タバコはなぜいけないの?歌手・ボーカリストにおすすめしない理由。

タバコはなぜいけないの?歌手・ボーカリストにおすすめしない理由。

ボーカリストにとってタバコは大敵!なんてよく聞く言葉ですが、タバコの何がそんなに悪いのでしょうか?

確かに癌になる確率は上がるし、臭いが気になるし……

最近は業界でも吸わない人が増えています。

今回はボーカリスト・歌手にとってタバコはどんな悪影響があるのかをまとめてみました!

 

ブレスに悪影響が出る

タバコを吸っている人が運動をすると、すぐに息が上がってしまうというのは今ではもう広く知られた話です。

これが運動だけなわけありません。

歌う時はとても息を使うので、運動する時と同様息切れ状態になってしまいます。

息切れ状態とは、息が足りない状態のこと。

つまり、

  • 声の厚みがなくなる
  • ロングトーンが不安定になる
  • 声が張れなくなる
  • 歌にメリハリがなくなる

ということです。

息の使い方で歌をコントロール出来ている部分がとても多いので、直接的な技術にも影響を及ぼすことになります。

このような「息切れ」を起こす原因となっている物質がタバコを吸うことで体内に入る一酸化炭素です。

本来であれば酸素と結合して、結合した酸素を体内中に送り届けている血中のヘモグロビンが、酸素より200倍も結合しやすい一酸化炭素と結合してしまうことで、酸素を身体へ供給できなくなってしまうのです。

タバコを沢山吸った時の吐き気や気持ち悪さ、めまい、頭痛などもこの一酸化炭素のせいで身体に酸素が足りなくなっているからだと言えます。

加えて、タバコを吸うと肺の機能が低下するので正に悪循環、百害あって一利なしです。

 


咳や痰が出る

咳や痰が出る時といえばどんな時でしょうか?

埃っぽいところに行った時、風邪を引いた時、花粉症の時、などが想像できます。

これらの時を考えれば分かる通り、咳や痰は体内に入ってきた「異物」を体外へ出すための生理現象です。

タバコの煙も多くの有害物質を含む「異物」ですので、これらの時と同様に咳や痰が出るのは当たり前です。

 

風邪をひきやすくなる

タバコの煙を吸うと口の中や喉を急激に乾燥させてしまいます。

乾燥は喉を傷つけることに繋がる上に、菌なども繁殖しやすくなります。

傷付いてしまった喉にウィルスや悪い菌が繁殖してしまうとどうかるのか…

喉風邪を引きます。

「水を飲めばいいじゃん」なんてそんな簡単な話ではありません。

一度失われた水分は水を飲んだところで身体に吸収されるまで長い時間を要します。

喉が濡れても声帯が直接潤うわけではありません。

喉を痛めるとしばらく歌えなくなり、その間はもちろん練習もできませんので、パフォーマンスに支障がでます。要注意です。

 

声帯が変形する

タバコは火をつけて吸うものです。

熱い煙を吸うとそれが喉へ直接届きます。

その行為が喉を低温火傷させてしまい、喉が浮腫み、そこに更に低温火傷が重なり…

考えただけで痛々しいですね。

こうした行為を与えられた喉が、変形してしまうのは簡単に想像できます。

それは熱を使ってタバコを吸うIQOSでも同じことが言えます。

 

病気の原因になる

タバコが原因で、ボーカル人生を危機に晒す病気になる可能性が格段に上がります。

タバコの煙に含まれる4,000種類以上もの化学物質の内、200種類以上が有害物質だと言われています。

さらに、その中の50種類以上が発ガン性物質です。

どうですか?

これを聞いただけでも相当身体に悪そうですよね。

タバコ病と言われる慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙者の20%の人が発症しています。

如何にも危なそうな難しい病気の名前です。

COPDとは慢性気管支炎などの呼吸器系の病気の総称で、症状は

  • 息切れ

これらがどんどん酷くなっていきます。

そんな状況で歌えるわけがありません。

この他にも肺癌や咽喉癌になる可能性も格段に上がります。

 

お金がかかる

バンドマンは何かとお金がかかります。

非喫煙者からすると「勿体ない」しかありません。

 

老け顔になる

スモーカーズフェイスという言葉がある通り、喫煙者はすぐ老け顔になります。

目尻や口元のシワ

  • たるみ
  • 肌荒れ
  • 白髪
  • 薄毛
  • 歯の黄ばみ
  • 口臭

タバコを吸うことで女性ホルモンのはたらきも妨げられてしまうので、女性にとって身体にとても害が大きいのは勿論、男性の薄毛や体臭の原因にもなります。

ボーカリストはバンドの顔ですので、身だしなみには気をつけたいところです。

 

受動喫煙をすることになる

最近は喫煙者差別社会と言われるくらい喫煙できるスペースが限られているので、非喫煙者にとってはとても住みやすいです。

なので非喫煙者が主流煙より健康被害が大きいと言われている副流煙を吸うことも減って来ています。

しかし喫煙者はどうでしょうか?

喫煙所も減って来ている分、喫煙所は大体いつも混んでいるイメージがありますが、喫煙所でタバコを吸うという行為はその場で吸っている他の人の副流煙を大量に吸ってしまうということです。

健康被害が何倍にもなることは目に見えています。

その分病気などのリスクも上がるわけです。

 


まとめ

いかがでしょうか?

先程も書いた通り、喫煙をすると女性ホルモンが壊されてしまいます。

そのこともあって、タバコによる影響は男性よりも女性の方が受けやすいと言われているので、女性ボーカルや女性ボーカルを彼女に持つ方は特に注意が必要です。

もちろん世の中にはタバコを吸っているプロのボーカリストが何万といます。

「タバコを吸ったから歌が下手になる」なんてことはありませんが、今回紹介したことを踏まえるとタバコを吸わないに越したことがないのは一目瞭然です。

ぜひこの機会に禁煙してみましょう!

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