どのバンドにも練習してこないメンバーっていますよね。
明らかに一人だけ足を引っ張っているのに、全然練習している様子がないし、反省している感じもない。
すごい忙しいわけでもなさそう。
挙句の果てにそのメンバーがSNSで「音楽わかってる人風」の投稿をしていたりするとめちゃくちゃ腹たったりしません?
もし、あなたのバンドが全員熱心に練習してくるのだったらそれはかなり幸運なことですよ。
これを見ているということは、そんなメンバーへの対処に困っているんじゃないでしょうか。
今回は、バンドメンバーを練習させる方法について考えて見たいと思います。
仲良くなる
あなたがバンドメンバーを練習させたいと思うのなら、そのバンドメンバーがなぜ練習しないのか(できないのか)をよく知らなければいけません。
それを知るのに手っ取り早い方法が仲良くなってしまうということではないでしょうか。
そもそも、メンバー間で良好な関係が築けているバンドは、メンバーをがっかりさせないように練習を熱心にしている人が多いです。
逆に言えば、メンバー同士で仲良くなれば、メンバーを喜ばせるために練習をしてくれる可能性が高くなります。
バンドに明確な目標を作る
そもそもメンバーが練習してこないのは、練習する意味が特にないからかもしれません。
そんな時には何か特別な目標を作りましょう。
例えば、ライブなんかがその典型ですね。
誰しも、ステージの上ではかっこよく演奏したいものです。
お客さんの前で恥ずかしい姿をみせないように努力してくれる可能性は非常に高いです。
ちなみに、僕が高校生の頃に組んでいたバンドでは、普段は全く練習してこないボーカルが、好きな子をライブに呼ぶときだけ気合を入れて猛特訓していました。笑
目標としてもう一つ多いのがレコーディング。
ほとんどのバンドはレコーディングをしょっちゅうするわけではないので、レコーディングのときには気合が入ります。
何より、エンジニアさんに立ち会ってもらうことも多く、耳に痛いアドバイスももらえます。
事前に練習するだけでなく、その後のモチベーションも続くのがレコーディングのメリットとも言えるでしょう。
自分が練習している姿を見せる
僕が思うに世界には3種類の人間います。
- 自分一人だけで努力することができる人
- 人が努力しているのを見て焦って努力する人
- 努力しない人
上記の3つのうち、最も多いのが2番目の「人が努力しているのを見て焦って努力する人」ではないでしょうか?
学生のときの受験勉強などで、周りが勉強し始めたのを見て、焦って自分も始める人などは多いですよね。まさにこれです。
バンドのメンバーがそれに該当する場合は、あなたが練習をする姿をちゃんと見せることで、練習させることができます。
3番目の場合は……もうどうしようもないですね。
録音させて自分の演奏を聴かせる
練習をしない人は「練習しなくても何となくイケてるっしょ!」みたいな考えを持っている人が一定の割合でいます。
つまり、自分が下手なことを自覚できていないんですね。
そんな人には、その人自身の演奏を録音して聴かせてあげましょう。
できたらバンドでの演奏ではなくて、メトロノームとその人単体の演奏がいいと思います。
多くの場合、初めて自分の演奏の録音を聴いたとき、下手すぎて愕然とすることになりますが、それが練習のきっかけにもなります。
録音して自分の演奏を客観的に聴くのは、練習の方法としても効果的ですのでおすすめです。
演奏動画をネットに投稿させる
録音することに慣れている人だったら、演奏動画をネットに投稿してもらうと、練習のきっかけになります。
いわゆる「演奏してみた動画」というやつですね。
カバーソングでもオリジナルでもいいので、ネットに投稿してみましょう。
フィードバックがもらえて、練習のモチベーションにもなりますし、多くの人に見られるのに恥をかきたくないと思って、練習を頑張ってくれます。
バンドメンバー全員が演奏してみた動画やカバー動画を出せば、バンドのプロモーションにもなりますし一石二鳥です。
諦める・クビにする
どうやっても練習しないメンバーは…… そう、諦めてクビにしましょう。
あなたのやっているバンドが、プロ志望だったりするのならなおさら。プロを目指しているバンドなのに練習しないのはそれだけで罪深いことです。
趣味でやっているバンドでも、演奏が成り立たないレベルなのに練習してこないメンバーがいる場合はクビを考えてもいいかもしれません。
もちろん、仲のいいメンバーで集まっていたり、音楽以外にも繋がりがある仲間だったらそのままでいいでしょう。
要はそのメンバーを許せるか許せないかです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
バンドとはいっても、人間関係が重要なのは仕事と変わりません。
練習してこないメンバーとの関係性を改善することが一番大切なのではないでしょうか。
それではまた。