【より素敵な歌詞を書くために】作詞のやり方・コツ 中級者編

どうも、サッキーです。

前回は作詞講座の初心者編だったので、今回はその続きの中級者編ということでお送りします。

前回の記事を読んでいない方は以下からどうぞ↓

 

[blogcard url=”https://sakky.tokyo/post-574″]

 

では早速いってみましょー!

 

ジャンプできる目次

語感に気をつける

私が思うに、作詞初心者と中級者の圧倒的違いは「語感」です。

初心者の方が書く歌詞は結構な確率で、歌詞の内容・意味を重要視しすぎるあまり歌いにくかったり「音」として聴いたときに耳障りが悪かったりします。

歌詞は、文字としてではなく「音」として認識されるので語感は非常に重要です。ミュージシャンによっては意味なんか適当で語感が良い言葉を並べる歌詞が好きな人もいます。

流石に適当で良いかと言われればそれは個人のセンスなんで何とも言えませんが、最低限の語感は気をつけておくべきだと思います。

子音が与える印象や、ロングトーンの母音など様々な場所の語感に気をつけましょう。

重要な箇所は繰り返す

大抵の音楽は同じメロディを繰り返して発展していきます。この繰り返しのメロディを一般に「モチーフ」や「リフレイン」と言います。ちなみに「リフレイン」という言葉はどちらかというと楽器が演奏するフレーズに使います。

サビの頭などでは短いフレーズのメロディを繰り返す曲がよくあると思いますが、その短いフレーズが「モチーフ」です。

何故このモチーフが繰り返されるのか、というとそれだけ曲にとって重要なメロディであるからです。

この繰り返すモチーフの上に同じ歌詞を乗せて繰り返すことで、リスナーに曲を覚えてもらいやすくなります。

 

ただし、あまりにも同じ言葉を繰り返してしまうとクドいと思われることもありますので、少しずつ変化させましょう

 

韻を踏む

似たメロディや、同じモチーフを繰り返す場所で歌詞を変化させる場合は、韻を踏むことでリズミカルに歌詞を聴かせることができます。

韻を踏むというのは同じ母音の単語をということです。

例えば「言い訳」という言葉の母音は「いいあえ」なので、それと同じ母音の言葉を探して歌詞にします。

「引き金」や「満ち欠け」という言葉は母音が「いいあえ」なので韻が踏めるということです。「しいたけ」でも踏めますね笑

 

とはいっても同じ母音の言葉を探すというのはなかなか難しいものです。

そんなときには同じ母音の言葉を探してくれるWEBツールがありますので、それを活用するのも1つの手段です。

[blogcard url=”https://rhymesearch.pv.land.to/search.cgi”]

[blogcard url=”https://kujirahand.com/web-tools/Words.php”]

 

「キラーフレーズ」を入れる

キラーフレーズというのは「殺し文句」と和訳されるように、「リスナーの耳を釘付けにするようなフレーズ・歌詞」のことです。

このような一気に惹き付けるような歌詞を入れるように心がけましょう。

 

しかしながら、そのようなキラーフレーズというのは情報量が多く、また余韻が大切なので、立て続けに連発すればいいというわけではありません。

(ギターと歌だけの弾き語りなどだったら音楽自体の情報量が少ないので連発しても大丈夫な場合もあります)

 

では、どこにキラーフレーズを入れるのかというと、楽曲には大抵「ここが聴きどころだ!」というメロディがあると思います。

基本的にはそこにキラーフレーズを持ってくるようにしましょう。

例えば、サビの1小節前で伴奏が消えてボーカルだけになる場所や、サビの一番最後に来る締めのメロディ等です。

 

言い換えや比喩を上手く使う

素晴らしい歌詞を書くためには比喩や言い換えは避けては通れません。

単に「愛してる」というのではなく、どんな風に愛しているのか、この気持ちを他のことで例えるとどうなるのか、という風に表現することが共感を生む歌詞を作るコツといっていいでしょう。

例えば「愛してる」と明言しなくても「あなたのことで頭がいっぱい」と表現すれば愛している気持ちは伝わります。

 

多くを語りすぎない

作詞と作文は違います。

作詞は音楽に乗せる言葉を作る作業です。

すなわち、音楽と歌詞とがセットになってリスナーに伝わればいいので、あまりにも説明しすぎてしまうとクドくてつまらない歌詞になってしまいます。

「私は歩いている」といいながら歩く人がいないように、悲しげな音楽の上で「私は悲しい」と語る意味はありません。

なので音楽で伝えられることは音楽にまかせて、音楽だけでは伝えきれない部分を歌詞で補うような形で作詞をするといいと思います。

また、文と文の繋がりも音楽が接着剤となってくれるのでそれほど気にする必要はありません。

 

「英語」で雰囲気を変える

日本語ベースの歌詞に英語を取り入れることには賛否両論ありますが、英語には音楽の雰囲気を変える効果があります。

中級者の方には英語にすることの効果を把握しておくべきでしょう。

例えばサビの頭だけ英語で歌うことでサビを強調することができますし、2番のAメロを英語にすることで1番と雰囲気を変えることができます。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は中級者向けの作詞スキルについて紹介させて頂きました。

次回は上級者向けのスキルにについて書きたいと思います。

ではまた会いましょうサッキーでした。

 

※追記

次回の記事ができました↓

[blogcard url=”https://sakky.tokyo/post-577/”]

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
ジャンプできる目次