ギター初心者にとって、自分でも弾ける練習曲を探すのは結構大変ですよね。
調べてみても「この曲はコードが簡単!」と言われて全く知らない曲を紹介されることが多く、ギターを練習する前に曲を覚えなければいけないということもしばしば。
できたら既に知っている中で、ギターが簡単な曲を知りたいという人も多いんじゃないでしょうか。
ということで、今回はギター歴15年以上の筆者が、日本で有名な曲の中からギター初心者にもオススメできる曲を選んでみました!
今回の記事は以下のような構成になっています。
それでは早速やっていきましょう!
ギター練習がはかどる必須アイテム

まず最初にギター練習をするときに持っておきたいアイテムを4種類紹介します。
- カポタスト(カポ)
- メトロノーム
- チューナー
- Vox amPlug(エレキギター向け)
上3つは「ほぼ必須」といっても過言ではないもので、最後の1つは「あったら便利」という感じです。
特にこの記事では、1つ目の「カポタスト」が必要になってくる曲も多いので、持っていない場合はぜひチェックしてみてください。
(既に全て持っているという方は読み飛ばしてしまってOKです!)
では先程の4つのアイテムをそれぞれサクッと解説していきます。
カポタスト(カポ)
「カポタスト(カポ)」というのは上のような、ギターに取り付けることで開放弦の音程を変えることができるアイテム。
これを使うことによって難しいバレーコードが簡単なオープンコードと同じ押さえ方に変化したりするんです。
例えば、「Fメジャー」というギター初心者の登竜門的なコードも、1カポ(1フレットにカポを装着する)だと「Eメジャー」と同じ押さえ方になります。

最近ではカポを使うことが前提となっている曲も多いので、まだ持っていない人はぜひ1つは持っておきましょう。
これがあるだけで、選曲の幅がかなり広がります。
メトロノーム
ギターを弾くのに慣れてきたら、ぜひメトロノーム(クリック)を鳴らしながら練習するようにしましょう。
そうすることによって、正確なリズム感が徐々に養われていきます。
もちろん、ギターを初めたばかりの頃は、「コードの押さえ方」や「ストロークのやり方」など気にしなければいけないことが多すぎて、リズムへの意識が後回しになってしまっても仕方がありません。
ですが、そのままずっとメトロノームを全く使わないで練習し続けていると、いつまで経っても正確なリズム感が身につかないままです。
なので、まだメトロノームを持っていない方はぜひ手に入れておきましょう。
メトロノームは無料のスマホアプリもたくさんあるので、そういったものを使って練習するのも全然OKです。
チューナー
ギターの練習にはチューナーが必須といっても過言ではありません。
ギターを購入する際に一緒に買った人も多いと思いますが、改めて説明すると、チューナーは弦を正確にチューニングするための機械です。
「前回練習した時にチューニングしたからいっか」と思っていてもズレていることが結構ありますので、毎回の練習前はもちろん、練習中もこまめにチューナーでチューニングを確認するようにしましょう。
そうやってチューニングがぴったり合ったギターでずっと練習を続けていくと、音感が良くなっていき、耳コピもどんどんできるようになっていきます。
Vox amPlug(エレキギター向け)
夜間にアンプでエレキギターを弾けない環境の人も結構多いと思いますが、そんな人にはVox amPlugが非常にオススメです。
こちらは、ギターのシールドの穴に直接挿しイヤホンやヘッドホンを繋ぐだけで、アンプの音を聴きながら練習できるというアイテム。
持っておけば夜間の練習がめちゃくちゃ捗ります。
3000円程度で買えるのですが、音は結構本格的。
いくつか種類があるので、自分の演奏したいジャンルに合わせて購入してみてください。

ギター初心者向け練習曲の選び方・条件

では、初心者の方が練習曲を選ぶ時に気をつけたいポイントを解説していきましょう。
結論から言うと、ギター初心者にオススメな曲の条件として以下が挙げられます。
- テンポが速すぎない曲
- 繰り返しが多い曲
- コードが単純な曲
- 好きな曲
それぞれサクッと解説していきましょう。
テンポが速すぎない曲
やっぱりテンポが速い曲は難しいものが多いです。
もちろん、テンポが速くてもコードやフレーズ自体は簡単な曲もたくさんあるのですが、初心者の場合そもそも「何が難しくて何が簡単なのか」ということが分からないですよね。
