスティックまで搭載しているのにお手頃価格で、非常にコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
気になるパッド部分は「さすがMPCを作ったAKAI」といった感じで非常に感触が心地よく、ベロシティへの感度にも優れています。
また、ノブやサムスティックでさまざまなパラメーターを操作できたり、鍵盤部分の反応もいいので、MIDIキーボードとしても使い勝手が良い製品です。
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IK Multimedia iRig Pads
iPhoneやiPadに対応しているドラムパッドでおすすめなのがこちら!
4×4のパッドとセンターボタン式のノブが2つ、1基のエンコーダーという極めてシンプルな構成で、パッドとしての機能性を追求している製品です。
パッド部分はベロシティの強弱によってレッド、オレンジ、グリーン、3つの色に変化し、演奏中にどのくらいの強さで叩いているのかがひと目でわかります。
また、リアパネルにはホールドペダル、エクスプレッションペダルの端子が付属しているので、スケールやコードの演奏も自由自在。
非常にコンパクトで軽いので、持ち運びにも適したドラムパッドです。
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AKAI MPD218
ドラムパッド・サンプラーの中でも特に有名な「MPCシリーズ」を手がけるAKAIより、シンプルなドラムパッドコントローラーです。
MPCのようにサンプリング機能やオーディオ編集機能がありませんが、しっかりとしたパッドが搭載されており、DAWを中心としたシステムを組みながら、MPCの打感を求めるユーザーのニーズに応えています。
4×4の見慣れたパッド部分以外にも、6つのノブやノートリピートボタンなどを搭載し、しっかりと作業効率も高めてくれるのがこの製品のメリットでもあります。
また、こちらの製品は別売りの「Camera Connection Kit」を使用することで、iOS製品とも接続することができ、iPhoneやiPadで音楽制作をしている方にも最適です。
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Akai MPD226
MPD226も先程と同じくAKAIのパッドコントローラー。
こちらはMIDI入出力端子が搭載されていることから外部サンプラーのコントロールができたり、セーブできるバンク数も増えているので、より本格的な音楽制作やライブ演奏向きになっています。
また、ディスプレイや4つのフェーダーも搭載され、DAWを操作するフィジカルコントローラーとしての機能も充実。
もちろん、先程のMPD218と同じく、別売りの「Camera Connection Kit」を使用するとiOS製品との接続も可能です。
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Ableton Push 2
Ableton Liveを使っている人にぜひオススメしたいのがこちらのAbleton Push。
Abletonが開発していることもあり、DAW「Live」とシームレスに連携し作業効率を高めてくれます。
ドラムパッドとしてだけでなく、コードやスケールの演奏、オーディオやMIDIの編集などもでき、DAWにネイティブレベルで対応している多機能フィジカルコントローラーのひとつ。
フィジカルコントローラーの中では価格が高めですが、とてつもない便利さなのでAbleton Liveユーザーなら一度は使ってみて欲しい製品です。
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まとめ
以上がDTMにおすすめのドラムパッドの紹介でした!
自分にぴったりのものを選んでみてくださいね。
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