バンドで売れるには「コンテンツの数=戦闘力」ということを理解しなければいけない

バンドで売れるには「コンテンツの数=戦闘力」ということを理解しなければいけない

バンドで売れたいと思った時に知っておくべきことがあります。

それはタイトルにあるように「コンテンツの数=戦闘力」だということです。

 

最近、いろいろなミュージシャンが出てくる中で、売れていくのはやはりコンテンツの数が多い人たちな気がしています。

そこで今回はコンテンツの数の重要性や、バンドがコンテンツを今よりも増やしていく方法についてまとめました。

 

コンテンツ飽和の時代

音楽は今でも全世界的に楽しまれているエンターテインメントの1つですが、その中でも「バンド」という形態で生み出される音楽は徐々に影響力を失っているという現実があります。

端的に言えばバンドのオワコン化です。

 

日本ではまだロックバンドが人気ですが、世界的に見ればロックは懐メロ扱いされていることも多くなってきました。

欧米のメインストリームミュージックからロックは退場し、そのかわりにヒップホップ、ダンスミュージックなどが覇権争いをしています。

 

以前は音楽の中でも圧倒的な人気を誇っていたバンドという活動形態。なぜオワコン化が始まってしまったのかを考えてみましょう。

 

そもそもロックというサウンド自体が時代遅れになってきたということも理由にありますが、それだけではありません。

今海外で主流になっているダンスミュージックやヒップホップも昔からある音楽の1つですが、時代遅れとは言われませんよね。

古いジャンルでもサウンドは進化し続けます。流行っている他のジャンルを取り込むことももちろん可能です。

海外ではMaroon5DNCE、日本でもMAN WITH A MISSION(マンウィズ)やSEKAI NO OWARI(セカオワ)などがダンスミュージックの要素を取り入れたバンドとして有名です。

 

では、なぜバンドの地位が落ちてきているのかというと、個人的な見解ですが「バンドはコンテンツの数が少なすぎるから」だと思っています。

 

今の時代、ネット上にはさまざまなコンテンツが文字通り掃いて捨てるほどあるのは皆さん知っての通り。

YouTubeやNetflix、スマホゲームなど大量のコンテンツを日常的に摂取している人は多いのではないでしょうか。

趣味が多角化している現代において、娯楽産業のひとつである音楽は、これらの大量にあるコンテンツと戦っていかなければなりません。

もちろん、他ジャンルの娯楽だけでなく、音楽シーンの中でも競争は起こります。

 

このような現実の中だと、フットワークが重すぎるバンドが多いと思わざるを得ません。

大抵のバンドは年に1回アルバムをリリースすれば上出来と言われる世界。

それに対して、ヒップホップシーンのラッパーや、ダンスミュージック系のプロデューサーは月1回以上のリリースをしている人も少なくありません。

多い場合は、個人なのに週1でシングルをリリースしているようなクリエイターもいます。

 

なぜか人数が多いバンドより、ソロやデュオの方がリリースのペースが早いという一見矛盾した現象がよく起こっているんです。

バンドという世界にいると、この現実になかなか気付くことができませんが、多くバンドはコンテンツの数が少なすぎだと思います。

 

こうなってしまうとバンドがオワコンになってしまうのは避られません。

どんなに良いコンテンツを生み出せたとしても1ヶ月すれば忘れ去られる世界です。年に1枚のアルバムでは遅すぎます。

 

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コンスタントに週1回リリースできたらほぼ確実に食っていけるのでは?

バンドがラッパーなどのソロやデュオなどに比べて活動のペースが遅すぎることは先程指摘した通り。

逆に言えばバンドでもコンスタントにコンテンツを増やし続けることができれば、売れる可能性が高まります。

 

ミュージシャンが話題になる瞬間というのは、実はそう多くはありません。

現実的にバンド運営というものを考えていくと、自分たちでコントロールできる範囲では音源のリリースミュージックビデオの公開が最も効果が得られます。

ライブも話題にはなりますが、ライブはどちらかというとすでにファンになった人向けのコンテンツ。新人バンドの影響力はほとんどありません。

 

バンドをやっている方ならなんとなくわかると思いますが、YouTubeにミュージックビデオを投稿したときって、どんなショボいバンド(言い方は悪いですが)でも多少の反応が帰ってきますよね。

コメントやツイッターのリプライといった、リスナーの文章化された意見だけでなく、瞬間的な再生回数の増加や、チャンネル登録者数の伸びなどの数値的な反応も新作を投稿したときが一番良くなります。

 

リリース直後が最高値で、その後徐々に減っていくというパターンが大半だと思いますが、

もし、反応が無くなる前に新作を投稿し続けたらどうなるでしょうか?