なので、難易度の一つの指標として「テンポが速すぎないか」ということをチェックしてみましょう。
速すぎる曲をいきなり選んでしまうと、すぐに挫折してしまう可能性があるので、まずはミドルテンポやバラードの曲を選ぶのがおすすめです。
この記事の下にある「ギター初心者におすすめの練習曲」の項では、楽曲のテンポ(BPM)も記載しているので、楽曲を選ぶ際はそこを参考にしてみてください。
繰り返しが多い曲
早く曲を弾けるようになりたい場合は繰り返しが多い曲を選んでみてください。
例えば洋楽などは邦楽に比べて比較的同じパターンの繰り返しが多く、1箇所が弾けるようになると他の箇所も弾けるようになります。
逆に、コードやギターのフレーズが変則的な曲を選んでしまうとそれだけ覚えることも多くなるので、1曲通して弾けるまでに時間がかかってしまいます。
1曲通して弾けるようになるだけで、かなり練習のモチベーションが上がるので、最初は繰り返しが多い曲を選んでみましょう。
コードが単純な曲
ギターを弾くにあたってコードを押さえられることは重要になってきます。
しかし、いきなり「Fコード」や「Bコード」といった難しい押さえ方が連発するような曲は初心者にとって難しすぎる可能性が高いです。
もちろん、そういったコードが入っている曲を最初に選んでもいいのですが、完璧に弾けるようになるまでに少し時間がかかるので、思ったように練習が進まず、挫折してしまうこともあります。
挫折する可能性を少しでも減らしたい方は、単純なコードが多い曲を演奏していき、慣れてきたら徐々に難しい曲にチャレンジしましょう。
好きな曲
ギターが上達するためには、何だかんだで「楽しんで練習できること」が一番大事です。
これまで紹介した条件にマッチする曲であったとしても、好きになれない場合はその曲の練習はやめた方がいいかもしれません。
逆に、少し技術的に難しい曲を選んだとしても、「その曲が好き」「弾けるようになりたい」という気持ちがあれば、練習も楽しくできていつのまにか弾けるようになっていることも多いです。
ぜひ「自分が好きな曲か」というのも頭に入れながら練習曲を選んでみてくださいね。
ギター初心者におすすめの練習曲

ということで、実際にギター初心者におすすめの練習曲を紹介します。
最初に列挙しておくと、今回紹介するのは以下の楽曲です。(押すとジャンプできます)
- あいみょん「マリーゴールド」(アコギ向け)
- 優里「ドライフラワー」(アコギ、エレキ両方向け)
- DISH//「猫」(アコギ向け)
- Official髭男dism「Pretender」(エレキ向け)
- Ado「うっせぇわ」(エレキ向け)
- 瑛人「香水」(アコギ向け)
- 米津玄師「Lemon」(アコギ向け)
- Vaundy「life hack」(アコギ、エレキ両方向け)
- ベン・E・キング「Stand By Me」(アコギ向け)
- スピッツ「チェリー」(アコギ向け)
- 菅田将暉「虹」(アコギ向け)
- back number「ヒロイン」(アコギ向け)
- The Beatles「Let It Be」(アコギ向け)
- ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」(エレキ向け)
- ASIAN KUNG-FU GENERATION「リライト」(エレキ向け)
- MONGOL800「小さな恋のうた」(エレキ向け)
- ONE OK ROCK「完全感覚Dreamer」(エレキ向け)
(上記の「アコギ向け」「エレキ向け」は原曲に使われている楽器や、弾き語りでの人気度などで判断しています)
また、上記のそれぞれの曲を以下のポイントで比較してみました。
- アコギ、弾き語り向け or エレキギター向け
- 難易度:☆が少ないほど簡単で、多いほど難しい
- BPM:楽曲のBPM(テンポ)
- カポタスト:原曲キーで弾くのに最適なカポの位置
ちなみに「難易度」はあくまで初心者向け楽曲としての評価です。
そもそも初心者向けの記事ということで、こういう曲とか、こういう曲みたいな鬼難易度の曲は紹介しませんので、ご安心ください…!笑
また、気になったらすぐ練習できるように原曲MVと演奏の解説動画、そしてコード譜へのリンクも掲載してみました。
それでは早速やっていきましょう!
