【2019】おすすめコンプレッサー・エフェクター9選を聴き比べ!【ギター歴10年が選ぶ】

【2019】おすすめコンプレッサー・エフェクター9選を聴き比べ!【ギター歴10年が選ぶ】

ギター用エフェクターの中でも、影の立役者的な存在なのがコンプレッサー。通称コンプ。

ギターをある程度やっている人なら「コンプレッサーを使えば下手な演奏でも上手く聞こえる」ということを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「上手い人はコンプなんて必要ない」ということがたまにネット上で書かれたりもしますが、実際はそうでもなく、一流のプロでも使用者が多くいます。

そんなコンプレッサーですが、そもそも何をするエフェクターなのか、というのが分かっていない人も多いかもしれません。

ということで、このページではコンプレッサーとは何かどんな場合に必要になるのか、そしてオススメのコンプレッサーをいくつか解説してみましょう!

 

そもそもコンプレッサーとは?

そもそもコンプレッサーとは何なのか、というのを改めて確認しておきましょう。

コンプレッサーの機能は、簡単に言えば「音を圧縮するためのエフェクター」。

ある一定以上の音量(スレッショルド)になると音量を圧縮するのがコンプレッサーの機能です。

上の画像で言えば、青いラインが生音ですが、スレッショルドを超えたところから一定の比率で音量が圧縮され、赤いラインまで音量が圧縮されるのがコンプレッサーの効果です。

このままだと大きい音を小さくしただけになってしまいますが、ギター用コンプレッサー・エフェクターの多くはコンプレッションのツマミを回すと全体の音量も上がっていきます。

大きい音を圧縮してから全体の音量持ち上げることによって、大きい音は小さく、小さい音は大きくなるわけですね。

このような仕組みで、コンプレッサーを使うと一音一音の音量差がなくなり、粒を揃えさせたり、サスティンを長くさせる効果が生まれます。

 


ギターにコンプレッサーって必要なの?

ギターにコンプレッサーが単品で必要か不要かというのは人によって違います。

クリーントーンで弾く人はほとんど使っていますが(使っていなかったとしてもPAでコンプが掛けられる)、音を歪ませる人は使わない人も多いんですよ。

というのもオーバードライブやディストーションといった「歪み系エフェクター」を使っている人は、既にコンプレッサーを使っているのと同じなんです。

歪み系エフェクターは「ある一定以上の音量になったとき、音が飽和して歪む」という仕組み。

歪み系を使っていてもボリュームを絞ればクリーントーンになると思いますが、歪みがかかる音量よりも小さい音で弾いているからです。

つまり歪み系自体がコンプレッサーとほとんど同じ役割なんですよ。

その証拠に深く歪ませたギターサウンドはほとんどダイナミクスがなくなります。

 

ということは歪み系エフェクターを使う人はコンプいらないのか?といわれるとこの答えは人によって違うんですよね。これがややこしいところ。

ファズやディストーションなど深く歪ませる前提なら確かにコンプはほとんど必要ないんですが、クランチやオーバードライブくらいの歪みなら、コンプレッサーで音を整えた上で歪み系エフェクターを通す人もいます。

また、コンプレッサーで音量を持ち上げてブースターのように使う人もいたり。

コンプレッサーを使うか使わないかは人によって違うので、ぜひ色々と実験してみるのがオススメです。

 

おすすめのコンプレッサー・エフェクター

コンプレッサーを使ってみたい、という人に向けていくつかおすすめのコンプレッサーを紹介します!

動画で実際のサウンドもチェックできるので、あわせて確認してみてくださいね。

MXR DYNA COMP M-102

サウンドハウス

ギター用コンプレッサーの定番といえばこの「ダイコン」ことダイナコンプ。

1970年代に初代のダイナコンプが登場して以来、ずっと定番コンプレッサーとして多くのギタリスト・ベーシスト達に愛されてきました。

ツマミが2つだけというシンプルな操作、かつ最近では低価格化も進み、初めてのコンプとしても最適です。

ダイナコンプは結構がっつりかかるタイプのコンプで、12時以上にツマミを回すと、ポコポコとしたパーカッシブな音が得られます。

ナチュラルで繊細なコンプ感を求める人には向きませんが、往年のコンプサウンドを体験したい人や、パーカッシブなコンプサウンドを求める人には真っ先にオススメしたい機種です。

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BOSS Compression Sustainer CS-3

