軽音楽部や軽音サークルにとって文化祭は大舞台なので、かなり気合を入れている人も多いんじゃないでしょうか。
せっかくライブをするなら、最高の選曲をしてステージを盛り上げたいですよね!
このページでは、そんなあなたにオススメしたい文化祭・学園祭を盛り上げるのにぴったりな曲をピックアップしてみました。
それだけでなく無料のバンドスコア(無料バンドスコアが見つからなかったものはギターのスコア)やそれぞれのパートの解説動画もあわせて紹介します。
また、ライブで演奏するときのイメージがつかみやすいように、バンドカバー動画や、本人たちのライブ映像なども紹介しているので、選曲に役立ててみてください。
それでは早速いってみましょう!
マカロニえんぴつ – 恋人ごっこ
マカロニえんぴつの『恋人ごっこ』は、切ない恋心を歌った歌詞が共感を呼び、大ヒットしました。
SpotifyのCMソングとしても起用されているので、幅広い世代に知られていて、文化祭向きな楽曲だと思います。
アコースティックギターとエレキギターが両方使われているので、そういった編成の曲を探している人にもオススメです。
シンセサイザーパートもありますが、キーボードがいないバンドなら思い切って省略してしまっても案外曲として成り立ちます。
楽曲としては縦ノリのリズムが強調されているので、メトロノームなどを使いながら音の縦の線を意識して練習するとカッコよくなると思いますよ。
解説動画など
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Vaundy – 怪獣の花唄
Vaundyさんの『怪獣の花唄』は、盛り上がる明るいロック系の曲を探している人におすすめです。
オーソドックスなボーカル、ギター、キーボード、ベース、ドラムの編成で、初心者でもある程度練習すれば弾ける難易度だと思います。
シンセサイザーは省略しても成り立つので、キーボードがいないバンドでもOKです。
イントロのギターのアルペジオがとても目立つので、コードチェンジのときに音が途切れないようにしっかり練習しましょう。
解説動画など
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優里 – ドライフラワー
優里さんの『ドライフラワー』はTikTokでバズったのをきっかけに、大ヒットしました。
最近の楽曲ではありますが、懐かしい雰囲気があるので、幅広い世代の方が来場する文化祭のステージにぴったりだと思います。
演奏の難易度自体はそれほど高くないので、初心者バンドにもオススメです。
ただ、冒頭の部分からドラムが入ってくるところまで1分半くらいあるので、ボーカルの力量がかなり試されます。
歌がかなり目立つ曲なのでバンドカバーだけでなく、弾き語りにもいいんじゃないでしょうか。
解説動画など
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YOASOBI – 夜に駆ける
YOASOBIの『夜に駆ける』をやりたいと思っている人は結構多いんじゃないでしょうか。
かなり人気の曲なので、文化祭でも盛り上がりそうですよね。
この曲は、コンピューター上での打ち込みで作っているということもあり、人間が弾くことを想定していないようなフレーズが出てきます。
そのまま演奏しようとすると難易度はかなり高めです。
例えばキーボードのリフレイン(原曲0:16~)はよく聴くとオクターブ奏法なのですが、この速度でオクターブ奏法を弾くのはかなり難しいので、単音フレーズに簡略化するといいかもしれませんね。
あとはAメロ(原曲0:31~)のベースラインもかなり難しく、初心者の場合は指が追いつかないと思います。
これら以外にも原曲通りに演奏しようとするとかなり難しい部分があるので、無理なところは簡略化するといいでしょう。
最近ではYouTubeに初心者の方でも演奏しやすいようにアレンジして解説してくれている動画があるので、簡略化する場合はそういったものを探してみてください。
解説動画など
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Ado – うっせぇわ
Adoさんの『うっせぇわ』はSNSなどで人気に火が付き、若い世代を中心に大ヒットしています。
「ダークな雰囲気だけど皆が知っていて盛り上がれる楽曲」は実は案外少ないので、そういった楽曲を探している場合にはイチオシです。
暗めの雰囲気ではありますが、4つ打ちのダンスビートが主体になっているので踊れるという点もライブ映えするポイントでしょう。
ちなみにこの曲はキーボードソロもありますので、キーボードがいるバンドにもオススメです。
キーボードがいないバンドの場合はギターソロにしてしまうのもアリです。
ギターソロも難しい場合は、ボーカルが「おいっ!おいっ!」と客を煽るタイムにしてしまうのも楽しいと思います。
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Eve – 廻廻奇譚
Eveさんの『廻廻奇譚』はTVアニメ『呪術廻戦』OP主題歌になったことで大ヒットしました。
ロックサウンドのアップテンポな楽曲なので、文化祭でも盛り上がること間違いなしです。
バンドでやるときには、2番のAメロ(原曲1:26~)では電子音のビート(こういうビートをTrapといいます)が主体になるのですが、そこをどう演奏するかがちょっと問題になると思います。
解決方法としてはオケを用意して同期演奏をしてもいいですし、思い切ってドラムとベースで再現するのもアリです。
また、こういう楽曲の場合、ギターは歪ませすぎないように注意したほうがよりカッコよくなると思います。
ロックサウンドなので思いっきり歪ませたくなりますが、原曲をよく聴くとそこまで深くは歪んではいません。
音の輪郭がなくなるまで歪ませてしまうとジャキジャキ感がなくなってしまいますので、ご注意ください。
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あいみょん – 裸の心
あいみょんさんの大人気曲『裸の心』は世代を超えて大ヒットしたので、文化祭でも盛り上がること間違いなしです。
冒頭がピアノから始まるので、キーボードがいるバンドにもかなりいいんじゃないでしょうか。
テンポが遅く、技術的にもそこまで難しいことを要求されないので、初心者バンドにもオススメです。
しかし、逆にこのくらい遅いテンポだと走って(速くなって)しまい、テンポキープをするのが難しくなります。
特にライブだと緊張していてどんどん速くなっていってしまうので、テンポキープを意識しながら練習してみましょう。
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DISH// – 猫