あいみょん「マリーゴールド」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (ふつう)
- BPM:106
- カポタスト:2フレット
あいみょんさんの「マリーゴールド」は大ヒットしたので知っている方は多いんじゃないでしょうか。
この曲のコードは2カポにすることで、ギターを初めて弾く初心者の方でも十分チャレンジできる難易度になります。
コードの種類も「〇〇メジャー」や「☓☓マイナー」といったオーソドックスなものばかりで、基本コードを覚えるのにもぴったりでしょう。
この曲には初心者にとって大きなハードルと言われている「Fコード」が出てきますが、実はFコード自体はそこまで難しいものではありません。
以下の記事でFコードが弾けようになるコツを紹介しています。

優里「ドライフラワー」
- アコギ、エレキ両方向け
- 難易度: (ちょいムズ)
- BPM:74
- カポタスト:なし
優里さんの「ドライフラワー」は、原曲ではエレキギターが使われていますが、弾き語りなどでも人気があり、アコギ・エレキ両方にオススメできる楽曲です。
難易度的にはギター完全初心者の方にはちょっと難しいと思うので、1~2曲弾けるようになったくらいの人にぴったりと言った感じでしょうか。
原曲通りに弾こうとした場合、初心者向けの解説や教本などではなかなか出てこないコードの押さえ方をするので少し抵抗感があるかもしれませんが、押さえ方自体はそこまで難しくありません。
むしろ注意して欲しいのが、跳ねるようなリズムです。
この曲では16分音符(1拍を4分割した音符)が「タカタカ」ではなく「タッカタッカ」といった感じで跳ねています。
こういったリズムを音楽用語では「シャッフル」といいます。
シャッフルのリズムを意識しながら練習すると、この曲らしさが出てくるので、ぜひメトロノームを使いながら跳ね感をマスターしましょう。
DISH//「猫」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (ちょいムズ)
- BPM:77
- カポタスト:3フレット
DISH//の「猫」は、3カポにすると「C」「G」「F」「Am」といった基本的なコードばかりになります。
「ディミニッシュ」や「オーギュメント」といった特殊なコードがあまり出てこない一方で、「メジャー」や「マイナー」といった基本的なコードはいろいろな種類が出てくるので、ギターの基本になるコードを覚えるのに最適な曲と言えるでしょう。
ですが、覚えなくてはいけないコードの数自体は多いので「とりあえず1曲弾けるようになりたい」という場合は他の曲がいいかもしれません。
もっと簡単な曲を弾けるようになってギターの感覚を掴んでからこの曲に挑戦すると、押さえられるコードのバリエーションが一気に増える、という感じですね。
もちろん最初からこの曲に挑戦するというのもアリです。
押さえ方自体は色々な曲に応用できますので、最初にこの曲を覚えると他の曲を練習するとき比較的短時間で弾けるようになるでしょう。
Official髭男dism「Pretender」
- エレキギター向け
- 難易度: (割とかんたん)
- BPM:92
- カポタスト:なし(※半音下げチューニングです)
大ヒット曲「Pretender」のリードギターパートは、実は結構簡単です。
最初のアルペジオの部分さえ弾けるようになってしまえば、後はそれの繰り返しとルートの単音弾きばかりなので、すぐに弾けるようになるでしょう。
アルペジオ部分がかなり有名なので、「ギター弾けるんでしょ?なんか弾いてよ」対策にも使えます。笑
ただ、この曲は半音下げチューニングなので、普段レギュラーチューニングにしている人はその点だけが少し面倒かもしれません。
ちなみに、間奏にあるキーボードソロもギターで弾けるので、腕に自身がある方はチャレンジしてみてください。
Ado「うっせぇわ」
- エレキギター向け
