「早口言葉」ボイストレーニングで滑舌とリズム感を鍛えよう!

歌の練習を頑張っている皆さん!

「早口言葉」の練習ってしていますか?

 

早口言葉は声優やアナウンサー志望の人がやるイメージがありますが、実はボーカリスト・シンガーにとっても重要なものなんですよ!

歌にとっても早口言葉を練習することはたくさんのメリットがあるんです。

今回はそんな早口言葉のメリットと、練習方法について紹介してみたいと思います。

 

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早口言葉をするメリット

さきほどのように早口言葉といえば、声優やアナウンサーなどがよくやっているイメージだと思います。

しかしこの早口言葉、ボーカリストにも効果があるものなのです。

 

一つ目のメリットは、皆さんもご想像の通り「滑舌」です。

言葉はいくつもの筋肉を使って発することができます。

要は、その筋肉たちを鍛えれば正しく美しく綺麗な発音が出来るわけです。

 

その筋肉たちを鍛える方法の一つが早口言葉、なるべく口を大きく動かすことを意識してください。

早口言葉はもごもご言えても意味がありません。

誰が聞いてもその言葉が聞き取れるようなイメージで言えるようになりましょう。

 

 

二つ目のメリットは「リズム感」です。

リズム感とは、歌が上手く聴こえる要素の1つでもあるので是非鍛えたいものですが、ただ早口言葉を言えるようになるだけでは鍛えられません。

リズムを刻みながら練習しましょう。

昨今ではメトロノームのアプリもスマホで簡単に無料でダウンロードできるので、それを使って練習するのがオススメです。

 

次の2で紹介する早口言葉の一つを例に挙げて説明すると、

一つの拍に全言葉を入れ込むのではなく
メトロノームの音に合わせて
|ブラジル |人の |ミラクル |ビラ配 |り

のように、メトロノームのテンポを速く設定して、なるべく細かく区切ることが大切です。

 

この練習をしてメトロノームとズレずにスムーズに早口言葉が言えるようになれば、自然と身体にリズム感が付いてきている証拠。

より速く、よりハッキリと言えるように練習してみましょう!

 

オススメの早口言葉

短くて覚えやすく、リズムの取りやすい早口言葉を集めてみました。

3回ずつ繰り返して言えますか?

  • 馬鹿なカピバラ
  • 炙りカルビ
  • ブラジル人のミラクルビラ配り
  • 柚子酒ソーダ割り
  • ブスバスガイド バスガス爆発
  • 2ミリのミニ耳
  • 生バナナ
  • つゆひとしずく
  • 脈真逆
  • クリス クスリ リスク
  • サカス赤坂
  • マサチューセッツ州
  • ねねばねどもねねね
  • 生きてた死体

 

言えるようになる裏技

今紹介した早口言葉の中で、この早口言葉は 絶対噛む!っていうのがおそらくあったかと思います。

そんな時は…

割り箸を噛みながら言ってみましょう!

 

 

ハッキリ言うのは物理的に無理ですが、なるべく聞き取れるくらいに頑張って、そこまで早口じゃなくて良いので繰り返し何回も言ってみて下さい。

その後、その割り箸を外して言ってみましょう。

あら不思議、言えるんです。

 

騙されたと思って一度試してみてくださいね。

おそらくビックリするほど流暢に言えます。

 

まとめ

いかがでしょうか?

これを機に普段の練習に早口言葉を取り入れてみるのも良いかもしれませんね。

早口言葉を言えるようになって、リズム感と滑舌、両方を手に入れてしまいましょう!