ベースがデカくて最高!ベース・ミュージックの楽しみ方が分かる曲を紹介します

ベース(低音)って良いよね、みたいな話をすると大体以下のように返されます。

「ベースの楽しみ方が分からない」「ベース好きな人って通ぶってるけど結局何も分かってないよねww」

うるせえ!こちとら本気じゃ!!!ばーかばーか!

 

どうも、ベース・ミュージック愛好家のサッキー(@sakky_tokyo)です。

 

日本のリスナーってベース(低音)の楽しみ方が下手だと思うんですよね。

ほとんどの人はどれがベースの音か分かってないんじゃないでしょうか。

だから「ベースがカッコイイ」って言っていれば通ぶれちゃったりするわけです。

 

ですけどね、ベースっていうのは本当に素晴らしいんですよ。

ベースがデカだけで馬鹿みたいにテンションが上がる人が実際にいます。私とか。

 

実際に、海外の音楽、特にクラブミュージックではベースの音量が年々大きくなっています。

低音の破壊力っていうのはそれだけ凄まじいということです。

 

てなわけで今回はベース・ミュージックのお話。

皆さんにベースの素晴らしさを布教するために記事を書いております。

 

ジャンプできる目次

ベース・ミュージックって何ぞや?

ベース・ミュージックはその名の通り「ベースの音楽」。

昔はわりと厳密な定義があったらしいですが、現在はベースが強調されたクラブミュージックという曖昧で広範囲な音楽を指すことが一般的です。

例えばDubstepやDrum’n’Bass、Future Bass、Trap、などなど、

今主流となっているクラブミュージックの大半がこれに当てはまります。

 

このベース・ミュージック、残念ながら日本ではあまり流行っていません。

なぜならベースの楽しみ方が分かる日本人リスナーがほとんどいないから。

 

簡単に説明すると、日本の住宅環境や、視聴環境的にベースを鳴らしきれないことが多いんですよね。

低音は物理的にエネルギーが多く必要なので、スピーカーだとそれなりの大きさが必要です。

集合住宅などでは騒音問題に発展してしまうので、大きなスピーカーなんてほとんどの人が持っていませんよね。

 

イヤホンやヘッドホンはちゃんと低音が鳴るものもたくさんありますが、通勤中の電車などでは低音が周囲の騒音によってかき消されます。

なので、日本人はベースの音がどれで、それをどう楽しむかが分からないんです。

 

一方で、海外では土地が余っていますので家も大きいですし、クラブや車の中など、大きなスピーカーで聴く機会が多くあります。

普段からベースの音に慣れ親しんでいるですね。

こう考えると海外のベースへの愛情深さがなんとなく分かる気がします。

 

ベース・ミュージックの楽しみ方

ベース・ミュージックの楽しみ方は人それぞれと言いたい所ですが、初心者がとりあえず手っ取り早く楽しむための方法を紹介します。

 

とりあえず今もっている中で一番性能が良いイヤホンかヘッドホンで聴きましょう

スマホのスピーカーで聴いても何も楽しくありません。

安いスピーカーや小さいスピーカーだと低音が鳴らしきれないんですよ。

 

イヤホンやヘッドホンで聴くときに重要なのがデカイ音で聴くこと

もちろん耳を壊さない程度にです。

低音を感じるためには大きな音が適しています。

 

そして一番大切なのが身体をリズムに委ねて踊ったり揺れたりしながら聴くこと

ベースはリズム楽器の1つです。

なので、リズムにノリながらだとベースが分かりやすいですし、何より楽しいです。

 

この2つができたら、あとはアホになるだけ。

「細けえことはいいんだよ!」の精神で好きなように聴きましょう。

 

おすすめの曲

とりあえずベース・ミュージックの楽しさが分かるような曲を数曲選んでみました。

選考基準は超単純、ベースがデカイ曲!!

ベースがデカいと分かりやすいし楽しい。アホみたいだけど割と真面目ですよ。

 

ちなみに、今回選んだのは全て英語で歌われる洋楽やインストです。

普段、日本の音楽を聴くことに慣れている人が邦楽を聴くと、歌詞を聴いちゃいません?なのであえてそうしました。

今日はベースを聴いてください!

ベースは低い音、ドゥーンって感じの地鳴りのような音です。

 

曲ごとに特に(いい意味で)ベースがヤバイ所を秒数で書いています。

「ベースどれやねん!」って人はそこを参考にしてみてください。

 

もう一度言いますが、できるだけ大きな音で、リズムにノリながら聴くのがおすすめです。

あと、聴いているときは目をつむるとなお分かりやすいし楽しいですよ。

それではいってみましょう。

 

Marshmello – FLY

ヤバイ所:42秒くらいから

 

42秒のところは、ドロップ(Jポップでいうところのサビ)にあたります。

最初にこの曲のドロップを聴いたとき、思わず爆笑してしまいました。

 

だって明らかにベースがデカすぎません?