- 難易度: (脱初心者レベル)
- BPM:178
- カポタスト:なし
Adoさんの「うっせぇわ」はエレキギターがカッコイイ楽曲ですよね。
難易度的には、これが正確に弾けたら「自分はギターが弾けます」と他人に言っても恥ずかしくないレベルだと思います。
とはいえ、実際はパワーコードとオクターブ奏法が主体になっている曲なので、弦の押さえ方自体は難しいというわけではありません。
難しいのはどちらかというと右手(ピッキング側する側の手)です。
テンポが速いですし、ブリッジミュートとストロークが織り交ぜられているので、最初はピッキングが追いつかないと思います。
練習方法としては、両手を一気にマスターしようとすると頭が混乱するので、まずはコード進行など左手でやることを覚えてみましょう。
そのあとメトロノームを使って、ゆっくりのテンポから上げていく練習をすると右手も正確に弾けるようになるはずです。
瑛人「香水」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (ふつう)
- BPM:122
- カポタスト:1フレット
2020年に一斉を風靡した瑛人さんの「香水」は、アコースティックギターの指弾きを練習したい人にオススメな楽曲です。
この曲は1カポにすると「G」「A」「D」といった基本的なコードが主体になります。
しかもこの曲は8小節のコードパターンをずっと繰り返しているだけなので、冒頭の8小節さえ弾けるようになってしまえばOK。
また、この曲は指弾きでよく使われるアルペジオ奏法(コードを分散して弾く奏法)の簡単なパターンが使われているので、普段ピック弾きをしている人が指弾きに初めて挑戦するのにもぴったりだと思います。
米津玄師「Lemon」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (ちょいムズ)
- BPM:87
- カポタスト:4フレット
米津玄師さんの「Lemon」も4カポにすれば簡単なコードになります!
ただ、出てくるコードの種類が多いので、ある程度ギターに慣れてきた人にオススメです。
「B」や「A♯dim」といった少し珍しいコードも出てくるので、コードチェンジの腕試しにもいいかもしれませんね。
コードストロークにこだわればかなりかっこよくなるので、ぜひコードの押さえ方だけでなくリズムにもこだわってみましょう。
Vaundy「life hack」
- エレキ・アコギ両方向け
- 難易度: (割とかんたん)
- BPM:91
- カポタスト:なし
オシャレだけど簡単に弾ける曲を探しているなら、Vaundyさんの「life hack」がオススメです。
この曲のギターは冒頭から出てくる2小節のフレーズをずっと繰り返しているだけなので、その2小節さえ覚えてしまえば、曲が全て弾けます。
同じような形の押さえ方をズラしていくだけで弾けるので、コードチェンジも簡単です。
ただ、指弾きのアルペジオなので、慣れていないと右手が少し難しいかもしれません。
とはいってもやはり覚える事が少ないので、1曲通して弾けるようになるまでにはそこまで時間はかからないと思います。
また、原曲ではエレキギターが使われていますが、アコギでも全く問題なく弾けるので、ギターが簡単な弾き語り曲を探している人にもオススメです。
ベン・E・キング「Stand By Me」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (かんたん)
- BPM:110前後
- カポタスト:なし
コードが簡単な曲といったらやっぱりこれ!
曲自体が結構有名なので、洋楽を普段あまり聴かない人でも耳馴染みがあるんじゃないでしょうか。
C、G、Em、Dという押さえ方が簡単なコードしか出てこないので、おそらくギターを始めたばかりの初心者でもすぐに弾けるようになると思います。
しかもコード進行も繰り返しばかりなので、すぐに覚えられるはずです!