DISH//の『猫』は、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で公開された動画をきっかけに大ヒットしました。
あいみょんさんが提供している曲としても有名ですよね。
原曲バージョンはバンドでの演奏なのですが、1億回以上再生されているTHE FIRST TAKEの動画ではアコースティックバージョンになっています。
アコースティックバージョンの方は
という編成です。
文化祭でアコースティック系の曲を演奏しようと思っている人にもぴったりな曲だと思います。
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yama – 春を告げる
オシャレ系の曲を探しているならyamaさんの『春を告げる』はかなりオススメです。
TikTokなどをきっかけに若い世代に大ヒットしたので、ライブでもかなり盛り上がるでしょう。
女性ボーカルの曲ではありますが、そんなにキーが高くないので、高音が得意な男性ボーカルのバンドにもいいんじゃないでしょうか。
この曲を演奏するときの注意点としては、半音下げチューニングであるということが挙げられます。
ストラトキャスターなどのトレモロアーム搭載ギターは、ボディ裏のスプリングと弦で張力のバランスを取っているという仕組み上、ライブ中にチューニングを変えるのは結構時間がかかるので注意しましょう。
とはいえこの曲のギターパートはレギュラーチューニングでも弾けないことはないです。
半音下げチューニングにしたくない場合は、解説動画などの半音下のフレットを押さえたり、レギュラーチューニングで解説してくれている動画を参考にしたりしてみてください。
ベースはチューニングを変えるのにそこまで時間がかからないと思いますので、半音下げチューニングにして、サウンドのボトム感を維持しましょう。
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ヨルシカ – 春泥棒
ヨルシカの『春泥棒』は、大成建設のテレビCMソングとしてもお馴染みですよね。
アコースティックギターのサウンドが前面に出る楽曲なので、エレキギターじゃなくてアコギが目立つ曲が演奏したい場合にぴったりだと思います。
この曲の肝になってくるのは、リズムのキメです。
サビ頭(上の動画の0:48~)でドラムが一瞬消えアコギとボーカルだけになって浮遊感が出たあと、全パートが入ってくるというところなど、リズムのキメで魅せる場面がかなりあります。
こういった箇所はアタックがズレるとカッコ悪いので、バンドメンバーとアイコンタクトを取ったり、ドラマーが予備動作を少し大げさにしてあげたりといった感じで音の出だしを揃えましょう。
また、原曲1:11あたりにあるリズムのキメなどは音の出だしだけでなく、終わり(リリース)のタイミングもかなり重要なので、そういった点も意識して練習してみてください。
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Novelbright – Walking with you
Novelbrightの『Walking with you』は2019年に路上ライブ動画がSNSでバズったことをきっかけに人気になりました。
まだまだ人気は衰えず、2021年現在もロングヒット中です。
とにかく爽快感があり盛り上がる楽曲を探している人にぴったりでしょう。
エモーショナルなイントロから始まり、最後まで疾走感を保ったまま突き抜けていきます。
ギターソロが結構難しいので、ギターに自信がある人は自分の実力を見せつけるチャンスです!笑
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Official髭男dism – Pretender
2019年に大ヒットしたOfficial髭男dismの『Pretender』はロングヒットを続け、バンドステージに限らず文化祭では定番曲になっています。
もはや誰でも知っている曲といっても過言ではないので、幅広い世代の人で盛り上がれるでしょう。
演奏の面では、かなり緩急が聴いた楽曲なので、ノリが変わったところでもリズムがふらふらしないように気をつけるように練習してみてください。
ベースやドラムなどのリズム隊がカッコよく演奏できると一気に引き締まってきます。
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米津玄師 – ピースサイン
最近のアーティストといえば、やっぱり米津玄師さんは外せません。
彼の曲をバンドでやるなら「ピースサイン」が圧倒的にオススメです。
彼の曲は打ち込みサウンドが多いんですが、こちら「ピースサイン」はロックサウンドがメインになっている曲で、バンドでもコピーしやすいでしょう。
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あいみょん – 君はロックを聴かない
あいみょんさんの『君はロックを聴かない』は、文化祭バンドにも人気の高い楽曲です。
オーソドックスなJ-POPサウンドのアレンジの懐かしい雰囲気が幅広い世代に支持されているので、色々な世代の人が来場する文化祭にはぴったりではないでしょうか。
ギターボーカルはアコースティックギターで演奏するとこの曲らしい雰囲気が出ると思います。
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MONGOL800 – 小さな恋のうた
学園祭や文化祭で定番のMONGOL800『小さな恋のうた』。
恋愛をテーマにした歌詞なので、この曲を彼女や片思いの人に贈るという演出もオススメです。
楽曲はシンプルなロックサウンドで、そこまで難易度が高くなく、初心者でもコピーしやすいでしょう。
ただ、冒頭にあるギターのブリッジミュートのフレーズは結構速いので、全部ダウンピッキングで弾けない場合はオルタネイトピッキング(上下交互のピッキング)で誤魔化してしまうのもアリだと思います。
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東京事変 – 丸の内サディスティック
ちょっと大人っぽい曲を探しているなら東京事変(椎名林檎)の『丸の内サディスティック』がオススメです。
1999年にリリースされた楽曲ではありますが、ロングヒットを続け、もはや誰も知らない人はいない定番曲の1つになっています。
ジャズっぽいテイストがあるので、他のバンドとはひと味違った雰囲気が出せるのではないでしょうか。
色々なアレンジのバージョンがある曲なので、自分たちに合ったものを選んでみてください。