ルーパーは演奏したフレーズを録音し、それに他の演奏を重ねることができるエフェクターです。
最近ではギターだけでなく、さまざまな楽器を録音できるルーパーも増えていて、ストリートパフォーマンスやDTMなどでも人気になっています。
ルーパー自体の種類もかなり増えてきていて、録音時間やトラック数などが違いますし、操作性もさまざま。
どんなルーパーがいいか悩んでしまう人も多いんじゃないでしょうか。
このページでは、そんなルーパーの中でも特にオススメなものを、ギター歴10年以上の筆者がピックアップして紹介します。
BOSS / RC-1
大定番のルーパーといえばBOSSの「RC-1」です!
ルーパーとしての基本的な機能が全て揃っていて、録音や再生、オーバーダビングなどもこのペダルひとつで完結します。
録音時間はステレオで最大12分なので、ライブなどでも余裕をもって使用できるでしょう。
本体に搭載されている円形のインジケーターで、録音や再生、テンポなどがわかりやすく表示されるのもおすすめポイント。
ルーパーの状態が一瞬で確認できるので、直感的に操作できます。
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BOSS / RC-3
BOSS「RC-3」はさきほどの「RC-1」よりも、より多くの機能が搭載されているルーパー。
録音時間がなんと3時間へと大幅に増えていて、しかも最大99種類のループフレーズを事前に本体へ保存ができるようになっています。
ライブなどでも録音時間を気にせずパフォーマンスに集中することができますし、簡易的な同期演奏用の機材としてもぴったりですよね。
AUXインプットも搭載しているので、ストリートパフォーマンスでカラオケを流すこともできます。
また、ステレオでの録音・再生も可能になっており、ギターだけでなくシンセサイザーなどにも最適です。
USBでパソコンと接続することもでき、録音したフレーズやリズムパターンをパソコン内にバックアップすることも可能になっています。
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BOSS / RC-300
より多機能なルーパーを探している人にオススメなのが、こちらBOSS「RC-300」です。
3つのステレオトラックが独立している仕様で、それぞれに録音したフレーズをフットペダルでオン/オフすることができます。
それによって、ループをメインにしたライブパフォーマンスも、よりやりやすくなっているので、ソロパフォーマンスがメインのアーティストにオススメです。
もちろん、録音時間も3時間とかなり余裕がありますし、99種類のフレーズを事前に登録しておくことも可能なので、録音時間やフレーズの組み合わせを気にせず、パフォーマンスに集中することができます。
操作が難しそうな見た目ですが、実はかなり直感的に操作ができるようになっているので、ルーパーをあまり使ったことがない人でもスムーズに使うことができるでしょう。
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BOSS / RC505
ライブだけでなく、 自宅での音楽制作にルーパーを使いたい人にオススメなのが、こちらBOSS「RC505」です。
ルーパーでは珍しい、テーブルトップ型なので、デスクなどに置いてDTMに使うのもスムーズ。
ギターだけでなくボーカルやベース、シンセなどありとあらゆる楽器をレコーディングしてすぐにプレイバックが可能です。
ループトラックが5チャンネルも搭載されているので、一人でバンド演奏をすることもできるでしょう。
それだけでなく、エフェクトも搭載されているので、ライブパフォーマンスにも使いやすいモデルになっています。
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TC Electronic / Ditto Looper
TC Electronicはハイクオリティな音楽機材をたくさん販売していることで、プロでも愛好家が多いエフェクターメーカーです。
こちら「Ditto Looper」は、そんなTC Electronicがギタリスト用に開発したペダル型ルーパー。
とにかく操作がシンプルで、簡単なループを組むだけだったらかなりコストパフォーマンスが高い一台になっています。
音質にもこだわっていて、トゥルーバイパスはもちろん、録音した音源は24ビットというレコーディングクオリティで保存される仕様です。
ボディがかなりコンパクトで、エフェクターボードのスペースを圧迫しないのもいいですよね。
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LINE6 / DL4
多機能なマルチエフェクターとしておなじみのLINE6 DL4。
ディレイやリバーブといった空間系エフェクターが強いイメージがあるDL4ですが、実はルーパー機能も搭載されています。
録音時間は14秒と、他のルーパー専用機に比べて短めですが、ちょっとしたループフレーズを組むだけならこれで十分という人も多いんじゃないでしょうか。
他のエフェクトもかなり人気があるので、ルーパーだけでなく、空間系エフェクターも探している人はDL4もチェックしてみましょう。
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おわりに
以上がオススメのルーパーの紹介でした!
ルーパーは練習/ライブ問わず使えるエフェクターなので、ぜひ手に入れてみてください。
また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、よかったらチャンネル登録お願いします!
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