「I can FLY……ドゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウ!!!!

なにやっとんねん。やばすぎるでしょ!もはやこのベースを鳴らすためだけに存在している曲。

ドロップの前半とかドラムとシンセメロとベースしか鳴ってないじゃん。

それにしたってベースがデカすぎる。音がブリブリで明らかにシンセのメロとかオマケ状態。最高。

 

ちなみにこの曲を作ったのはMarshmello(マシュメロ)というプロデューサー。

YouTubeのチャンネル登録者数は1327万人(2018年4月現在)らしいです。

日本のトップYouTuber、ヒカキンさんの2倍以上ですよ。

しかもマシュメロはYouTuberではなく、ミュージシャン。

ミュージシャンのYouTubeチャンネルって知名度に反してチャンネル登録者数が低い傾向にあるんですが、彼はそれでも1300万人以上。

チャンネル登録せずに曲だけ聴いている人も含めたら日本の芸能人なんて比べ物にならない知名度です。

「マシュメロ?しらねーよ」という方は知っておきましょう。

 

MISOGI – Lantana

ヤバイ所:28秒くらいから

 

28秒付近のサブベースが入るタイミングが完璧すぎる。

「テレレレ(シンセ)……ドゥーーーーン!!!!

ウッホォ!!そう、これこれ!完璧!!テンション上がる!!!

 

ちなみに、この曲はドバイ出身のプロデューサー、MISOGIの楽曲です。

若干日本風の名前。海外で日本っぽい名前をつけるのが微妙に流行っています。特にサブカル好きのDJはそういう人が多い気がする。

 

まあ、なんにせよこの曲は素晴らしい。

ベースが鳴った、それだけでテンションを上げられる曲はそうそうないですよ!

 

 

James Blake – Limit To Your Love

ヤバイ所:56秒くらい

 

この曲は本当にヤバイ。結構前の曲なんですが、初めて聴いた時ヤバすぎて鳥肌立ちながら爆笑しました。

どれくらいヤバイかって言うと、恐らくスタジオとかライブハウスとかにあるデカいスピーカーで、鳴らすと部屋が揺れるくらい。

もしかしたら壁にヒビが入るかもしれない。それくらいヤバイベースのデカさ。

 

しかも、静かな中、ベースだけが爆音で「ドゥワワワワワワワワ」って鳴るんですよ?一瞬地震かと思った。

 

実際、MVでもそういうシーンがありまして、56秒くらいからテーブルの上の水が入ったコップが揺れたり、葉っぱが揺れて動いたりしてますよね?

このシーン、おそらくスマホのスピーカーとかで聴いていたら地震か何かよくわからないまま流してしまうかもしれませんが、明らかに音楽と連動しています。

そう、ベースの振動で部屋が揺れているんです。

多分ですけど、件のコップやら葉っぱが揺れるシーン、本当にこの曲を鳴らして揺れているところを撮影していると思います。

 

スマホのスピーカーや安いイヤホンでは残念ながら、この曲のベースを再生し切ることはできないと思うので、体験してみたい人は良いイヤホン、ヘッドホン、スピーカーなどで聴いてみてください。

ヤバイですよ。

 

scarlxrd – BRAINDEAD.

ヤバイ所:56秒あたりから

もう完全にクレイジーですよねこれ。

これで「ベースってどれ?」って言う人は完全に耳がおかしいか、そもそも音の高低が分からない音痴さんの可能性があります。

 

56秒もの間、幻想的な雰囲気のピアノが鳴っていて、「スカー藩主」とかよく分からん文字を読まされいるところに、

突然ベースが「ドゥウウウウーン!!!!」ですよ。

 

皆さんは、すでにこれがヤバイ曲だということを知ってから聴いているからいいですけど、僕が初めてこれ聴いた時、色んな意味で爆笑ですよ。

なんじゃこりゃ!!っていう笑い。決して知的な笑いではないやつ。

 

にしても、これ2018年の新しい曲なんですが、叫ぶスタイルのラップって今どきなかなか珍しいですよね。

最近はドライクやケンドリック・ラマー、ポスト・マローンみたいな落ち着いたというかスカした(?)スタイルのラップが主流です。

そう意味でも聴き応えがある曲です。

 

まとめ

ベースミュージックを聴いているとバカになる。

私たち人類はデカいベースの前にはテンションを上がらざるを得ません。

普段、わりかし理路整然と分かりやすく文章を書くことを心がけている私でも、何か途中途中でアホなことを書いている気がします。

恥ずかしいので読み返しません。一時のノリに任せたほうが良い文章を書けることってありますよね?ね?

 

とりあえずデカイ低音は最高。

日本でも低域に凝った曲もっと出てこないかな……

期待してやみません。

 

今回はこの辺で。

それではまた。

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