スピッツ「チェリー」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (ふつう)
- BPM:97
- カポタスト:なし
ギター初心者の練習曲として長年に渡って定番になっている「チェリー」です。
この曲には「カノンコード(カノン進行)」と呼ばれる、大ヒットしたJ-POPによく使われるコードが出てきます。
ちなみに下の動画ではカノンコードが使われている有名曲がメドレーで紹介されていますので、ご覧になってみてください。
カノンコードをマスターすると、上の動画に出てくるような様々な曲が演奏できるようになるので、ぜひ覚えておきましょう。
菅田将暉「虹」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (脱初心者レベル)
- BPM:72
- カポタスト:5フレット
さきほど紹介したスピッツの「チェリー」が弾けるようになったら、菅田将暉さんの「虹」にも挑戦してみてください。
この曲は「チェリー」と同じように、カノンコードを基本としたコードパターンが使われています。(5カポにするとわかりやすいです)
ですが、コードにちょっとひねりを加えていて、本来のカノンコードとは少しだけ違う響きになっているというのがこの曲の特徴です。
こういった感じでカノンコードにも色んなバリエーションがあるので、覚えておくと他の曲でも応用ができると思います。
原曲そのままのコードで弾くと結構難しいのですが、原曲よりも簡単なコードにアレンジしてくれているギター解説動画が多いので、初心者の方はまずはそちらを参考にチャレンジしてみましょう。
back number「ヒロイン」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (ちょいムズ)
- BPM:76
- カポタスト:なし
この曲は「F」や「Bm7」というちょっと難しいバレーコードが出てくるので、基本的なコードが押さえられるようになった初心者にオススメです。
それ以外の部分は「C」や「D」など定番のコードばかりなので、ある程度コードを押さえられる人なら簡単だと思います。
back numberの曲はゆっくりしたバラードが多いですが、コードの移り変わりが速いので、しっかりコードチェンジ部分を練習してみてくださいね。
The Beatles「Let It Be」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (ふつう)
- BPM:72
- カポタスト:なし
ビートルズの「Let It Be」もコード進行自体はシンプルです。
難しいコードも少なく繰り返しばかりなので、ある程度コードを知っているならすぐに弾けるようになるでしょう。
しかも老若男女を問わず誰でも知っている曲なので、暗記して弾き語りのレパートリーに入れておくとかなり便利ですよ。
ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」
- エレキギター向け
- 難易度: (かんたん)
- BPM:180
- カポタスト:なし
アコギではなくてエレキギターを練習している人におすすめなのがこちら。
リードギターのフレーズが非常にシンプルで、おそらくギターを初めて1日目の人でもある程度弾けると思います。
また、リズムギターパートも4種類の簡単なコードしか出てこないので、初めてコード弾きに挑戦する場合にも最適でしょう。
曲自体がかなりかっこいいので、弾いているだけで楽しくなる、初心者にオススメの1曲です。
アジカンは簡単でカッコイイ曲が多いので、ぜひ他の曲にも挑戦してみましょう。
ASIAN KUNG-FU GENERATION「リライト」
- エレキギター向け
- 難易度: (ふつう)
- BPM:179
- カポタスト:なし
アジカンの代表曲「リライト」のギターも、シンプルで比較的簡単です。
特にリズムギター(ボーカルが弾いているパート)がかなりシンプルなので、練習すれば初心者でも弾けるようになるはず。
かなりカッコイイ曲ですが、意外と全パート簡単なので、初心者バンドがコピーする曲としてもぴったりだと思います。
ただ、テンポが速めなので、思ったように弾けない場合はゆっくりのテンポから練習してみましょう。
MONGOL800「小さな恋のうた」
- エレキギター向け
- 難易度: (ふつう)
- BPM:230
- カポタスト:なし
「小さな恋のうた」は初心者バンドがコピーすることが多く、ギターもシンプルで簡単です。
冒頭のブリッジミュートが速いのでちょっと練習が必要ですが、それ以外はパワーコードをジャカジャカするだけ。
ただ、結構テンポが速めなのでしっかりとメトロノームを使いながら、遅れないように練習してみましょう。
ブリッジミュートのフレーズは全部ダウンピッキングなのですが、厳しい場合はオルタネイトピッキング(上下交互)で弾いてしまってもまずはOKだと思います。
ダウンピッキングで弾けるようになりたい場合は、ゆっくりのテンポから徐々に上げるように練習してみてください。
ONE OK ROCK「完全感覚Dreamer」
- アコギ、弾き語り向け
- 難易度: (ふつう)
- BPM:190
- カポタスト:なし
ONE OK ROCKの曲は難しそうなイメージがありますよね。
確かにドラムやボーカルは難しいんですが、実はギターパートは結構簡単なんです。
この曲はほとんどパワーコードとオクターブ奏法だけで弾ききれるので、初心者ギタリストでも挑戦しやすいと思います。
エレキギターだけでなく、アコギで弾き語りをするのも楽しいですよ。
おわりに
いくつか初心者向けの練習曲を紹介しました。
これ以外にも簡単な曲は結構多いので、ぜひ探してチャレンジしてみてくださいね。
また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、よかったらチャンネル登録お願いします!
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