どうも、作曲家のサッキー(@sakky_tokyo)です!
このページでは、DTMを始めてみたい人が用意するべきものと、必要な理由をまとめました。
必要な理由が分かっているとどれに予算をかけるべきかが分かってきます。
逆に、自分には必要ないものも分かってくるので、お金を無駄にせずに済むというメリットもありますよね。
今回は「最低限必要なもの」と「なくてもいいけどあったら便利なもの」の2種類に分けているので、ぜひ参考にしてみてください。
最低限必要なもの
パソコンorスマホ
DTMはコンピューターを使って音楽を作ることなので、当然ながらパソコンやスマホが必要になります。
以前はパソコンでしかできなかったDTMも、最近ではスマートフォンを使ってできるようになったので、手軽に始めたい人はスマホがオススメです。
ただ、スマホだと高度な処理が難しいので、本格的な音楽制作がしたい場合はやっぱりパソコンがいいでしょう。
パソコンを購入するときはWindows、MacどちらでもOKです。
DAW
DAWはDigital Audio Workstationの略で、DTMのあらゆる作業のプラットフォームとなるソフトウェアです。
DAWでは録音や再生だけでなく、音を混ぜ合わせるミックス作業や、音楽の最終仕上げをするマスタリング作業なども行います。
さまざまな種類のDAWがありますが、基本的に性能などに大きな違いはありません。
ただ、操作性などがDAWによって微妙に異なるので、DAWによって得意な音楽ジャンルなども違ってくると言われています。
ちなみに日本ではSteinbergのCubaseというDAWソフトが大人気です。
特にどれにするか決まっていない場合はこういった人気のソフトをとりあえず使ってみるのがいいでしょう。
ヘッドホン
音楽を作るので、当然ながら再生する機器が必要になります。
DTMではスピーカーやヘッドホンを使うのが定番ですが、日本の住宅事情を考えると大きな音を出せる人は少ないと思うので、最初はヘッドホンを揃えるのがオススメです。
ちなみに音楽制作ではモニターヘッドホンやモニタースピーカーと呼ばれる機材がよく使われます。
これらの機材は普通のヘッドホンやスピーカーと比べて癖のない音が出るので、DTMをやるときにはぜひモニター系の再生機材を持っておきましょう。
個人的に初心者にオススメなのが、SONYのMDR-7506というヘッドホン。
モニターヘッドホンの中では比較的安価な部類ですが、プロのエンジニアなどにも愛用者が多くいます。
オーディオインターフェイス
聞き慣れない名前だと思いますが、DTMにはオーディオインターフェイスという機材がほぼ必須です。
オーディオインターフェイスの機能を一言でいうなら「パソコンの音の出入り口」といった感じでしょうか。
スピーカーやヘッドホンに音を出力したり、ギターやマイクの音をパソコンやスマートフォンに取り込むのがオーディオインターフェイスの役割です。
「パソコンにもマイク端子やヘッドホン端子があるけど…?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、パソコンに最初から取り付けてある端子は音楽制作用ではないので、音質にも問題がありますし、音も遅延してしまいます。
最近ではオーディオインターフェイスも安くなっているので、ぜひDTMを始めるときに購入しておきましょう。
あると便利な機材
MIDIキーボード
MIDIキーボードはパソコンにつなげてDAW内部の音源を演奏するための機材です。
ピアノが弾ける人はもちろん、ピアノが弾けない人でも音色の確認やちょっとしたメロディの打ち込みなどに大活躍します。
最近ではコンパクトサイズで安価なものもたくさんあるので、予算に余裕がある場合はぜひ手に入れておきましょう。
モニタースピーカー
しっかりと防音ができるときにはモニタースピーカーがあると便利です。
スピーカーは以下のように音が混じり合うので、ヘッドホンとは違った音が聴こえます。
音の混じり合いはミックスなどにも影響があるので、ぜひスピーカーは手に入れておきましょう。
マイク
マイクがあると歌やアコースティックギターの音を自分で録音できるようになります。
DTMでよく使われるマイクは主に以下の2種類。
- ダイナミックマイク
- コンデンサーマイク
コンデンサーマイクのほうが感度が高く音質が良いのですが、防音がしっかりしていないと雑音を拾いすぎてしまいます。
なので、しっかりとした環境が用意できない場合は、雑音を拾いにくく安価なダイナミックマイクのほうがオススメです。
ちなみにダイナミックマイクではSHUREのSM58が定番中の定番なので、ぜひチェックしてみてください。
追加プラグイン
DTMでは音源やエフェクトのプラグインを使って音楽制作をしていきます。
こういったプラグインのクオリティが、最終的な音楽のクオリティに直結するといっても過言ではありません。
DAWにも最初から付属しているプラグインがありますが、有料で別売りしているプラグインのほうがクオリティが高い傾向にあります。
なので、予算に余裕があるときは音源やエフェクトなど、優先順位が高いものからプラグインを購入していきましょう。
おわりに
DTMに必要なものを簡単に紹介してみました!
これらを揃えて楽しいDTMライフを送ってくださいね。
また、筆者は音楽関連の講座動画をYouTubeでたくさん公開しているので、よかったらチャンネル登録お願いします!
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