 

おそらく小さな話題性が積み重なり、徐々に人気がでると思います。

重要なのが、1回見てもらえた人に忘れられてしまう前に新作をリリースし続けることです。

 

下手な話、週1ペースでのリリースを続けられればほぼ確実に食っていけると思っています。

 

週1でリリースというのはかなりハイペースですが、無理なことではありません。

実際に、アメリカのラッパー・Russは週に1回のリリースを続けることで地道にファンを獲得し、ビルボードのプラチナ認定も達成しました。

なんと彼は3年間毎週1曲をコンスタントにリリースしていたのだ。アーティストのなかには、大御所にフックアップされたり、コーサインされて知名度を獲得する人もいるが、Russに関しては完全に独自の力でカムアップしたのだ。そのため、彼はビルボードトップ50に入ったことがないにも関わらず、シングルがプラチナ認定されたり、かなりコアなファンが集まっていることがわかる。

出典:playtuner『人気急上昇中のRussがどのようにしてカムアップしたかを語る。インディーズアーティストは必見

週1が無理なら隔週、それも無理なら月1でリリースしましょう。

なるべく速いペースが良いです。

「コンテンツの数=戦闘力」は現代のエンターテインメントの世界では一種の正義とも言えます。

 

レコーディングはお金と時間がかかる?ならDTMで音源を作ろう

週1でリリースしろとは言いましたが、ほとんどのバンドは無理だと思います。

どうしてかというと、バンドマンの多くは短時間かつお金をかけずに音源を作る技術が無いからです。

 

逆に言えば、ほとんどのバンドはレコーディングに時間とお金をかけ過ぎとも言えます。

 

HIPHOPやEDM系のクリエイターのほとんどは作詞作曲からマスタリングまで、全て自分で行う場合が多いです。

そしてこれらのミュージシャンはPCを使って曲作りをするため「作曲=音源化」となっています。

PCを使った音楽制作をDTM(デスク・トップ・ミュージック)と日本では言いますが、近頃のミュージシャンのほとんどはDTMで音源を作っています。

 

それに対して多くのバンドは、

「メンバーの誰かが作曲した曲を、皆でアレンジして、それからレコーディングスタジオを借りてエンジニアに頼んでレコーディングして……」

というように、音源化までの工程が無駄に多く、時間とお金が余計にかかります。

 

じゃあバンドもDTMで作曲してしまえばいいんじゃないでしょうか。

 

なぜバンドのレコーディングにお金と時間がかかるのか、と言われると「他人に作ってもらう部分が多いから」という一言に尽きます。

当たり前ですが、ダンスミュージック系の音楽プロデューサーは自分ひとりで最後まで音楽を作り込みます。

がしかし、なぜかバンドになると、自分たちは歌ったり楽器を演奏したりするだけで、それ以外は他人に丸投げしますよね。

 

さきほども述べましたが、今の時代においてコンスタントなリリースは生き残るため欠かせません。

コンスタントにリリースするためにはコンスタントにレコーディングをし続ける必要があるということです。

レコーディングにいちいちお金をかけていては資金的にバンドを続けることが難しくなります。

 

その点、DTMなら最初の機材導入にいくらかの資金が必要ですが、一度買ってしまえば長く使えます。

近年のDTM機材は安価になってきて、プロでなくても十分手がでる値段です。レコーディング1~2回分の価格でで最低限のものは揃います。

 

もちろん、楽器の習得と同じようにDTMの技術を習得するのにも多少の時間はかかります。

ですが今の時代、ミュージシャンとして生きていきたいならDTMの技術は最低限必須です。

身につけておいて損はありません。

 

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バンドがDTMで作曲していて一番困るのがドラムの扱いだと思います。

ドラムは生がいいと思うのはわかりますが、正直いって一般のリスナーに生ドラムと打ち込みの違いはわかりません。

ある程度、活動の資金基盤ができるまでは打ち込みでいいと思います。

もしくはセルフレコーディングという手段もあります。

 

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まとめ

繰り返しになりますが、音楽で売れるには「コンテンツの数=戦闘力」ということを理解しなければなりません。

そして、コンスタントにリリースすることが音楽で食べていくための一番の近道です。

 

DTMはバンドがコンスタントに音源を作ることを助けてくれます。身につけて損はないでしょう。

このサイトでもDTMに関する記事をアップしているのでぜひ参考にしてみてください。

それではまた。

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