サウンドハウス

BOSSのCS-3もコンプレッサーの中では大定番です。

ダイナコンプと同様に低価格でありながらも、もっとナチュラルで低ノイズなコンプレッサーとして人気になりました。

万能なコンプでクリーンブースターとしても定番です。

アタックやトーンといったノブもあり、より細かい音作りが可能で、ギター・ベースを問わず使用することができます。

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BOSS CP-1X Compressor

サウンドハウス

さきほどのBOSS CS-3は定番のロングセラーですが、BOSSはさらに新しいCP-1Xというコンプレッサーを発売しました。

CS-3よりも低ノイズ、自然なコンプレッションを追求したハイクオリティなコンプレッサーで、今までのBOSSのイメージを覆しました。

本体中央部にはインジケーターがあり、コンプレッション具合を視覚的にひと目で確認できるのもCP-1Xの魅力です。

この価格帯ながらレコーディングスタジオなどに置いてあるラックマウントタイプのコンプレッサーにも匹敵すると言われており、CS-3よりも多少価格は上がりますが、コスパは最高クラスと言えるでしょう。

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TC Electronic HyperGravity Compressor

サウンドハウス

コンプレッサー・エフェクターの中でもトップクラスの機能性と音質で評価されているのがTC ElectronicのHyperGravity。

このコンプレッサーはマスタリングスタジオなどに御用達の同社シグナルプロセッサー「SYSTEM 6000」に搭載されている、マルバンドコンプレッサー「MD3」をもとに開発されています。

つまり、このサイズでありながらスタジオクラスの音質と操作性を兼ね備えているのがこのHyperGravityです。

 

HyperGravityの大きな特徴は、マルチバンドコンプということもあり、帯域ごとにコンプレッション量を変えることが可能であるということ。

これによって「ボワボワとした低音だけタイトに圧縮したい」「耳障りな高音域だけ圧縮したい」といった、今までのギター用コンプレッサーでは不可能だった音作りにも対応可能になっています。

さらに、本体に付いているトグルスイッチによって、マルチバンドコンプだけでなく、従来のギターコンプレッサーの音である「ヴィンテージモード」と、プロギタリストが作ったセッティングをそのまま反映できる「TonePrintモード」、合計3つのモードに切り替えることが可能。

コンプレッサー選びで迷ったら、とりあえずこれを買えば間違いないと言えるほど、ハイクオリティなコンプレッサーです。

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Animals Pedal 1927 HOMERUN KING COMP

サウンドハウス

野球ユニフォームを着たクマさんが2匹描かれている可愛らしいコンプレッサー!

以前はNinevolt Pedalsというブランド名から発売されていましたが、2017年からはブランド名をAnimals Pedalに変え、見た目も名前も可愛らしくなりました。笑

このコンプは1万円を切るという低価格さでありながら、音のクオリティはかなりのものです。

いわゆる「ROSS系」と呼ばれるナチュラルでシルキーな音色のコンプで、使っているだけで自分の腕前が2段ほど上がったように感じるでしょう。

本体右側にある緑色のLEDでコンプのかかり具合を確認することができ、なかなか音の変化がわかりにくいコンプレッサーを初心者でも使いやすくしようという心遣いを感じますよね。

真ん中にある「EQ」というツマミは、いわゆるTONEツマミに似た効果で、右に回すと高音域寄りのサウンドになっていきます。

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Xotic SP Compressor

サウンドハウス

EP BoosterなどでおなじみのXoticから出ているSP Compressor。

本体は非常に小さく、通常のエフェクターの半分くらいの大きさなので、エフェクターボードの邪魔になりません。

サウンドのキャラクターとしては骨太な感じで、がっつりとコンプがかかりますが、「BLEND」というツマミで素の音と混ぜることで、自然なサウンドも得ることができます。

コンプの掛かり具合は本体中央のスイッチで「LOW」「MID」「HIGH」の3種類を選ぶことができ、更に裏蓋を開けると本体内部のDIPスイッチがあり、さらに追い込んだ音作りも可能です。

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Providence VELVET COMP

サウンドハウス

名前からも分かるように、まるでベルベットのようなスムースなコンプ感を得られるエフェクター。

ハイクオリティなサウンドで、数多くのプロギタリストが愛用しています。

サスティン・ノブは効き目の幅が広く設定されていて、アルペジオやカッティング、ロングサスティーンのリードプレイなど様々な要望に対応可能。

非常に音質が良く、ナチュラルな音なので、かけっぱなしにする人も多いコンプレッサーです。

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JOYO Dyna Compressor

出典:amazon.co.jp

低価格でありながら高品質なエフェクターを製造しているメーカーJOYOのコンプレッサー。

名前は「ダイナコンプ」となっていますが、メーカーはROSS系のナチュラルなコンプレッサーを目指して作っているとのこと。

確かに音を聴いてみると結構ナチュラルで自然なトーンです。

サウンドは5000円前後と思えないほど自然で癖がなく、学生さんやビギナーが使う1台目のコンプレッサーとしてもぴったりだと思います。

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おわりに

いかがでしたでしょうか。

コンプレッサーというと、効果もわかりにくい、何だかよくわからないエフェクターのように感じてしまう人も多いかもしれませんが、使いこなせればかなり便利なものです。

最近では低価格で高品質な、コスパのいいコンプレッサーも増えたので、まずはそういったもので試してみるのはいかがでしょうか。

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