筆者のオススメエフェクターを紹介するシリーズ、今回はフランジャーです!
フランジャーはモジュレーション系と呼ばれるエフェクターのひとつで、「ジェットサウンド」と呼ばれる、激しい音の揺れを作り出すペダル。
主に飛び道具エフェクターとして使われることが多く、楽曲のサウンドに彩りを付け加えるときに便利です。
今回はそんなフランジャーの定番から、最新おすすめモデルまでチェックしてみましょう!
MXR M152 Micro Flanger
シンプルで使いやすいフランジャーを探しているあなたにイチオシなのがMXRの「M152 Micro Flanger」です。
こちらは1980年代に発売されたMXRのフェイザー「M117」の伝統を受け継ぎ、2つのツマミだけで構成されるシンプルなフランジャーになっています。
音の傾向はM117のキャラクターを受け継いでいるのですが、トゥルーバイパス使用になっていることで以前よりも低ノイズ化を実現。
BBD素子を使ったアナログならではの温かみのあるトーンで、ジェットサウンドやスペイシーサウンドなどを得意としています。
BOSS FLANGER BF-3
「BFシリーズ」はベストセラーとも言える、BOSSの定番フランジャーで、こちら「BF-3」はBFシリーズの現行モデルとなっています。
BF-2から受け継いでいる「STANDARDモード」の他にも、ジェットサウンドに特化した「ULTRAモード」など、多彩な4モードを搭載しており、音作りの幅が広がること間違いなし。
ギターだけでなく、ベースにも使うことができ、最適な効果が得られるようにギターとベースにそれぞれの専用インプットが用意されています。
また、ステレオのアウトプットにも対応しているので、より立体的な音響効果を得ることも可能です。
TC Electronic Vortex Mini Flanger
高品質な音楽機材を製造する、プロ御用達のメーカーTC Electronicのフェイザー。
こちらは同社のハイクオリティなフランジャー「TC Electronic Vortex」の音質をそのままに、よりコンパクトなボディにすることを目指して作られたモデルになっています。
ジミヘンを思い起こさせる60年代のサイケデリックなテープフランジャーサウンドはもちろん、現代のハイファイなトーンまで対応することができるフランジャーです。
また、TC Electronicのエフェクターには定番の「Tone Print機能」というものを使えば、パソコンやスマートフォンから音作りをすることができたり、世界中のプロギタリストが作ったセッティングをそのまま自分のエフェクターに移植することも可能になります。
t.c.electronic Vortex Mini Flanger
TC Electronic The Dreamscape
「The Dreamscape」は、高品質エフェクターメーカーTC Electronicと、世界的に活躍するバンドDream Theaterのギタリストとして知られるJohn Petrucciが共同で開発したエフェクター。
こちらはフランジャーだけでなく、コーラスとビブラート、合計で3種類のエフェクトを切り替えることができます。
「DEPTH」「SPEED」「FX LEVEL」といった3種類のツマミの他に、ペダル上部についたトグルスイッチを使えば、トーンカラーを「Bright」「Normal」「Dark」に切り替えることも可能です。
もちろん、その他のTC Electronicエフェクターと同様に、「Tone Print機能」を使用することができ、パソコン/スマートフォンからの音作りや、世界中のギタリストのセッティングの読み込みもできます。
strymon MOBIUS
超ハイクオリティなエフェクターを製造していることで知られるメーカーstrymonによる総合モジュレーションエフェクターです。
こちら「MOBIUS」は12台分にもおよぶモジュレーションマシーンが搭載されており、フランジャーだけでなくコーラスやトレモロ、フェーザーといったモジュレーション系エフェクターがこれ一台で済みます。
もちろんサウンドのクオリティもかなり高く、ヴィンテージ好きのギタリストから、現代的なハイファイサウンドを求めるギタリストまで満足できる出来と言えるでしょう。
少し値段は張りますが、これ一台でモジュレーション系を網羅できると考えたら、実はコスパが高いエフェクターです。
おわりに
以上がおすすめフランジャーの紹介でした!
自分にぴったりなものを見つけて、音作りの幅を広げてみてくださいね。
また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、よかったらチャンネル登録お願いします!
筆者のツイッターはこちら!