DTMをやっていて、機材が増えてくると困るのが「USBポート足りない」という問題。
特にノートパソコンでUSBをやっていると、すぐに足りなくなって困りますよね。
そういうときに活躍するのがUSBハブという製品。
今回はそんなUSBハブの中でもDTMにぴったりなものの選び方と、実際におすすめな商品を選んで紹介してみたいと思います!
DTMに適したUSBハブの条件は?
結論から言うと、下記の2つのポイントに当てはまるUSBハブがDTMには適しています。
- セルフパワータイプ
- 電源ボタンがない
条件についてそれぞれについて詳しく説明していきましょう。
セルフパワータイプのUSBハブを選ぶ
USBハブには大きく分けて「バスパワーUSBハブ」と「セルフパワーUSBハブ」の2種類があります。
一般的に使われているのはバスパワータイプなんですが、DTMにはセルフパワーUSBハブがおすすめです。
- バスパワーUSBハブ:PCから給電し動作する
- セルフパワーUSB:ACアダプターを使ってコンセントから給電する
バスパワータイプのUSBハブにDTM機器を挿しまくると電力不足になる可能性があります。
何故かと言うと、USBポート1つで供給できる電力の上限が決まっているからです。
つまりバスパワータイプは、1つのUSBポートの電力を分け合っている状態。
DTMではUSBから電力を貰うタイプの機材をよく使うので、下手をすると電力不足で誤動作を起こしてしまう可能性があるんですよね。
その点、セルフパワータイプのUSBハブだったら電力不足が起こる心配がほとんどありません。
セルフパワータイプはACアダプター経由でコンセントから大量の電気を供給できるので、例えばオーディオインターフェイスやMIDIキーボードといった電力をたくさん使う機材を並列に繋いでも大丈夫。
なのでDTMにはセルフパワータイプをおすすめします。
電源ボタンが無いものを選ぶ
USBハブには上の商品のように、電源をオン・オフできるボタンが搭載されているものがあります。
余計な電力を使わなくて済むので、普段遣いなら電源ボタン付属のほうが人気があるのですが、DTMとなると話は別。
音楽パフォーマンス用に使うUSBハブには、とにかく電気を供給し続けることが求められます。
特にライブパフォーマンスでパソコンを使おうと考えている人は、電源ボタン付きのものは絶対にやめておきましょう!
万が一、何かのはずみにボタンを押してしまうようなことがあるとかなり焦ります。
家の中でも、突然電源が落ちてしまうと誤動作の原因になりますし、機材が壊れたのかと勘違いして無駄な時間を使うことになるので、おすすめしません。
おすすめのUSBハブ
では実際に先程の条件クリアした、おすすめのUSBハブを紹介しましょう!
イーサプライ EZ4-HUB035BK
ポート7つが全てUSB3.0に対応しているという、かなり実力派なUSBハブ。
お値段も結構控えめなので、かなりコスパが高いと思います。
横挿しタイプのUSBハブということもあり、ホコリが差込口に溜まりにくいというメリットも。
給電状況が把握できるLED付きというのもありがたいですね。
ORICO M3H7
アルミ筐体のスタイリッシュなUSBハブ。見た目に気を遣う人にもオススメできる製品です。
デザイン的にMacにも調和するので、Mac派の人にもいいでしょう。
USBポートが上向きなので、デスクの上に置いて管理しやすいと思います。
こちらも7ポートすべてがUSB3.0です!
ROSONWAY RSH-A107C
Type Cのポートが必要な人におすすめなのがこちら!
この商品はType A端子が5口、Type C端子が2口あるので、大体の場面に対応できるのではないでしょうか。
しかもType A端子はUSB3.0が5口、USB3.2が1口ついています。
おわりに
今回はDTMにオススメなUSBハブを紹介しました。
皆さんも選ぶときには「セルフパワータイプ」かつ「電源ボタンがないもの」を選んでみてくださいね。
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