どうも、サッキーです。
作曲って初心者にとっては何をしたらいいのかちんぷんかんぷんですよね。
「音楽理論をまず学べ」と言われても、何を勉強したらいいのかも分からないと思います。
「とりあえず作ってみよう」と挑戦してみたはいいものの何から手をつけて良いのかわからないし、メロディを作ってみても何かしっくりこない。
そんな感じで挫折してしまうという方をよく見かけます。
今回はそんな風に挫折してしまう方が一人でも減ることを目的に記事を書いてみたいと思います。
挫折しない作曲方法とは
では、「挫折しない作曲方法」とは何なのかというと、簡単に言えば「挫折しやすい作曲方法」の逆をやればいいのです。
よくある挫折パターンなのが、「メロディを作ったはいいが、伴奏が思い浮かばない」というもの。
何故伴奏作りが難しいのかというと、メロディに合った伴奏を作るためには音楽理論的な知識が必要になるためです。
それならば逆に伴奏から作ってしまえば良いのです。
作曲に慣れている人ならば普通に伴奏から作り始めることも多いですが、初心者の方は何故か「曲作り=メロディから先に作る」と思っている方がいらっしゃいます。
ですが、経験をもとに考えると、初心者は伴奏から先に作る方法が圧倒的に簡単です。
実際に作ってみよう
「伴奏から先に作れって言ったって作り方がわかんねーよ!」と言われそうなので、具体的に作り方を説明したいと思います。
コード進行を探してくる
初心者の方で、自分でコード進行を作ろうと頑張っている方もいるかもしれませんが、あまりオススメできません。
なぜかと言うと歌モノのコード進行というのはある程度定石的なものがあり、それを一から自分で作るとなると「車輪の再発明」のように返ってコスパが悪いです。
初心者の頃はとりあえず量をこなして慣れることが重要なので、コード進行は「探すもの」と考えましょう。
で、どうやって探してくるのかというと、好きな曲のコードをそのまま真似してしまってOKです。コード進行に著作権はありませんので。
耳コピでもいいですが、難しい方はコード解説サイトなどがたくさんありますので、そこから探してきてしまいましょう。
Aメロ、Bメロ、サビを同じ曲から持ってきてもいいですが、それぞれ別の曲から持って来るのもいいと思います。
その時はキーを合わせる必要がありますので、注意しましょう。
そして探してきたコード進行をDAW上で好きなリズムパターンで打ち込みます。
ギターが弾ける方はギターで弾いてしまってもかまいません。
また、原曲と同じキー、BPMにしてしまうと後々メロディを作る時に原曲に引っ張られてしまう可能性があるので、変えたほうが安全です。
ドラムをつける
次にドラムを付けていきます。
ドラムの演奏パターンを知ってる方は自由に打ち込んでしまってかまいませんが、分からない方はドラム音源にリズムパターン集が付属していると思うのでそこから曲に合うものをコピペしてしまいましょう。
ベースをつける
ドラムの次はベースを付けていきます。
シンセベースでもOKですし、弦のベースが弾けるっていう方は弾いてしまいまってもOKです。
凝ったベースラインを作るのは意外と難しいので、最初はルート弾きでOKです。
メロディを付ける
そしていよいよメロディを作っていきます。
既にドラムパターンとコード進行が確定しているのでそれに合うようにメロディを作りましょう。
最初は小難しいことを考えずに、歌って作る方法が一番いいと思います。
何回か歌ってみていい感じのものが出てきたらそれを残して他の部分を考える、というのを繰り返します。
なかなか思い浮かばないときは散歩でもしてリフレッシュしましょう笑
関連記事
[blogcard url=”https://sakky.tokyo/post-40/”]
最後に足りない場所に上モノをつける
最後にメロディの隙間にストリングスでおかずを入れたり、足りない帯域に上モノを付けていきます。
この工程はある程度知識とセンスが要求されるのでやらなくても大丈夫です。
シンプルイズベストという言葉もありますからね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
この方法を実践してみると、メロディから伴奏を作るよりも伴奏からメロディを作ったほうが楽なことに気付くと思います。
「なんでも良いから文章を書け」と言われるより「この本の感想を書け」と言われる方が簡単なのと同じように、伴奏から作ることで、ある程度方向性がはっきりした状態でメロディを作る方が実は簡単なのです。
この記事を呼んで少しでも作曲を挫折してしまう人が減ることを願っています。
また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、よかったらチャンネル登録お願いします!
筆者のツイッターはこちら!