作曲に挫折してしまう理由5選!挫折しない方法を考えよう

どうも、作曲家のサッキー@sakky_tokyo)です!

趣味や仕事として作曲をしてみたいと思う人はたくさんいますが、そのうち実際に作曲活動を続けられる人はおそらく10%にも満たないと思います。

つまりほとんどの人が途中で挫折してしまうわけです。

今回は作曲に挫折する人が少しでも減るように、作曲に挫折してしまう大きな理由とその解決方法について解説していきましょう。

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作曲に挫折してしまう理由

作曲に挫折してしまった人、挫折してしまいそうな人を何人か見ているとそのパターンは結構共通性があります。

大きく分けると以下の通り。

作曲を挫折してしまう大きな理由
  • 音感がない
  • 音楽理論が理解できない
  • 理想と現実の差が激しい
  • アイデアが出ない
  • めんどくさい

これらをひとつひとつ解説していきます。

音感がない

頭の中で何となくメロディが鳴っているのに、それをピアノやギターで表現できない。もしくは楽譜に書けないなど。

作曲初心者のころにはよくある悩みです。

特に楽器などの音楽経験がなく、作曲から始めた人に多い悩みじゃないでしょうか。

 

音楽理論が理解できない

作曲をするときに必要不可欠とも言われる音楽理論。

この音楽理論ですが、理解するのがかなり難しいのでそこで挫折してしまう人も多いようです。

楽器をやっていて、ある程度音感がある人でも音楽理論は苦手という方がかなりいます。

 

理想と現実の差が激しい

作曲を始めるまでは「自分でもかっこいい曲が作れそう」と思っている方が多いでしょう。

ですが、実際に始めてみるとその理想はすぐに打ち崩されます。

作曲は職人技的な部分が少なからずあるので、ある程度の経験が必要。

その現実に直面して挫折してしまう人も多いでしょう。

 

アイデアが出ない

メロディが思い浮かばない、かっこいいギターのフレーズが思いつかないなど、アイデアが出なくて挫折してしまうことはよくあります。

特にこの理由で挫折してしまう人は曲を量産するのが苦手で、最初の1曲はできたけど後が続かなかったというパターンが多いです。

また、完全に挫折とまではいかなくても、アイデアが出ないと数年以上かけてようやく1曲完成くらいのスローペースになってしまうこともあります。

 

めんどくさい

なんだかんだ、この理由で挫折する人が一番多いです。

作曲って楽しい創作活動というイメージがあるかもしれませんが、実際はめんどくさいことばかり。

確かに楽しいこともありますが、人によってはめんどくさいことのほうが多く感じてしまうことも当然あります。

最初は楽しいと思っていたとしても、徐々に面倒に感じて飽きてしまう人も。

 

挫折しない方法を考えてみた

上記の「挫折してしまう理由」を一つ一つ解決してしまえば挫折する人はかなり少なくなりますよね。

ということで、解決方法を考えてみました。

それぞれ解説していきます。

音感がない→耳コピをする

音感がないなら耳コピをするのが一番です。

例えば英会話をするときに一番重要なのが「ネイティブスピーカーを真似して喋ってみる」ということだと思いますが、音楽もそれと同じで、「プロを真似して曲を作ってみる」というのが一番効果的ではないでしょうか。

一曲まるまる完全コピーをするのが難しい場合は、コードとメロディだけ、それも難しいときは楽譜を買ってきてその通りに弾いたりDAWに打ち込んでみたりするのがオススメです。

 

音楽理論が理解できない→とりあえずほっとく

初心者のうちは音楽理論を覚える必要はありません。

行ったことがない土地の地図を覚えるのはかなり難しいですが、行ったことがある場所の地図なら簡単に覚えられますよね。

それと同じで、音楽理論も実際に使ったことがない理論はほとんど覚えられませんし、覚えられたとしても実感として理解ができないんです。

なので、音楽理論はとりあえずほっといて、感覚で曲を作りながら理論を学んでいくべきだと思います。

 

理想と現実の差が激しい→無駄に期待しすぎない

自分の成長は自分ではなかなか気付きにくいものなので、無駄に期待しすぎると落ち込みます。

でもやり続けていれば確実に成長するので、大きな期待をしすぎず続けていくことが大切です。

例えば僕の場合、初心者の頃は全然成長している実感がなかったのですが、20曲ぐらい作った頃、最初に作った曲を改めて聴いてみたらあまりのクオリティの低さに自分で驚いてしまいました。笑

そんな感じで、成長は徐々にするものなので、大きな期待をしすぎずじっくりとやっていきましょう。

 

アイデアが出ない→他人のアイデアを借りる

作曲初心者のうちは、「作曲=完全オリジナルなアイデアを音楽化したもの」みたいなイメージを持ってしまいがちですが、実はちょっと違います。

過去の偉人と呼ばれるような音楽家たちでも、それ以前の音楽的な文脈を踏まえて曲を作っているわけであって、すべてがオリジナルというわけではありません。

例えばあなたが作曲に使っているピアノやギターはそもそも他の人が開発した楽器なので、それを使っている時点で「完全オリジナル」ではありませんよね。

このように、実は完全にオリジナルな曲を作るというのはほぼ不可能なんです。

 

では、多くの作曲家たちはどのようにして曲を作ってきたかというと、簡単に言えば「模倣」です。

その模倣の中に、ほんの少し自分ならではのエッセンスやアイデアを練り込むことで「オリジナル曲」というものを作っていきます。

なので、思い浮かばないところは他の曲を参考にしてみるというのもオススメです。

 

めんどくさい→とりあえずやってみる

めんどくさくて挫折しそうなときは「とりあえずやってみる」というのを心がけましょう。

脳科学的には「やる気」というものは、やっているうちに徐々に出てくるものなんだとか。

つまり「やる気が出ないからやらない」なのではなく「やらないからやる気がでない」ということ。

逆に言うと、面倒でもとりあえずやってみるだけで徐々にやる気が出てきて、作業がどんどん進むということでもあるんです。

実際に僕もこれを経験しているので、とりあえずやることを心がけて作業するようにしています。

 

まとめ

「このままでは挫折してしまう、でも続けたい」という気持ちがあるときには挫折してしまいそうな原因を一つ一つ潰していくことが大切です。

今回紹介したこと以外にも挫折してしまいそうになる理由はもちろんあると思います。

実は冷静に考えてみると大した理由ではなかったりするので、ぜひ頭を使って原因や理由を潰していってみてくださいね。

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