DTMにとってモニターヘッドホンは必需品と言われています。
モニターヘッドホンというのは、音質に余計な味付けがされておらず、フラットに鳴る解像度も高いヘッドホンのこと。
普通の「リスニング用」のイヤホンやヘッドホンでも一応音楽を作ることができますが、モニターヘッドホンがあると、アレンジやミキシングが捗るのは間違いありません。
とはいえ、DTMをやっている人の中には、できるだけ費用を抑えたい人も多いですよね。
今回はそんな皆さんのために、1万円以下で買えるオススメのモニターヘッドホンをいくつか紹介します!
SONY MDR-7506

日本で大定番のモニターヘッドホンSONY 900STの姉妹品。
通称「赤帯」と呼ばれる900STは日本向けに作られていますが、こちらの「青帯」バージョンは海外向けに作られており、海外のレコーディングスタジオでは定番品のひとつになっています。
1万円以下という価格でありながら、解像度が高く、低音から高音まで正確に鳴るので、コスパは最高レベルです。
また折りたたみが出来たり、カールコードだったりと持ち運びやつけっぱなしでの移動も考えられていて、さすがSONYだなと感じますね。

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Audio-Technica ATH-M20x

国産メーカー、Audio-Technicaのモニターヘッドホン。
海外での使用者が多く、EDM系のDJやトラックメーカーが使っているのをよく目にします。
非常に低価格ではありますが、モニターヘッドホンとしての音質は十分クリアしていますし、見た目もカッコイイですよね。
音の傾向としてはフラットではありますが、中低音にかけて粘りがある感じ長時間聴いていても聴き疲れしにくくなっています。
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AKG K240S

AKGのK240Sも低価格モニターヘッドホンの定番です。
こちらの機種は低価格でありながらも、セミオープン型という機構を採用しているのが特徴。
セミオープン型は密閉型に比べて音漏れをしますが、音がヘッドホンの中でこもらないので、音のヌケが良く、聴き疲れしにくいので、自宅での使用を考えている人ならオススメです。
音の傾向としては結構低音~中音域にかけてが前に出る、マイルドな印象があります。
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AKG K240 MKⅡ

少し価格は高くなりますが、予算があるなら先程の「K240S」よりもワンランク上の、こちら「K240 MKⅡ」もオススメです。
K240Sよりも高音がきらびやかになっており、解像度も上がっています。
こちらの機種もセミオープン型なので、音がこもりすぎず、全体的にスッキリとした音像です。
低音もしっかり出ているのでダンスミュージック系のジャンルを作っている人にもオススメなモニターヘッドホンと言えます。
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おわりに
今回紹介したのはどれも1万円以下で買えますが、音はそれぞれで結構違っています。
一概にどれが良いとは言えないので、自分にあったものを選ぶのが重要です。
皆さんが自分にぴったり合うヘッドホンが見つけられることを願っています!
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